武人の国
『!?』
(!?これは闇!?『闇の書』のものとは違うようだが……今の小鴉と共鳴している!?)
「どうやら今、この子はこの国から遠ざけた方が良さそうだ。」
「ノン!!ルーミアさんを連れて、少しでも遠くに離れて!!」
「了解や!!エリち!!」
ルーミアの身体から僅かに溢れ始めた闇を見て、ディアーチェやノゾミ達が驚愕するなか、吉宗は冷静にそう言い、エリーチカがそうノンに指示し、ノンはそう返事しながらルーミアを連れて、国外へと転移する。
「改めて自己紹介させてもらおう。俺は、いや、余は徳川吉宗。この国の将軍であり、『管理者』だ。」
『管理者!?』
「徳田様が将軍様!?」
「騙してすまなかったな。」
「い、いえいえ……ってそれより今ははやてさんをどうにかしないと!!」
「リィン!!“封時結界”を展開しなさい!!人的被害は出ないとはいえ、建物に被害を出したら後々、厄介だわ!!」
「は、はいです!!」
佳奈多の指示に従い、リィンは蒼天の書で国全体を包むように“封時結界”を展開する。
「なのは!!シャトラ!!ディアーチェ!!霊夢!!魔理沙!!妖夢!!レミリア!!さとり!!こいし!!エリーチカ!!龍斗さん!!あなた達ははやての方に向かって!!できるだけはやてを抑え込むの!!!」
「「「「「「「「「「「了解!!」」」」」」」」」」」
「佳奈多さん!!」
「私達は!?」
佳奈多がそうなのは達に指示するなか、ノゾミとセッテはそう尋ねる。
「あなた達は美琴、フラン、シュガー、夜見、早苗と一緒に予定通り、吉良邸に向かって!!恐らくそこにはやてを操作している影虎とショッカーがいる筈!!連中を無力化して、はやての暴走を止める糸口を見つける!!私も後からそっちに加わるわ!!」
「「「「「「「了解!!」」」」」」」
「リィンはここで結花の護衛をしながら結界の維持に専念してて!!後、アインスやシグナム達に連絡を!!」
「了解です!!」
「尚美。俺達は吉良邸に向かう。事件の黒幕である影虎とショッカーはノゾミ達が成敗してくれるとはいえ、元々はこの国の問題。私利私欲のために奴らと手を組んだ裏切り者である吉良は余自らの手で成敗する!!」
「承知致しました。上様。」
そうして佳奈多以外の一同はその場を後にする。
「アミタ!!聞こえる!?」
『はい!!佳奈多さん!!』
「そっちからでもはやての様子は見えているわね。デュオの状態はどう!?」
『まだ実戦に行かせるにはもう少しかかりそうです。本人はすぐにでもはやてさんの方に向かいたいそうですが……』
「なら、大急ぎで仕上げてあげて!!出来次第、デュオと一緒にはやての方に向かって!!!」
『了解しました!!』
そうして佳奈多はアミタとの通信を終える。
「……いるんでしょ?バンシィ……」
『・・・』
その直後、佳奈多がそう言った瞬間、バンシィゼクターが佳奈多の目の前に現れた。
(!?これは闇!?『闇の書』のものとは違うようだが……今の小鴉と共鳴している!?)
「どうやら今、この子はこの国から遠ざけた方が良さそうだ。」
「ノン!!ルーミアさんを連れて、少しでも遠くに離れて!!」
「了解や!!エリち!!」
ルーミアの身体から僅かに溢れ始めた闇を見て、ディアーチェやノゾミ達が驚愕するなか、吉宗は冷静にそう言い、エリーチカがそうノンに指示し、ノンはそう返事しながらルーミアを連れて、国外へと転移する。
「改めて自己紹介させてもらおう。俺は、いや、余は徳川吉宗。この国の将軍であり、『管理者』だ。」
『管理者!?』
「徳田様が将軍様!?」
「騙してすまなかったな。」
「い、いえいえ……ってそれより今ははやてさんをどうにかしないと!!」
「リィン!!“封時結界”を展開しなさい!!人的被害は出ないとはいえ、建物に被害を出したら後々、厄介だわ!!」
「は、はいです!!」
佳奈多の指示に従い、リィンは蒼天の書で国全体を包むように“封時結界”を展開する。
「なのは!!シャトラ!!ディアーチェ!!霊夢!!魔理沙!!妖夢!!レミリア!!さとり!!こいし!!エリーチカ!!龍斗さん!!あなた達ははやての方に向かって!!できるだけはやてを抑え込むの!!!」
「「「「「「「「「「「了解!!」」」」」」」」」」」
「佳奈多さん!!」
「私達は!?」
佳奈多がそうなのは達に指示するなか、ノゾミとセッテはそう尋ねる。
「あなた達は美琴、フラン、シュガー、夜見、早苗と一緒に予定通り、吉良邸に向かって!!恐らくそこにはやてを操作している影虎とショッカーがいる筈!!連中を無力化して、はやての暴走を止める糸口を見つける!!私も後からそっちに加わるわ!!」
「「「「「「「了解!!」」」」」」」
「リィンはここで結花の護衛をしながら結界の維持に専念してて!!後、アインスやシグナム達に連絡を!!」
「了解です!!」
「尚美。俺達は吉良邸に向かう。事件の黒幕である影虎とショッカーはノゾミ達が成敗してくれるとはいえ、元々はこの国の問題。私利私欲のために奴らと手を組んだ裏切り者である吉良は余自らの手で成敗する!!」
「承知致しました。上様。」
そうして佳奈多以外の一同はその場を後にする。
「アミタ!!聞こえる!?」
『はい!!佳奈多さん!!』
「そっちからでもはやての様子は見えているわね。デュオの状態はどう!?」
『まだ実戦に行かせるにはもう少しかかりそうです。本人はすぐにでもはやてさんの方に向かいたいそうですが……』
「なら、大急ぎで仕上げてあげて!!出来次第、デュオと一緒にはやての方に向かって!!!」
『了解しました!!』
そうして佳奈多はアミタとの通信を終える。
「……いるんでしょ?バンシィ……」
『・・・』
その直後、佳奈多がそう言った瞬間、バンシィゼクターが佳奈多の目の前に現れた。