未来からの襲撃者
現在、拓けた荒野・・・
「きゅー・・・」
「ノゾミ!!」
「お姉ちゃん!!」
「………」
“旋衝破”で投げ返された“織り成す協奏”を食らい、墜ちていくノゾミにセッテとヴェルザがそう言いながら駆け寄るなか、アインハルトは“織り成す協奏”を受け止め、投げ返した手を見つめる。
その手を覆っていた手甲はボロボロになり、痺れて震えていた。
(信じられません……この光 を纏った状態だというのに、危うく押し切られるところでした……まだまだ未熟者だということは自覚していましたが、彼女は一体……)
「凄いですね!!アインハルトさん!!」
「あんな凄い砲撃を投げ返すなんて!!」
そう思いながらノゾミを見つめるアインハルトに対し、そう言うヴィヴィやミウラといったナカジマジムの面々が駆け寄ってくる。
「なぁ。雪那。今、ノゾミが放ったのは……」
「えぇ、恐らくですが、マトイさんの“織り成す絶唱”を元にした技だと思います。それにその前に見せた彼女の動きはッ!?」
『!?』
ハルカと雪那がそう話をするなか、オレンジの体表にアイロンのような両手、緑の液晶ディスプレイのような顔をした人型の怪物、ヒューマノイドノイズの集団が現れ、ノゾミ達を取り囲む。
「な、なんだぜ!?こいつらは!?」
「『Xマジンラー』やショッカーの怪人じゃない!?」
魔理沙や霊夢がそう困惑の声を上げるなか、ノイズ達が襲いかかってくる。
ズバアアアァァァンッ!!
『!?』
「………」
が、そこに『G4事件』で獲得したシンフォギアモードのバルディッシュを纏ったフェイト が駆けつけ、ノゾミ達に迫っていたノイズを斬り伏せる。
「皆!!」
「大丈夫か!?」
「?フェイトさん?ですか?なんか別の誰かの声も聞こえるのですが……」
「つうかなんだ!?その格好は!!?///」
ノイズを斬り伏せた後、そう話しかけてくるフェイト に対し、雪那とハルカはそう言う。
「聖遺物の“力”でちょっとね!!」
ズバァァァンッ!!ズバァァァンッ!!
そんなハルカに対し、フェイトはそう説明しながらノイズを次から次へと斬り伏せていく。
林の中・・・
「邪魔が入ったか……まぁいい。獲物が増えただけだ……」
その様子を近くの林の中から観ていた襲撃者はそう言いながら右手を翳す。
草原・・・
ズバァァァンッ!!ズバァァァンッ!!
(くっ……これだけの数のノイズ…一体何処から……)
「危ない!フェイト!!」
「!?」
ズガァァァンッ!!
ズバァァァンッ!!
突然、出現してきたノイズのことについて、フェイトがそう思案するなか、赤紫の砲撃が放たれてくる。
が、直前に気付いた、フェイトとクロスユニゾンしている翼がそう言いながらバルディッシュで斬り裂いて防ぐ。
「魔力砲撃!?」
「一体何処から……」
「!そこだ!!“蒼の一閃”!!」
「ッ!!」
ズバアアアァァァンッ!!
フランと魔理沙がそう言うなか、フェイトはそう言いながら襲撃者の位置を捉え、大型化させたバルディッシュで大きな蒼い魔力刃を放つ。
が、襲撃者はかわしながらフェイト 達の前に現れる。
「!?」
「!?ルーミアに似ている?」
「フッ!!」
ズドドドドドォォォンッ!!
現れた襲撃者の顔付きにルーミアが驚き、夜見が首を傾げながらそう言うなか、襲撃者は先がドリル回転した赤紫の魔力の槍を五弾、フェイト に向けて、放つ。
「ッ!!はぁっ!!」
対するフェイト はかわしながら、距離を取りながら小太刀を襲撃者に向けて、投擲する。
「ふん……」
ドスッ!!
対する襲撃者は首を軽く反らすことで小太刀を回避し、小太刀は襲撃者の後ろの地面に刺さる。
「!?」
(身体が動かない!?)
が、その瞬間、襲撃者の身体が動かなくなる。
「“影縫い”……対象の影に小太刀を打ち込んで動きを封じる技だよ……」
「私達は最初からおまえの影を狙って投擲した……逃げられんぞ………」
「ほう……この時代からこのような技があるとは……実に面白い……」
真剣な表情でフェイト がそう言うなか、襲撃者は不敵な笑みを浮かべながらそう言う。
(この時代?)
