現実・・・

『グオオオォォォーーーッ！！』

「くっ！！」

パァァァ・・・ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ！！

現実では絶対能力闇がそう雄叫びを上げながら放ってきた“デストロイド・カイザー”をザフィーラが障壁を展開してなんとか防ぐ。

「駆けよ！隼！！」

『“シュツルムファルケン”。』

「“トライデントスマッシャー”！！」

『！？』

ズドオオオォォォンッ！！

ズガアアアァァァンッ！！

その隙にシグナムとアインスが“シュツルムファルケン”と“トライデントスマッシャー”を食らわせる。

『グオオオォォォーーーッ！！』

「轟天爆砕！“ギガントシュラーーーク”！！」

『！？』

ズガアアアァァァンッ！！

食らった絶対能力闇の注意がシグナムとアインスを向いた隙に今度はヴィータが“ギガントシュラーク”を絶対能力闇の背中に叩き込む。

「うわぁ……大きいハンマー……」

「アレも一応非殺傷設定っていうのが付いているのかしら……」

『グオオオォォォーーーッ！！』

「“戒めの鎖”！！」

「“鋼の軛”！！」

『！？』

バシイイイィィィンッ！！

ヴィータが放った“ギガントシュラーク”を見て、こいしとさとりがそう言うなか、暴れだす絶対能力闇をシャマルとザフィーラが“戒めの鎖”と“鋼の軛”で身動きを封じる。

「妖夢。私達も。」

「みょんっ！！縛道の六十三！“鎖条鎖縛”！！」

「はぁっ！！」

『！？』

バシイイイィィィンッ！！

そこにシャトラと妖夢がそう言いながら魔力とNSで強化されたワイヤーと霊力の鎖でさらに身動きを封じる。

「霊夢！！今なら！！」

「えぇっ！！」

ザフィーラ、シャマル、シャトラ、妖夢の四人によって身動きを封じられた絶対能力闇を見て、そう言う魔理沙にそう返事しながら、霊夢は『フィールド　キャプチャー』を展開するための座標の特定に入る。

『グオオオォォォーーーッ！！』

ズガアアアァァァンッ！！

そんな霊夢に対し、絶対能力闇はそう雄叫びを上げながら三つ首の内、中央の首から紫の“エクセリオンバスター”をブレスのように放ってくる。

「おっと！！私の目が黒い内は相棒に手は出さねぇぜ！！恋符、『マスタースパーク』！！」

ズガアアアァァァンッ！！

が、前に出た魔理沙がそう言いながら『マスタースパーク』を放ち、相殺させる。

「座標特定、complete。『フィールド　キャプチャー』、起動。」

『！？』

カァァァ・・・

そんななか、霊夢がそう言った瞬間、辺り一面が宇宙空間に変わった。