杯の少女

アーチャー家、リビング・・・

「ーーーっていう訳で今、美遊ちゃんの魔法の訓練をしてたの。」

「な、なるほど・・・」

「「ほぇ~~~」」

「なのはさんを上回る魔力………」

「改めて、衛宮美遊です。10歳で昨夜からこちらでお世話になってます。」

なのはの説明を聞いて、そう言うアインハルト、リオ、コロナ、ミウラの四人に対し、美遊は改めてそう自己紹介する。

「わたしはコロナ・ティミル。ヴィヴィの幼馴染みで12歳。よろしくね。」

「あたしはリオ・ウェズリー!コロナと同じくヴィヴィの幼馴染みの12歳!よろしく!!」

「ボクはミウラ・リナルディ。15歳。よろしくね。」

「アインハルト・ストラトス。同じく15歳です。先程は失礼しました。」

「いえいえ……こちらこそ……」

ピンポーン

頭を下げながらそう自己紹介するアインハルトに対し、美遊も頭を下げながらそう言うなか、玄関からインターホンが聞こえてくる。

「?誰かな?」

『どうやらアミエーラさんのようです。』

「私が出るね。」

首を傾げながらそう言うなのはにレイジングハートがそう言うなか、ヴィヴィはそう言いながら玄関へと向かう。

玄関・・・

ガチャッ!!

「こんにちは、アミエーラさん。」

「こんにちは、ヴィヴィ。今日はお届け物があって来ました。」

ドアを開けながらそう挨拶するヴィヴィに対し、カオリの親友にして佳奈多が立ち上げた『特務GUTS』の副隊長でもある神機使いの女性、アリサ・イリニーチア・アミエーラは笑顔でそう挨拶する。

後ろにはキャリーバックに様々な小包が括り付けられている。

「ありがとうございます。ささっ、どうぞ上がってください。」

「お邪魔します。」

ヴィヴィに案内される形でアリサはアーチャー家へと入っていった。
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