なんか他国の勇者(屑)を轢きました

『フォールテ学園』、一年Sクラス、教室・・・

ガラッ!!

「おはよー。」

「おはよう♪ノゾミちゃん♪」

「……おは……」

「おはようございます。」

挨拶しながら教室に入ってきた私に対し、茶髪のボーイッシュな少女、アカリ・トレーダーちゃんと薄茶髪の物静かな少年、ジェイ・ウォーカー君と私と同じ黒髪の女顔の少年、カイン・アトラン君がそう挨拶を返してくれた。

「うん。おはよう。アカリちゃん。ジェイ君。カイン君。」

「おぃーす。」

「あ。マコト君。」

私がそう思いながら三人にそう言うなか、黒髪黒目の目付きの悪いいかにも不良ですって感じの少年がそう言いながら入ってくる。

彼の名はマコト・アイト君。他国である『ブッシィー共和国』での勇者召喚で喚ばれた勇者の巻き込まれでお父さんと同じ世界、地球の出身の少年。先月、何名かの屑と一緒にこの学校に編入してきました。
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