「おまえ……一体何者だ!?」
襲撃者が口にした『この時代』という単語にフェイトが引っかかるなか、翼は睨み付けながらそう尋ねた。
「きゅー・・・」
「ノゾミ!!」
「お姉ちゃん!!」
「………」
“旋衝破”で投げ返された“織り成す協奏”を食らい、墜ちていくノゾミにセッテとヴェルザがそう言いながら駆け寄るなか、アインハルトは“織り成す協奏”を受け止め、投げ返した手を見つめる。
その手を覆っていた手甲はボロボロになり、痺れて震えていた。
(信じられません……この
「凄いですね!!アインハルトさん!!」
「あんな凄い砲撃を投げ返すなんて!!」
そう思いながらノゾミを見つめるアインハルトに対し、そう言うヴィヴィやミウラといったナカジマジムの面々が駆け寄ってくる。
「なぁ。雪那。今、ノゾミが放ったのは……」
「えぇ、恐らくですが、マトイさんの“織り成す絶唱”を元にした技だと思います。それにその前に見せた彼女の動きはッ!?」
『!?』
ハルカと雪那がそう話をするなか、オレンジの体表にアイロンのような両手、緑の液晶ディスプレイのような顔をした人型の怪物、ヒューマノイドノイズの集団が現れ、ノゾミ達を取り囲む。
「な、なんだぜ!?こいつらは!?」
「『Xマジンラー』やショッカーの怪人じゃない!?」
魔理沙や霊夢がそう困惑の声を上げるなか、ノイズ達が襲いかかってくる。
ズバアアアァァァンッ!!
『!?』
「………」
が、そこに『G4事件』で獲得したシンフォギアモードのバルディッシュを纏った
「皆!!」
「大丈夫か!?」
「?フェイトさん?ですか?なんか別の誰かの声も聞こえるのですが……」
「つうかなんだ!?その格好は!!?///」
ノイズを斬り伏せた後、そう話しかけてくる
「聖遺物の“力”でちょっとね!!」
ズバァァァンッ!!ズバァァァンッ!!
そんなハルカに対し、フェイトはそう説明しながらノイズを次から次へと斬り伏せていく。
林の中・・・
「邪魔が入ったか……まぁいい。獲物が増えただけだ……」
その様子を近くの林の中から観ていた襲撃者はそう言いながら右手を翳す。
草原・・・
ズバァァァンッ!!ズバァァァンッ!!
(くっ……これだけの数のノイズ…一体何処から……)
「危ない!フェイト!!」
「!?」
ズガァァァンッ!!
ズバァァァンッ!!
突然、出現してきたノイズのことについて、フェイトがそう思案するなか、赤紫の砲撃が放たれてくる。
が、直前に気付いた、フェイトとクロスユニゾンしている翼がそう言いながらバルディッシュで斬り裂いて防ぐ。
「魔力砲撃!?」
「一体何処から……」
「!そこだ!!“蒼の一閃”!!」
「ッ!!」
ズバアアアァァァンッ!!
フランと魔理沙がそう言うなか、フェイトはそう言いながら襲撃者の位置を捉え、大型化させたバルディッシュで大きな蒼い魔力刃を放つ。
が、襲撃者はかわしながら
「!?」
「!?ルーミアに似ている?」
「フッ!!」
ズドドドドドォォォンッ!!
現れた襲撃者の顔付きにルーミアが驚き、夜見が首を傾げながらそう言うなか、襲撃者は先がドリル回転した赤紫の魔力の槍を五弾、
「ッ!!はぁっ!!」
対する
「ふん……」
ドスッ!!
対する襲撃者は首を軽く反らすことで小太刀を回避し、小太刀は襲撃者の後ろの地面に刺さる。
「!?」
(身体が動かない!?)
が、その瞬間、襲撃者の身体が動かなくなる。
「“影縫い”……対象の影に小太刀を打ち込んで動きを封じる技だよ……」
「私達は最初からおまえの影を狙って投擲した……逃げられんぞ………」
「ほう……この時代からこのような技があるとは……実に面白い……」
真剣な表情で
(この時代?)
「おまえ……一体何者だ!?」
襲撃者が口にした『この時代』という単語にフェイトが引っかかるなか、翼は睨み付けながらそう尋ねた。