幻想の守護者が次元の守護神を連れてきました

ズガガガガガガガガガガァンッ!!

「グオオオォォォーーーッ!?」

ノゾミが放った十弾の“アイスバレット”は全弾命中し、ヴァルゴ・ゾディアーツを吹き飛ばす。

「くっ……」

「良い機会だから昨日、彩夏さんと夢羽さんに作ってもらったこれを試させてもらうよ。」スッ

ヴァルゴ・ゾディアーツを吹き飛ばした後、ノゾミはそう言いながら、両手に指輪を嵌め、右手の白い手形の宝石が付いた指輪を腰に翳す。

『ドライバーオン・プリーズ』

すると、白い手形がバックルの金色のウィザードライバー・・・ホープドライバーが出現し、装着される。

ノゾミは両端のシフトレバーを操作して、手形を左側に傾ける。

『シャバドゥビタッチヘンシーン!!シャバドゥビタッチヘンシーン!!』

「変身。」

ホープドライバーからそう言う電子音声が聞こえるなか、ノゾミはそう言いながら、左手に嵌めたワインレッドの宝石に金色のカバーが付いた指輪、ソルリングのカバーを下ろし、手形に翳し、左手を左側に突きだす。

『ソル・プリーズ。サンサン・・・サンサン・・・!!』

パキィィィンッ!!

その瞬間、ノゾミの左側に縁が金色のワインレッドの魔法陣が現れ、ノゾミはその魔法陣を通過する。

次の瞬間、ノゾミはウィザードの赤の部分がワインレッド、黒の部分が白、銀の部分が金になった仮面ライダー・・・仮面ライダーホープに変身した。

「!?なんですって!?」

変身したノゾミの姿を見て、ヴァルゴ・ゾディアーツがそう困惑の声を上げるなか、ノゾミはサクラをしまい、

『コネクト・プリーズ』

「さぁ、希望のショータイムよ。」

代わりに変形可能の二刀流の金色の銃剣、ホープソードガンを取り出し、構えながらそう言う。

「希望のショータイムですって?笑わせないで!!」

そんなノゾミに対し、ヴァルゴ・ゾディアーツは激昂しながら、そう言いながら急接近し、ロディアで斬りかかる。

「フッ!!」

ガキィィィンッ!!

対するノゾミは左手のホープソードガンでヴァルゴ・ゾディアーツのロディアを受け止め、

「はぁっ!!」

「!?」

ズバァァァンッ!!

右手のホープソードガンで一閃、

ズバァァァンッ!!

二閃して、

「ハッ!!」

「!?」

ズドォォォンッ!!

突きを放って、吹き飛ばす。

「グオオオォォォーーーッ!?」

「ハッ!!」

「!?」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

吹き飛ばした後、ノゾミはすぐさまホープソードガン・ソードモードをガンモードに変えて、二十弾の銀の銃弾を放つ。

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!

「グオオオォォォーーーッ!?」

その二十弾の銃弾を受け、ヴァルゴ・ゾディアーツはさらなるダメージを受ける。

「はあああぁぁぁーーーっ!!」

そんなヴァルゴ・ゾディアーツに対し、ノゾミは両手のホープソードガンを再びソードモードに変えて、追撃しようとする。

「くっ………」バサァッ!!

が、ヴァルゴ・ゾディアーツは翼を羽ばたかせて、上空へと飛ぶことでその追撃をかわす。

「はぁっ!!」

ズドォォォンッ!!

かわした後、ヴァルゴ・ゾディアーツは竜巻をノゾミに向けて、放つ。

「………」

対するノゾミはシフトレバーを操作して、バックルの手形を右側に傾け、右手に指輪を嵌めて、手形に翳す。

『リフレクト・プリーズ』

「!?」

ズドォォォンッ!!

その瞬間、ノゾミの前に魔法陣が現れ、魔法陣はヴァルゴ・ゾディアーツの竜巻をヴァルゴ・ゾディアーツに向けて、跳ね返す。

ズガァァァンッ!!

「グオオオォォォーーーッ!?」

次の瞬間、ヴァルゴ・ゾディアーツは跳ね返された自らの竜巻を受け、さらなるダメージを受けながら地面に落下した。
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