戦姫達との邂逅
「ヒッ！？」
「まさか、『Ｘマジンラー』もこのタイミングで現れるなんてね……」
「私達は『Ｘマジンラー』ではない……ショッカーと財団Ｘが統合された組織、『Ｘショッカー』だ！！」
自分達を取り囲んだ戦闘員達を見て、セレナが思わず悲鳴を上げ、ティアナがそう言うなか、戦闘員達の間から恐らくリーダー格であろう、ヴァルゴゾディアーツがそう言いながら、アラクネアワームとスパイダーファンガイアを伴いながら現れる。
「！？『Ｘショッカー』？」
「『Ｘマジンラー』とは違う組織？」
「その娘の持つ箱を渡してもらおうか。」
スバルとヴェルザが首を傾げながらそう言うなか、ヴァルゴゾディアーツはセレナが抱えている『サマエルの匣』を指差しながらそう要求する。
「ッ！！」
「……お断りよ。この子はロストロギア共々、私達が保護する！！」
『ライダーモード、セットアップ！！』
パァァァ・・・
待機状態のクロスミラージュがそう言った瞬間、ティアナが光に包まれる。
パキィィィンッ！！
次の瞬間、ティアナがストライクガンダムを元にした、基本カラーが青、白、赤の三色で複眼はオレンジ、頭部のアンテナ部分がブレードアンテナになったG3-X・・・かつて、ヒューイが装着したG4のパーツを用い改修強化されたG3-X、『G4-X』に包み込まれる。
「貴様、仮面ライダーか！！」
「！？」
G4-Xに変身したティアナを見て、ヴァルゴゾディアーツがそう言うなか、セレナはソロモンのインヴェイドを思い起こす。
「ハッ！……ハァ……ッ！！」
「「！？」」
「！？どうしたの！？セレナちゃん！！」
「ハッ！……ハァ……ッ！！」
インヴェイドを思い起こしたセレナは恐怖の記憶から発作の症状を見せる。
「！？」
(この子、怪人達より仮面ライダーに変身した私に怯えてる！？)
「スバルッ、その子を連れて後退！フェイトさん達と合流して！！」
そんなセレナの様子にティアナはすぐさまスバルにそう指示する。
「ティアナさん。私は？」
「ヴェルザはスバルと一緒にその子を護って！ここは私が抑える！！」
「そんな……一人じゃ無茶だよ！ティア！！」
続けてヴェルザにそう指示するティアナに対し、スバルはそう言う。
「わかってるわよ。そんなこと……だから、フェイトさんに応援をお願いして！！」
「ッ！了解！！」
「了解しました！！」
「この状況で逃げられると思っているのか？」
ヴァルゴゾディアーツがそう言うなか、取り囲んだ戦闘員達がじりじりと迫ってくる。
「はぁっ！……はぁ……っ！！」
「大丈夫だよ……安全なところまで一直線だから！！」
迫ってくる『Ｘショッカー』の戦闘員に発作が更に酷くなるセレナに対し、スバルは優しい笑顔でそう言う。
「？」
「“ウイングロード”！！」
ズオオオォォォーーーッ！！
次の瞬間、スバルは“ウイングロード”を展開する。
『！？』
「！？」
「しっかり掴まってて！！」
“ウイングロード”を展開した後、スバルはそう言いながら、セレナを抱き抱えながらマッハキャリバーのローラーで駆け出す。
「あっ……」
(温かい……)
「！？逃がすな！！追えっ！！」
自分を抱き抱えながら駆け出すスバルの体温にセレナが温かみと安心感を感じるなか、ヴァルゴゾディアーツはすぐさま戦闘員達に指示し、何体かの戦闘員が“ウイングロード”に乗って追跡を開始する。
「させないっ！！」
ズバババババァンッ！！
ズガガガガガァンッ！！
「「「「「ぐわあああぁぁぁっ！？」」」」」
「「「「「グオオオォォォッ！？」」」」」
スバルが“ウイングロード”を展開するのと同時にナタクフォームのホーリートライデントを装着したヴェルザは投擲したシェンロンシールドで五体のマスカレイドドーパントを、頭部のバルカンで五体のグールを撃破する。
