「フッ！！」

「くっ………」

ズシィィィッ！！

その頃、オリジナルライダー、仮面ライダーアースに変身したヴィヴィオと戦っていたユートピア・ドーパントは通常の十倍の重力をヴィヴィオにかけ、身動きを封じる。

「はあああぁぁぁーーーっ！！」

身動きを封じたヴィヴィオに対し、ユートピア・ドーパントは青炎を纏わせた杖で殴りかかる。

「甘いよ！！」ｶﾞｯ!!

「！？」

が、ヴィヴィオはそう言いながら、“武装色”の覇気と同じ効果のある武属性と聖属性のWの“身体強化”した状態でユートピア・ドーパントの杖を受け止め、

「ハッ！！」

「！？」

ドカァァァンッ！！

カウンターで駆け上がるようにユートピア・ドーパントを蹴り飛ばし、杖を奪い取る。

「ぐはっ！？」

「はあああぁぁぁーーーっ！！」

「！？」

ドカァァァンッ！！

ユートピア・ドーパントを蹴り飛ばした後、ヴィヴィオは奪い取った杖に武属性と聖属性の魔力を纏わせて、一閃、

ドカァァァンッ！！

二閃して吹き飛ばす。

「ぐわあああぁぁぁっ！？」

「ヴィヴィオ先生！！」

「ノゾミちゃん！！」

ユートピア・ドーパントを吹き飛ばした直後、オリジナルライダー、仮面ライダーホープに変身して、ヴァルゴ・ゾディアーツと戦っていたノゾミがそう言いながら、ヴィヴィオと合流する。

「くっ……」

「やってくれますね……」

一方、ユートピア・ドーパントもそう言いながら、ノゾミに攻撃を跳ね返され、ダメージを負ったヴァルゴ・ゾディアーツと合流する。

ポォォォーーーッ！！

「「「「！？」」」」

そんななか、何処からか、一翔のサイライナーが走ってくる。

「ノゾミ！！ヴィヴィオ！！」

「大丈夫！？」

次の瞬間、サイライナーからそう言う一翔とスィンを始め、彩夏、夢羽、フェン、デネブ、ツバキ、サクヤ、涼華、レオ、マンティー、シャーティ、エレファ、阿号、にとり、リヒテル、蒼牙の計十六人が降りてくる。

尚、エレファは前作から２２年の月日の間で成長し、現在は灰色髪のイケメソになっているので悪しからず。