呪われし鎧とライダーになろうとする少女
メインコンピュータールーム・・・
「どうやらG3-Xが勝利したみたいですね。」
「ティアナ………」
デスペラードとドゥーエはモニター越しにティアナVSヒューイの結末を観ながら、そう言いながら未だに互いに睨み合いを続ける。
ドカァァァンッ!!
「「!?」」
「………」
そんななか、ローゼン・ズールとサザビーの特徴を併せ持った赤と紫のG装備、『ローゼン・サザビー』が壁を破壊しながら二人の前に現れる。
「!?G装備の新型!?」
「おやおや……フロンタルの親衛隊隊長、アンジェロ・ザウバーですか……」
「大佐が任せてくださったこの任務、失敗は許されない……おまえ達は染みだ。残さず消してやる!!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!
ローゼン・サザビーを見て、ドゥーエとデスペラードがそう言うなか、装着者でフロンタルの親衛隊隊長であるアンジェロ・ザウバーはそう言いながら六基のファンネルを飛ばし、攻撃を仕掛けてくる。
「「ッ!!」」
アンジェロのファンネルから放たれるビームにドゥーエとデスペラードは睨み合いをやめ、回避行動に専念する。
「フッ!!」ガシッ!!
「!?」
そんななか、アンジェロはサザビーの機動性を駆使してデスペラードに接近し、右手のクローで首を掴む。
「まずは貴様からだ。カオスファクターのネズミめ。」
「くっ……早いですが、仕込んでおいた『保険』を使いますか……」スッ
デスペラードはそう言いながらリモコンのようなものを取り出し、スィッチを押そうとする。
「何の保険か知らんがさせん!!」
「ッ!?」
ズガァンッ!!
が、アンジェロがそう言いながら一基のファンネルからビームを放ち、デスペラードの手のなかのリモコンを破壊する。
「……(クスッ)残念でしたね……」カチッ!!
ドカアアアァァァンッ!!
「「!?」」
が、デスペラードがそう言いながら口の中に入れ歯として仕込んでいたスィッチを押した瞬間、メインコンピュータールームのコンピューターが一斉に爆発する。
「!?メインコンピュータールームが!?G装備やG4のデータが……!!?」
(今のうちに……!!)
デスペラードが秘かにメインコンピュータールームのコンピューターに仕込んでいた爆破プログラムによって施設で研究され、保管されていたG装備やG4のデータごとコンピューターが爆破されたことにアンジェロが動転するなか、ドゥーエは爆煙に紛れてその場から離脱する。
「今頃、今までの研究の過程で開発されたG装備やG4も保管室ごと吹っ飛んでいることでしょう。」
「貴様あああぁぁぁっ!!」
「おやおや……戦場で怒るのは禁物だということは軍人のあなたもわかっていることでしょうに……」
パシュパシュパシュッ!!
「!?」
デスペラードはそう言いながら、左手の袖口に仕込んでいた銃で三発の銃弾を放ち、アンジェロの腹部を撃ち抜く。
「ぐはっ!?」
「っと……」
それにより、アンジェロはダメージを受け、デスペラードはクローでの首絞めによる拘束から解放される。
「!?ガンダリウム合金製の装甲を撃ち抜いただと!?」
「フッ!!」
パシュパシュパシュパシュパシュパシュッ!!
ドカァァァンッ×6!!
アンジェロがそう困惑の声を上げるなか、デスペラードは袖口から銃弾を放ち、六基のファンネルを撃ち落とす。
「以前、潰した『Xマジンラー』の研究施設に保管されていた『不在 金属 』を回収しておいて正解でした。」
「おのれぇぇぇっ!!」
「おっと………」
ファンネルを撃ち落とした後、そう言うデスペラードに向かってアンジェロのクローが飛んでくる。
が、デスペラードは紙一重でクローをかわしながらアンジェロから距離を取る。
「さて、我々の此度の目的であるG4並びにG装備の破壊は果たされました………」スッ
バサァッ!!ズズズ・・・ッ!!
デスペラードはそう言いながら新たにニア・アダムスを召喚する。
「ここは任せましたよ。ニア・アダムス。」
『ゲート!!』
「逃がすか!!」
ゲートメモリを使って離脱しようとするデスペラードに対し、アンジェロはそう言いながら右手のクローを飛ばす。
が、一体のニア・アダムスが盾代わりになり、デスペラードはその隙に離脱する。
その後、新たに召喚されたニア・アダムス達はアンジェロを取り囲む。
「くっ……おのれ、カオスファクター」
『アンジェロ!!』
「大佐!?」
そんななか、フェイトと戦闘を繰り広げていたフロンタルから通信が入ってくる。
『機体にダメージを与えられた。どうやら我々は六課を過小評価していたらしい……合流して撤退するぞ。』
「大佐が!?くっ……了解しました!!」
そうしてフロンタルとの通信が切れる。
(ファンネルは先程、カオスファクターのネズミに撃ち落とされて使えない……なら……)
コォォォ・・・ッ!!
アンジェロはそう思いながら腹部のメガ粒子砲にエネルギーを集約させていく。
その間、ニア・アダムス達はじりじりと迫ってくる。
「……はぁっ!!」
ズドォォォンッ!!
次の瞬間、アンジェロはメガ粒子砲で真上にビームを放ち、
ズガアアアァァァンッ!!
