杯の少女
『アトラン王国』、郊外、『Xショッカー』アジト・・・
「なるほど……我々の知る変身者とは違う者が変身するクローズチャージに生身で魔化魍を撃破した小娘達か……」
「如何致しましょう?デェムシュ様……」
その頃、『アトラン王国』の郊外に秘密裏に建てられた『Xショッカー』のアジトにて、部下であるヴァルゴゾディアーツから受けた報告についてそう言う幹部にして現トップであるデェムシュ進化体に対し、ヴァルゴゾディアーツはそうお伺いを建てる。
「ふむ……小娘が持つあのロストロギアを利用した強力な兵器を生み出し、その兵器で忌々しき仮面ライダー共がいないこの世界を蹂躙し新たな拠点にする計画だったのだが……障害に成りうる其奴 らを先ずは消さなくては………」
対するデェムシュがそう言いながら思案するなか、
「ククク……お困りのようだなぁ……『ディリンク』やその他の仮面ライダー共によって一度は壊滅寸前まで追い込まれた、別次元のショッカーと財団Xの統合組織、『Xショッカー』の幹部にして現トップ、デェムシュ………」
『!?』
何処からか、ソロモンがそう言いながら現れる。
「何者だ!?貴様!!」
突如、自分達の前に現れたソロモンに対し、ヴァルゴゾディアーツはそう言いながらロディアを構える。
「待て。ヴァルゴ……」
「デェムシュ様!!」
「貴様では奴には勝てん……下がれ……」
「ッ……はい……」
「くはははっ!!流石!よくわかってんじゃねぇか!!」
「……貴様、一体何者だ?」
ヴァルゴゾディアーツを一旦下がらせた後、デェムシュ進化体はそうソロモンに尋ねる。
「ククク……俺はソロモン。ただの通りすがりの悪魔で魔王だ……」
「!?魔王だと?」
「お宅ら、『サマエルの匣』を狙ってるんだろ?あれは俺にとっても必要なもんでな……」
「……手を引けと?」
「無論、ただでとは言わねぇ……てめぇらの一番の野望はこの世界を含む『全ての世界の支配』………その志を同じくする、別次元の財団Xが母体である組織を仲介しようじゃねぇか。」
「!?別次元の財団Xが母体の組織だと?」
「ククク……一度は壊滅寸前にまで追い込まれたあんたらにとっても再起を図る意味では美味い話だろ?それともう一つ……あんたら二人に『新しい力』をくれてやるよ……」
ソロモンはそう言いながら懐から二枚のタロットカード…『セイバー』と『アサシン』のクラスカードを取り出した。
「なるほど……我々の知る変身者とは違う者が変身するクローズチャージに生身で魔化魍を撃破した小娘達か……」
「如何致しましょう?デェムシュ様……」
その頃、『アトラン王国』の郊外に秘密裏に建てられた『Xショッカー』のアジトにて、部下であるヴァルゴゾディアーツから受けた報告についてそう言う幹部にして現トップであるデェムシュ進化体に対し、ヴァルゴゾディアーツはそうお伺いを建てる。
「ふむ……小娘が持つあのロストロギアを利用した強力な兵器を生み出し、その兵器で忌々しき仮面ライダー共がいないこの世界を蹂躙し新たな拠点にする計画だったのだが……障害に成りうる
対するデェムシュがそう言いながら思案するなか、
「ククク……お困りのようだなぁ……『ディリンク』やその他の仮面ライダー共によって一度は壊滅寸前まで追い込まれた、別次元のショッカーと財団Xの統合組織、『Xショッカー』の幹部にして現トップ、デェムシュ………」
『!?』
何処からか、ソロモンがそう言いながら現れる。
「何者だ!?貴様!!」
突如、自分達の前に現れたソロモンに対し、ヴァルゴゾディアーツはそう言いながらロディアを構える。
「待て。ヴァルゴ……」
「デェムシュ様!!」
「貴様では奴には勝てん……下がれ……」
「ッ……はい……」
「くはははっ!!流石!よくわかってんじゃねぇか!!」
「……貴様、一体何者だ?」
ヴァルゴゾディアーツを一旦下がらせた後、デェムシュ進化体はそうソロモンに尋ねる。
「ククク……俺はソロモン。ただの通りすがりの悪魔で魔王だ……」
「!?魔王だと?」
「お宅ら、『サマエルの匣』を狙ってるんだろ?あれは俺にとっても必要なもんでな……」
「……手を引けと?」
「無論、ただでとは言わねぇ……てめぇらの一番の野望はこの世界を含む『全ての世界の支配』………その志を同じくする、別次元の財団Xが母体である組織を仲介しようじゃねぇか。」
「!?別次元の財団Xが母体の組織だと?」
「ククク……一度は壊滅寸前にまで追い込まれたあんたらにとっても再起を図る意味では美味い話だろ?それともう一つ……あんたら二人に『新しい力』をくれてやるよ……」
ソロモンはそう言いながら懐から二枚のタロットカード…『セイバー』と『アサシン』のクラスカードを取り出した。