武人の国
その後、はやては着々とショッカー戦闘員の数を減らしていき、デュオも自分と結花に襲いかかってくるショッカー戦闘員をデスサイズで斬り裂いて倒していく。
「ッ!?リィン!!」
『はいです!!』
パァァァ・・・ビシャアアアッ!!
そんななか、はやてがそう指示し、リィンがそう返事しながらシールド系魔法を展開した瞬間、泡が飛んできてシールドにかかる。
ボォォォッ!!
次の瞬間、泡が発火する。
(危なく火だるまになるところやったな……)
「不意を突いたつもりだったが、やるな。八神はやて……」
はやてがそう思っているなか、泡が飛んできた方からシオマネキの怪人、シオマネキングがそう言いながら眼鏡をかけた白衣の男と共に現れる。
「シオマネキングさん。私の研究の実証実験には良い機会です。是非とも私に、私の作品達にお任せを。」
「ふん。良いだろう。任せたぞ。」
「はい。来なさい。子ども達。」パチンッ!!
・・・フッ・・・
「「「『!?』」」」
「「「・・・」」」
白衣の男がそう言いながら指パッチンした瞬間、男とシオマネキングの前に一人の少女と二人の少年が音もなく現れる。
(転移で呼び寄せた?にしては魔力反応は全く感じなかった。ということは……)
「まさか……!?」
「「『!?』」」
はやてがそう言うなか、三人の子どもの内、少女はマンティスオルフェノクに、二人の少年はオックスオルフェノクとカクタスオルフェノクに変身する。
「おまえ達、下がれ!!」
「「「イィーッ!!」」」
ドンッ!!
「!?」
「・・・」
シオマネキングがそう言いながらショッカー戦闘員達を下がらせた瞬間、マンティスオルフェノクが素早いスピードで肉簿しながら両腕の鎌で斬りかかってくる。
(速い!?)
「くっ!!」
ガキィィィンッ!!
対するはやてはそう思いながらファイズエッジでマンティスオルフェノクの鎌を受け止める。
ガキキキキキキキキキキキキキキキィンッ!!
「くっ!!」
「・・・」
が、マンティスオルフェノクは素早い動きで両腕の鎌で攻撃を仕掛け、はやては防戦一方になる。
ガキキキキキキキキキキキキキキキィンッ!!
「くっ!!」
(この動きとパワー、ただのオルフェノクやない!!やっぱり、この子達は……)
『はやてちゃん!!』
「!?」
そんななか、オックスオルフェノクが投げつけてきた鎖付き鉄球が頭上から襲いかかってくる。
「“バルムンク”!!」
ズドォォォンッ!!
はやてはすぐさま“バルムンク”を放ち、鉄球を弾こうとする。
「!?」
が、鉄球はまるで生き物のような動きで“バルムンク”をかわし、
ドカァァァンッ!!
「あぁっ!?」
横からはやてにぶつかり、吹き飛ばす。
・・・フッ・・・
「・・・」
ドカァァァンッ!!
「ぐっ!?」
その直後、吹き飛ばされた先に瞬間移動したカクタスオルフェノクが右足で蹴り飛ばし、
ズガガガガガガガガガガァンッ!!
「『きゃあああぁぁぁっ!?』」
「・・・」
左手から追撃の棘 を放ち、命中させる。
「「はやて(さん)!!リィン(さん)!!」」
「フフフ……どうです?私の作品達は?素晴らしいでしょう?」
カクタスオルフェノクの棘を食らい、ダメージを受けるはやてにデュオと結花がそう言うなか、シオマネキングの隣にいる男は楽しそうにそう言う。
「くっ……何が『作品』や……この子らはあんたらが拐った子ども達やろ!?」
「ご明察!!その子達はマンティスが『肉体強化』、オックスが『念力』、カクタスが『瞬間移動』のサイキックを持つ子ども達です。私が開発した『空気感染型人工オルフェノク因子』で人工オルフェノクにし、更には私の脳波を元に再調整の応用で脳波を繋いだネットワークで一体化することでサイキックをより強力に扱えるようにしてあげた、私の可愛い作品達です!人工とはいえ、オルフェノク化したことでネットワークに完全に取り込まれ、昏睡状態になることもありません!!素晴らしいでしょう?」
「ひ、酷い……」
「テメェ……それが人間のやることかっ!!?」
「「『デュオさん(君)!?』」」
自慢気にそう説明する男に結花がそう言うなか、キレたデュオはそう言いながらデスサイズで斬りかかった。
「ッ!?リィン!!」
『はいです!!』
パァァァ・・・ビシャアアアッ!!