放たれたビームは上空で拡散し、アンジェロを取り囲んでいたニア・アダムスを全て、泥へと還す。
その後、アンジェロは爆破によって空いた穴から離脱した。
「どうやらG3-Xが勝利したみたいですね。」
「ティアナ………」
デスペラードとドゥーエはモニター越しにティアナVSヒューイの結末を観ながら、そう言いながら未だに互いに睨み合いを続ける。
ドカァァァンッ!!
「「!?」」
「………」
そんななか、ローゼン・ズールとサザビーの特徴を併せ持った赤と紫のG装備、『ローゼン・サザビー』が壁を破壊しながら二人の前に現れる。
「!?G装備の新型!?」
「おやおや……フロンタルの親衛隊隊長、アンジェロ・ザウバーですか……」
「大佐が任せてくださったこの任務、失敗は許されない……おまえ達は染みだ。残さず消してやる!!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!
ローゼン・サザビーを見て、ドゥーエとデスペラードがそう言うなか、装着者でフロンタルの親衛隊隊長であるアンジェロ・ザウバーはそう言いながら六基のファンネルを飛ばし、攻撃を仕掛けてくる。
「「ッ!!」」
アンジェロのファンネルから放たれるビームにドゥーエとデスペラードは睨み合いをやめ、回避行動に専念する。
「フッ!!」ガシッ!!
「!?」
そんななか、アンジェロはサザビーの機動性を駆使してデスペラードに接近し、右手のクローで首を掴む。
「まずは貴様からだ。カオスファクターのネズミめ。」
「くっ……早いですが、仕込んでおいた『保険』を使いますか……」スッ
デスペラードはそう言いながらリモコンのようなものを取り出し、スィッチを押そうとする。
「何の保険か知らんがさせん!!」
「ッ!?」
ズガァンッ!!
が、アンジェロがそう言いながら一基のファンネルからビームを放ち、デスペラードの手のなかのリモコンを破壊する。
「……(クスッ)残念でしたね……」カチッ!!
ドカアアアァァァンッ!!
「「!?」」
が、デスペラードがそう言いながら口の中に入れ歯として仕込んでいたスィッチを押した瞬間、メインコンピュータールームのコンピューターが一斉に爆発する。
「!?メインコンピュータールームが!?G装備やG4のデータが……!!?」
(今のうちに……!!)
デスペラードが秘かにメインコンピュータールームのコンピューターに仕込んでいた爆破プログラムによって施設で研究され、保管されていたG装備やG4のデータごとコンピューターが爆破されたことにアンジェロが動転するなか、ドゥーエは爆煙に紛れてその場から離脱する。
「今頃、今までの研究の過程で開発されたG装備やG4も保管室ごと吹っ飛んでいることでしょう。」
「貴様あああぁぁぁっ!!」
「おやおや……戦場で怒るのは禁物だということは軍人のあなたもわかっていることでしょうに……」
パシュパシュパシュッ!!
「!?」
デスペラードはそう言いながら、左手の袖口に仕込んでいた銃で三発の銃弾を放ち、アンジェロの腹部を撃ち抜く。
「ぐはっ!?」
「っと……」
それにより、アンジェロはダメージを受け、デスペラードはクローでの首絞めによる拘束から解放される。
「!?ガンダリウム合金製の装甲を撃ち抜いただと!?」
「フッ!!」
パシュパシュパシュパシュパシュパシュッ!!
ドカァァァンッ×6!!
アンジェロがそう困惑の声を上げるなか、デスペラードは袖口から銃弾を放ち、六基のファンネルを撃ち落とす。
「以前、潰した『Xマジンラー』の研究施設に保管されていた『
「おのれぇぇぇっ!!」
「おっと………」
ファンネルを撃ち落とした後、そう言うデスペラードに向かってアンジェロのクローが飛んでくる。
が、デスペラードは紙一重でクローをかわしながらアンジェロから距離を取る。
「さて、我々の此度の目的であるG4並びにG装備の破壊は果たされました………」スッ
バサァッ!!ズズズ・・・ッ!!
デスペラードはそう言いながら新たにニア・アダムスを召喚する。
「ここは任せましたよ。ニア・アダムス。」
『ゲート!!』
「逃がすか!!」
ゲートメモリを使って離脱しようとするデスペラードに対し、アンジェロはそう言いながら右手のクローを飛ばす。
が、一体のニア・アダムスが盾代わりになり、デスペラードはその隙に離脱する。
その後、新たに召喚されたニア・アダムス達はアンジェロを取り囲む。
「くっ……おのれ、カオスファクター」
『アンジェロ!!』
「大佐!?」
そんななか、フェイトと戦闘を繰り広げていたフロンタルから通信が入ってくる。
『機体にダメージを与えられた。どうやら我々は六課を過小評価していたらしい……合流して撤退するぞ。』
「大佐が!?くっ……了解しました!!」
そうしてフロンタルとの通信が切れる。
(ファンネルは先程、カオスファクターのネズミに撃ち落とされて使えない……なら……)
コォォォ・・・ッ!!
アンジェロはそう思いながら腹部のメガ粒子砲にエネルギーを集約させていく。
その間、ニア・アダムス達はじりじりと迫ってくる。
「……はぁっ!!」
ズドォォォンッ!!
次の瞬間、アンジェロはメガ粒子砲で真上にビームを放ち、
ズガアアアァァァンッ!!
放たれたビームは上空で拡散し、アンジェロを取り囲んでいたニア・アダムスを全て、泥へと還す。
その後、アンジェロは爆破によって空いた穴から離脱した。