戦姫達との邂逅

装者’s・スバル・ヴェルザVS『Xショッカー』戦闘員’s・・・

ズババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババァンッ!!

調が左右のヘッドギアのホルダーから大量の回転かいてんノコを放ち、面制圧するなか、切歌は肩アーマーからバーニア噴射しながら、コマのように高速回転しながらアームドギアで斬り倒していった。

α式・百輪廻

災輪さいりんTぃN渦ぁBェルティンカーベル

「ふぅ……これで全部デスか?」

「うん。響さん達も片付いたみたい。」

「ありがとう。おかげで助かったよ。」

「月読さん……暁さん……」

戦闘員達を撃破した後、そう話をする切歌と調に対し、スバルはそう話しかけ、セレナもそう言う。

「いえいえ……こちらこそ、セレナを護ってくれてありがとうデスよ。」

「セレナ、久し振り。」

「はい……お久し振りです……二人とも……本当に……!!」

笑顔でそう言う切歌と調に対し、セレナは涙を流しながらそう言う。

(良かった……二人は無事だったんですね……!!)

「せ、セレナ!?」

「どうかした」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

「「「「「「「「!?」」」」」」」」

そんななか、何処からか三十弾の光弾が襲いかかってくる。

「ちっ!!」ガシャンッ!!

襲いかかってきた光弾にクリスはすぐさま両手のクロスボウをガトリングガンに変化させる。

「うらあああぁぁぁーーーっ!!」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!

ガトリングガンに変化させた後、クリスは襲いかかってくる三十弾の光弾を全て撃ち落とす。

「ほぅ……ただの人間がここまでやるとは……」

その直後、光弾が放たれた方から、ティアナやフェイトと戦っている筈のヴァルゴゾディアーツがそう言いながら現れる。

「また新しい敵!?」

「そんな……あいつはティアとフェイトさんと戦っている筈」

「フッ!!」

「「「「「「「「!?」」」」」」」」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

響やスバルがそう言うなか、ヴァルゴゾディアーツは今度は四十弾の光弾を放ってくる。

「ちっ!しゃらくせぇぇっ!!」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!

「はあああぁぁぁーーーっ!!」

クリスがすぐさま光弾を撃ち落としていくなか、響が攻撃を仕掛ける。

「フッ・・・」

「!?」

が、ヴァルゴゾディアーツは響の拳や蹴りをことごとくかわしていく。

(動きが読まれてる!?)

「フッ!!」

響がそう思いながら動揺するなか、ヴァルゴゾディアーツはロディアを横凪ぎに振るってくる。

「ッ!!」

ヴァルゴゾディアーツが振るってきたロディアを響は前屈みになってかわす。

「ハッ!!」

ドカァァァンッ!!

「くっ!!」

が、ヴァルゴゾディアーツはすぐさま蹴りを入れ、響は腕をクロスして防御するも蹴り飛ばされる。

「響!!」ガシッ!!

「未来!!」

「はあああぁぁぁーーーっ!!」

ブオオオォォォーーーッ!!

未来がすぐさま響を受け止めるなか、ヴァルゴゾディアーツはロディアから竜巻を放ってくる。

「くっ!!」

ズガアアアァァァンッ!!

対する未来は扇からビームを放ち、ヴァルゴゾディアーツの竜巻と相殺させる。

『閃光』

「ん?」

パシィィィンッ!!

ヴァルゴゾディアーツの竜巻を未来が『閃光』で相殺させた直後、調のヨーヨーの糸がヴァルゴゾディアーツに絡みつき、拘束する。

『β式獄糸乱舞』

「捕まえた!切ちゃん!!」

「デェェェスッ!!」

調が『β式獄糸乱舞』で拘束したヴァルゴゾディアーツに対し、切歌は大鎌で斬りかかる。

「フッ・・・」

「「「「「「「「!?」」」」」」」」

ビュオオオォォォッ!!

が、次の瞬間、ヴァルゴゾディアーツはマゼンタの竜巻に包まれながら消えた。
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