そんななか、はやてがそう指示し、リィンがそう返事しながらシールド系魔法を展開した瞬間、泡が飛んできてシールドにかかる。
ボォォォッ!!
次の瞬間、泡が発火する。
(危なく火だるまになるところやったな……)
「不意を突いたつもりだったが、やるな。八神はやて……」
はやてがそう思っているなか、泡が飛んできた方からシオマネキの怪人、シオマネキングがそう言いながら眼鏡をかけた白衣の男と共に現れる。
「シオマネキングさん。私の研究の実証実験には良い機会です。是非とも私に、私の作品達にお任せを。」
「ふん。良いだろう。任せたぞ。」
「はい。来なさい。子ども達。」パチンッ!!
・・・フッ・・・
「「「『!?』」」」
「「「・・・」」」
白衣の男がそう言いながら指パッチンした瞬間、男とシオマネキングの前に一人の少女と二人の少年が音もなく現れる。
(転移で呼び寄せた?にしては魔力反応は全く感じなかった。ということは……)
「まさか……!?」
「「『!?』」」
はやてがそう言うなか、三人の子どもの内、少女はマンティスオルフェノクに、二人の少年はオックスオルフェノクとカクタスオルフェノクに変身する。
「おまえ達、下がれ!!」
「「「イィーッ!!」」」
ドンッ!!
「!?」
「・・・」
シオマネキングがそう言いながらショッカー戦闘員達を下がらせた瞬間、マンティスオルフェノクが素早いスピードで肉簿しながら両腕の鎌で斬りかかってくる。
(速い!?)
「くっ!!」
ガキィィィンッ!!
対するはやてはそう思いながらファイズエッジでマンティスオルフェノクの鎌を受け止める。
ガキキキキキキキキキキキキキキキィンッ!!
「くっ!!」
「・・・」
が、マンティスオルフェノクは素早い動きで両腕の鎌で攻撃を仕掛け、はやては防戦一方になる。
ガキキキキキキキキキキキキキキキィンッ!!
「くっ!!」
(この動きとパワー、ただのオルフェノクやない!!やっぱり、この子達は……)
『はやてちゃん!!』
「!?」
そんななか、オックスオルフェノクが投げつけてきた鎖付き鉄球が頭上から襲いかかってくる。
「“バルムンク”!!」
ズドォォォンッ!!
はやてはすぐさま“バルムンク”を放ち、鉄球を弾こうとする。
「!?」
が、鉄球はまるで生き物のような動きで“バルムンク”をかわし、
ドカァァァンッ!!
「あぁっ!?」
横からはやてにぶつかり、吹き飛ばす。
・・・フッ・・・
「・・・」
ドカァァァンッ!!
「ぐっ!?」
その直後、吹き飛ばされた先に瞬間移動したカクタスオルフェノクが右足で蹴り飛ばし、
ズガガガガガガガガガガァンッ!!
「『きゃあああぁぁぁっ!?』」
「・・・」
左手から追撃の
「「はやて(さん)!!リィン(さん)!!」」
「フフフ……どうです?私の作品達は?素晴らしいでしょう?」
カクタスオルフェノクの棘を食らい、ダメージを受けるはやてにデュオと結花がそう言うなか、シオマネキングの隣にいる男は楽しそうにそう言う。
「くっ……何が『作品』や……この子らはあんたらが拐った子ども達やろ!?」
「ご明察!!その子達はマンティスが『肉体強化』、オックスが『念力』、カクタスが『瞬間移動』のサイキックを持つ子ども達です。私が開発した『空気感染型人工オルフェノク因子』で人工オルフェノクにし、更には私の脳波を元に再調整の応用で脳波を繋いだネットワークで一体化することでサイキックをより強力に扱えるようにしてあげた、私の可愛い作品達です!人工とはいえ、オルフェノク化したことでネットワークに完全に取り込まれ、昏睡状態になることもありません!!素晴らしいでしょう?」
「ひ、酷い……」
「テメェ……それが人間のやることかっ!!?」
「「『デュオさん(君)!?』」」
自慢気にそう説明する男に結花がそう言うなか、キレたデュオはそう言いながらデスサイズで斬りかかった。