が、五体のダスタードがスバルとセレナの後を追う。
「ッ！？」
「くっ！相棒！！」
『はい！！』
追いつかれまいとスバルは更に加速する。
「「「「「フッ！！」」」」」
ズドドドドドッ！！
「「！？」」
そんな二人に対し、五体のダスタードはエネルギー手裏剣を放ってくる。
「はぁっ！！」
「「「「「「「「！？」」」」」」」」
ズバァァァンッ！！
が、異変を察知したフェイトが片手直剣のキャリバーフォームのバルディッシュでダスタード達のエネルギー手裏剣を叩き斬りながら駆けつける。
「はあああぁぁぁっ！！」
ズババァァァンッ！！
駆けつけた後、フェイトはバルディッシュですれ違い様に二体のダスタードを斬り裂き、
ズガガガァァァンッ！！
続けてファランクスで残りの三体を撃ち抜き、撃破する。
「「フェイトさん！！」」
「スバル、ヴェルザ、状況は！？」
「ッ、『Ｘショッカー』と名乗る組織からの襲撃です！怪人が複数、います！！」
「その怪人達を、ティアナさんが一人で足止めしています！フェイトさん、応援をお願いします！！」
五体のダスタードを撃破した後、そう尋ねるフェイトに対し、スバルはそう報告し、ヴェルザはそう応援を要請する。
「わかった、今から送る指定ポイントに向かって。そこに別世界からきたシンフォギア装者達がいる。彼女達と合流して。」
「私達の名前を言って、身分証を見せれば理解してくれる筈だ。」
「「了解！！」」
「それじゃあ、行ってくる！！」
『“ソニックムーヴ”。』
ドンッ！！
そうしてフェイト は“ソニックムーヴ”を使って『Ｘショッカー』の怪人と戦っているティアナの元へと向かう。
「！？人が雷を纏って飛んだ……！？」
「セレナちゃん、もう少しだけ掴まっててね。」
スバルはそう言いながら“ウイングロード”を伸ばし、ヴェルザとセレナと共に響達の元へと向かった。
「まさか、『Ｘマジンラー』もこのタイミングで現れるなんてね……」
「私達は『Ｘマジンラー』ではない……ショッカーと財団Ｘが統合された組織、『Ｘショッカー』だ！！」
自分達を取り囲んだ戦闘員達を見て、セレナが思わず悲鳴を上げ、ティアナがそう言うなか、戦闘員達の間から恐らくリーダー格であろう、ヴァルゴゾディアーツがそう言いながら、アラクネアワームとスパイダーファンガイアを伴いながら現れる。
「！？『Ｘショッカー』？」
「『Ｘマジンラー』とは違う組織？」
「その娘の持つ箱を渡してもらおうか。」
スバルとヴェルザが首を傾げながらそう言うなか、ヴァルゴゾディアーツはセレナが抱えている『サマエルの匣』を指差しながらそう要求する。
「ッ！！」
「……お断りよ。この子はロストロギア共々、私達が保護する！！」
『ライダーモード、セットアップ！！』
パァァァ・・・
待機状態のクロスミラージュがそう言った瞬間、ティアナが光に包まれる。
パキィィィンッ！！
次の瞬間、ティアナがストライクガンダムを元にした、基本カラーが青、白、赤の三色で複眼はオレンジ、頭部のアンテナ部分がブレードアンテナになったG3-X・・・かつて、ヒューイが装着したG4のパーツを用い改修強化されたG3-X、『G4-X』に包み込まれる。
「貴様、仮面ライダーか！！」
「！？」
G4-Xに変身したティアナを見て、ヴァルゴゾディアーツがそう言うなか、セレナはソロモンのインヴェイドを思い起こす。
「ハッ！……ハァ……ッ！！」
「「！？」」
「！？どうしたの！？セレナちゃん！！」
「ハッ！……ハァ……ッ！！」
インヴェイドを思い起こしたセレナは恐怖の記憶から発作の症状を見せる。
「！？」
(この子、怪人達より仮面ライダーに変身した私に怯えてる！？)
