ナカジマジムとの強化合宿!!

「ーーーということがありまして……」

「あぁ、またやったんだ。セイン……」

「あはは……」

「まぁ、それで露になった夜見さんの素顔を見て、ヴィヴィさん達が興奮しちゃって今、ここ。ってな感じです。」

ノゾミの説明を聞いた後、そう言うなのはとフェイトに対し、フランはそう説明する。

「なるほど………」

「じゃあ、ご飯にしよっか。」

『はぁーい♪』

そうして一同は夕飯の席に着く。

「およ?ご飯の上にかかっているこのとろとろしたものは何じゃらほい?」

「魚の身が細かく入ってる……」

「あぁ、これはとろろですね。山芋を擂り潰したものです。」

「まぁ、このとろろに使ってるのはカガミ芋っていう芋だけどね。」

「っていうかフランちゃん、よく知ってたね。」

ご飯にかかったミクラアユの身入りのカガミ芋のとろろを見ながら、首を傾げながらそう言うシュガーとノゾミにそう説明するフランに対し、フェイトとなのははそう言う。

「私は和食が好きなので。」

「そうなんだ。」

「あ。とろろの食べ方がわからない子とかいる?」

対するフランがそう言い、フェイトがそう言うなか、そう尋ねるなのはに対し、ほぼ全員が手を上げる。

「(クスッ)じゃあ、教えてあげるね。」

そうしてノゾミ達はなのはから食べ方について、教えてもらいながら楽しい夕食の時間を過ごした。

因みに夕飯のメニューは、

・ミクラアユの身入りのとろろご飯

・ミクラアユの味噌煮

・カガミ芋入りの豚汁

・金平牛蒡

・ミクラアユのホイル焼き

・手作りプリン(食後のデザート)

である。

「まさか、異世界でもとろろが食べられるなんて……」

「とろろ……父から以前、少しだけ聞いたことがありますが、箸で持とうとしたらツルツルしますね。」

「粘り気が凄いねぇ~。」

「「とろ……とろ……」」

「でも、食感はシャキシャキだね。」

「魚とも合うね。」

「美味しいけど……なんか口周りが痒い……」

「にゃはは……やっぱり痒くなったね……」

「とろろはご飯にかけて、ご飯ごと持ち上げると食べやすいよ。」

とろろを食べながらそう言うみゆき、カイン、アカリ、ジェイ、ヴェルザ、ノゾミ、セッテ、シュガーに対し、なのはとフェイトはそう言う。

そうして楽しい夕食の時間は過ぎていった。
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