幻想の守護者が次元の守護神を連れてきました

あ。どうも。只今、彩夏さんと夢羽さんに作ってもらった指輪でオリジナルライダー、仮面ライダーホープに変身して、突然、襲撃してきたヴァルゴ・ゾディアーツと戦っていたノゾミ・ナカムラです。はい。

って私はまた誰に説明してるんだろう?

「ノゾミ!!」

「ノゾミ!!大丈夫!?」

私がそう思いながら首を傾げているなか、お父さんやリヒテルさん達と一緒にお父さんのサイライナーで駆けつけてくれた阿号とにとりがそう言いながら駆け寄ってくる。

「阿号。にとり……」

「大丈夫?ノゾミ。怪我はない?」

「うん。私は大丈夫だよ。」

「そっか……よかった……」

「……あれが敵か……」

私とにとりがそう話しているなか、阿号は真剣な表情でそう言いながら、先程まで私とヴィヴィオ叔母さんが戦っていたヴァルゴ・ゾディアーツとユートピア・ドーパントの方を見る。

「ほぅ……まさか、我ら、『Xマジンラー』の前身の組織、『マジンラー』の元幹部の人型魔導具の阿号とその現パートナーの河城にとりが本当にこの世界に来ていたとはね……」パチンッ!!

そんななか、ユートピア・ドーパントはそう言いながら、指パッチンする。

『!?』

すると次の瞬間、ユートピア・ドーパントとヴァルゴ・ゾディアーツの後ろに銀のオーロラが出現し、そこから三十体のモールイマジンと三十体のマスカレイドドーパント、三十体の屑ヤミー、三十体のダスタード、二十体のライオトルーパーの計一四〇体の怪人が現れた。

・・・え?・・・マジで・・・?

「フフフ……裏切り者の人型魔導具とそのパートナーの河童、二人の仮面ライダーだけでこの数は倒せますかな……?」

新たに現れた怪人軍団に私がそう思っているなか、ユートピアドーパントは不敵な笑みを浮かべながらそう言う。

「おいおい……誰が仮面ライダーは二人だけだって言ったよ?」ガチャンッ!!

そんなユートピアドーパントに対し、お父さんはそう言いながら裁王ドライバーを装着し、ライダーパスを取り出し、セタッチする。

「変身!!」

『ブレイドフォーム』

パキィィィンッ!!

次の瞬間、お父さんは仮面ライダー裁王・ブレイドフォームに変身する。

「!?電王!?」

「違う。僕は仮面ライダー裁王………」スッ

変身したお父さんの姿を見て、そう困惑の声を上げるユートピアドーパントに対し、お父さんはそう言いながら、右手の人指し指を向ける。

「さぁ、おまえ達に裁定を下そう。」

次の瞬間、お父さんはそう決め台詞を言う。

「ほな。うちらも久しぶりにいくとするかぁ。ツバキはん。」ガチャンッ!!カチッ!!

『ジョーカー!!』

「えぇ。」キュゥゥゥンッ!!カチッ!!

『サイクロン!!』

「「変身!!」」

ガチャンッ!!キュゥゥゥンッ!!ガチャンッ!!ガチャンッ!!

ガッチャンッ!!

『サイクロン・ジョーカー!!』

パキィィィンッ!!

次の瞬間、サクヤとツバキもそう言いながら、仮面ライダーW・サイクロンジョーカーに変身する。

「!?Wまで!?」

「『さぁ、おまえ達の罪を数えろ(や)!!』」

「オレ達も久しぶりにイくぜwwwスィンwww」ガチャンッ!!

変身したサクヤ&ツバキを見て、困惑しながらそう言うユートピアドーパントにサクヤ&ツバキがそう決め台詞を言うなか、彩夏さんはそうお母さんに言いながら、フラッシュドライバーを装着し、フラッシュフォンを取り出す。

「えぇ。」スッ

対するお母さんもそう言いながら、変身音笛を取り出す。

ピィィィーーーッ!!

461 ENTER

『STANDING BY』

「変身!!」

「・・・ハッ!!」

『COMPLETE』

ズバァァァンッ!!

パキィィィンッ×2!!

次の瞬間、彩夏さんは仮面ライダーフラッシュに、お母さんは仮面ライダー氷鬼に変身した。
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