「スバルッ、その子を連れて後退！フェイトさん達と合流して！！」
そんなセレナの様子にティアナはすぐさまスバルにそう指示する。
「ティアナさん。私は？」
「ヴェルザはスバルと一緒にその子を護って！ここは私が抑える！！」
「そんな……一人じゃ無茶だよ！ティア！！」
続けてヴェルザにそう指示するティアナに対し、スバルはそう言う。
「わかってるわよ。そんなこと……だから、フェイトさんに応援をお願いして！！」
「ッ！了解！！」
「了解しました！！」
「この状況で逃げられると思っているのか？」
ヴァルゴゾディアーツがそう言うなか、取り囲んだ戦闘員達がじりじりと迫ってくる。
「はぁっ！……はぁ……っ！！」
「大丈夫だよ……安全なところまで一直線だから！！」
迫ってくる『Ｘショッカー』の戦闘員に発作が更に酷くなるセレナに対し、スバルは優しい笑顔でそう言う。
「？」
「“ウイングロード”！！」
ズオオオォォォーーーッ！！
次の瞬間、スバルは“ウイングロード”を展開する。
『！？』
「！？」
「しっかり掴まってて！！」
“ウイングロード”を展開した後、スバルはそう言いながら、セレナを抱き抱えながらマッハキャリバーのローラーで駆け出す。
「あっ……」
(温かい……)
「！？逃がすな！！追えっ！！」
自分を抱き抱えながら駆け出すスバルの体温にセレナが温かみと安心感を感じるなか、ヴァルゴゾディアーツはすぐさま戦闘員達に指示し、何体かの戦闘員が“ウイングロード”に乗って追跡を開始する。
「させないっ！！」
ズバババババァンッ！！
ズガガガガガァンッ！！
「「「「「ぐわあああぁぁぁっ！？」」」」」
「「「「「グオオオォォォッ！？」」」」」
スバルが“ウイングロード”を展開するのと同時にナタクフォームのホーリートライデントを装着したヴェルザは投擲したシェンロンシールドで五体のマスカレイドドーパントを、頭部のバルカンで五体のグールを撃破する。
が、五体のダスタードがスバルとセレナの後を追う。
「ッ！？」
「くっ！相棒！！」
『はい！！』
追いつかれまいとスバルは更に加速する。
「「「「「フッ！！」」」」」
ズドドドドドッ！！
「「！？」」
そんな二人に対し、五体のダスタードはエネルギー手裏剣を放ってくる。
「はぁっ！！」
「「「「「「「「！？」」」」」」」」
ズバァァァンッ！！
が、異変を察知したフェイトが片手直剣のキャリバーフォームのバルディッシュでダスタード達のエネルギー手裏剣を叩き斬りながら駆けつける。
「はあああぁぁぁっ！！」
ズババァァァンッ！！
駆けつけた後、フェイトはバルディッシュですれ違い様に二体のダスタードを斬り裂き、
ズガガガァァァンッ！！
続けてファランクスで残りの三体を撃ち抜き、撃破する。
「「フェイトさん！！」」
「スバル、ヴェルザ、状況は！？」
「ッ、『Ｘショッカー』と名乗る組織からの襲撃です！怪人が複数、います！！」
「その怪人達を、ティアナさんが一人で足止めしています！フェイトさん、応援をお願いします！！」
五体のダスタードを撃破した後、そう尋ねるフェイトに対し、スバルはそう報告し、ヴェルザはそう応援を要請する。
「わかった、今から送る指定ポイントに向かって。そこに別世界からきたシンフォギア装者達がいる。彼女達と合流して。」
「私達の名前を言って、身分証を見せれば理解してくれる筈だ。」
「「了解！！」」
「それじゃあ、行ってくる！！」
『“ソニックムーヴ”。』
ドンッ！！
そうして
「！？人が雷を纏って飛んだ……！？」
「セレナちゃん、もう少しだけ掴まっててね。」
スバルはそう言いながら“ウイングロード”を伸ばし、ヴェルザとセレナと共に響達の元へと向かった。
