幻想の守護者が次元の守護神を連れてきました

「来るッス!!ロングホーンゼクター!!」ガチャンッ!!

男姿になった涼華はそう言いながら、ペンダントの鏡からライダーベルトを取り出し、装着する。

ブゥゥゥンッ!!パシッ!!

すると、何処からかロングホーンゼクターが飛んできて、涼華の手に収まる。

「変身!!」

『Henshin』

パキィィィンッ!!

次の瞬間、涼華は仮面ライダーロングホーン・マスクドフォームに変身し、

「キャストオフ!!」

『Cast Off』

ドカァァァンッ!!パキィィィンッ!!

『Change LongHorn』

ロングホーン・ライダーフォームに変身する。

「久しぶりに行くよ!!デネブ!!」

「あぁ!!」

フェンさんはそうデネブに言いながら、NEWゼロノスドライバーを装着し、チケットをライダーパスに入れて、ドライバーにセットする。

「変身!!」

『アルタイルフォーム』

パキィィィンッ!!

次の瞬間、フェンさんは仮面ライダーNEWゼロノス・アルタイルフォームに変身する。

「デネブ!!」

「あぁ!!」

変身した後、フェンさんはそう言いながら、ライダーパスからチケットを引き抜き、裏返して再びセットする。

デネブはそう返事しながら、後ろから両腕をクロスさせて、フェンさんの肩に両手を置く。

『ベガフォーム』

パキィィィンッ!!

次の瞬間、デネブがフェンさんに憑依し、肩に置いた両手が肩アーマーに変わり、胸にデネブの顔が出現し、マントが装着される。

フェンさんは今、アルタイルフォームからデネブが憑依したベガフォームに変わった。

「最初に言っておく……胸の顔はやはり飾りだ………」

『やっぱりそれは言うんだね。デネブ。』

「あ。いやぁ、久しぶりだし。言わなきゃ締まりがないんで。」

「それじゃあ、私も……いくよ。ポセイドン。」ガチャンッ!!

『あぁ……』

フェンさんとデネブがそう話をするなか、夢羽さんはそう言いながらポセイドンドライバーを装着し、ポセイドンドライバーにセットされている三枚のコアメダルに宿る、夢羽さんの使い魔でもある“意思”、ポセイドンはそう返事をする。

「変身!!」

『サメ!!クジラ!!オオカミウオ!!』

パキィィィンッ!!

次の瞬間、夢羽さんは仮面ライダーポセイドンに変身し、身体の所有権がポセイドンに移る。

「私達も行くぞ。リヒテル。」スッ

「あぁ。蒼牙閣下……来い!!マンティスゼクター!!」ガチャンッ!!

蒼牙さんはそう言いながらモスグリーンのディエンドライバー・・・ディラーネドライバー・ガンタイプを取り出しながらそう言い、リヒテルさんはそう返事しながらライダーベルトを装着する。

ブゥゥゥンッ!!パシッ!!

すると、何処からかマンティスゼクターが現れ、リヒテルさんの手に収まり、蒼牙さんはディラーネドライバーにライドカードを装填し、スライドする。

「「変身!!」」

『カメンライド ディラーネ!!』

『Henshin』

パキィィィンッ×2!!

次の瞬間、蒼牙さんとリヒテルさんは仮面ライダーディラーネと仮面ライダーマンティス・マスクドフォームに変身し、

「キャストオフ!!」

『Cast Off』

ドカァァァンッ!!パキィィィンッ!!

『Change Mantis』

リヒテルさんは仮面ライダーマンティス・ライダーフォームに変身した。

「!?仮面ライダーが十一人だと!?」

各々で変身したお父さん達の姿を見て、ユートピアドーパントがそう困惑の声を上げるなか、マンティーは剣を、レオは鉤爪を、シャーティは鞭を、エレファはピストルを取り出して構え、阿号は戦闘モードに変わり、にとりも戦闘体制を取る。

「それじゃあ、行きますか。」

そういうお父さんの言葉を合図に、私達はユートピアドーパントとヴァルゴゾディアーツ率いる怪人軍団に向かっていった。
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