武人の国
「ーーー悪人限定、それも前世でのこととはいえ、人を殺しまくった私にあなた達の部隊に入って良い資格があるのでしょうか………」
「………」
クレインオルフェノクだった前世で犯した罪のことも含めて話し終えた後、結花は暗い表情でそう言う。
「……何人だ?」
「え?」
「何人、殺したんだ?」
「え、え~と……」
「(クスッ)俺も前世の記憶があってな。ガンダムパイロットとして戦った。何百、何千と命を手にかけてきた。『殺られる前に殺れ。それがおまえの任務だ。』って言われてな。」
「………」
「命を奪った罪ならそれこそ数え切れない程に背負っている。だからこそ、俺は『死神』と名乗っている。例え今、執務官となっていようとな。」
「……私にも、できるかな……」
デュオの話を聞いた後、結花は不安げにそう呟く。
「なら、俺の傍で見学してみるか?」
そんな結花に対し、デュオは笑顔でそう提案した。
「………」
クレインオルフェノクだった前世で犯した罪のことも含めて話し終えた後、結花は暗い表情でそう言う。
「……何人だ?」
「え?」
「何人、殺したんだ?」
「え、え~と……」
「(クスッ)俺も前世の記憶があってな。ガンダムパイロットとして戦った。何百、何千と命を手にかけてきた。『殺られる前に殺れ。それがおまえの任務だ。』って言われてな。」
「………」
「命を奪った罪ならそれこそ数え切れない程に背負っている。だからこそ、俺は『死神』と名乗っている。例え今、執務官となっていようとな。」
「……私にも、できるかな……」
デュオの話を聞いた後、結花は不安げにそう呟く。
「なら、俺の傍で見学してみるか?」
そんな結花に対し、デュオは笑顔でそう提案した。