サイライナー内・・・

「まさか、フェイトさんとなのはさんが結婚するとはねぇ～～～」

「だね～～～」

「私はそれ以前になのはさんがフェイトさんとの子どもを身籠ったってことの方が驚きなんだけど……女同士でどうやったのよ……」

「これでどうやwwwww」

「甘いわね。」

その後、一翔が運転するサイライナー内にて、ノゾミ、セッテ、美咲の三人がそう言うなか、零次と悠月はそう言いながら電王名物のチャーハン対決を繰り広げる。

「そりゃ！キングのダブル！！」

「じゃあ、私はエースの二枚。」

「うぇっ！？パ、パス！！」

「……２のダブル。」

「なにっ！？」

「で、８切りで上がり。」

「あ。またヴェルザが一番で上がったわね。」

「自慢の義妹だからね。ヴェルザは。」

『間もなく、『ミッドチルダ』、アーチャー家前～アーチャー家前～』

マコト、ラミ、みゆきの三人を相手に大富豪で十二連勝したヴェルザを見ながらそう言う美咲にノゾミがそう言うなか、そう言う一翔の車内アナウンスが聞こえてくる。

プシュー・・・ガコンッ！！

「なのはっ！！体調は大丈夫？変なところとかない？」

「大丈夫だってばもう、フェイトちゃんは過保護なんだから……／／／」

「もうっ、ママ達、早く乗って！！恥ずかしいんだから……／／／」

「「「「「「あはは……(苦笑い)」」」」」」

アーチャー家前に到着し、扉が開いた直後、超過保護モードで駆け寄りながらそう尋ねてくるフェイトになのはが恥ずかしそうにそう答える。

そんなアーチャー夫婦にヴィヴィオ(リンクス)がそう言うなか、後ろにいたアインハルト、コロナ、リオ、ミウラ、ユミナ、ノーヴェのナカジマジムの六人は三人のやりとりを苦笑いしながら眺めた。