呪われし鎧とライダーになろうとする少女

「ヒューイさん!!」

レジェンドG4の活動を停止させた後、ティアナはそう言いながらヒューイに駆け寄り、仮面を外させる。

「ヒューイさん!!しっかりして下さい!!ヒューイさん!!」

「くっ……ティアナ……」

ティアナの必死な呼びかけにヒューイは意識を取り戻す。

「……すまない……」

「ッ!!ヒューイさん……!!」ガシッ!!

意識を取り戻した後、弱々しくもそう謝罪するヒューイに対し、ティアナは涙を流しながら抱きしめる。

そんな二人に対し、一体のニア・アダムスが襲いかかる。

「フッ!!」

「「「!?」」」

ガキィィィンッ!!

が、アギト・トリニティフォームに変身して近くで戦っていたなのはがストームハルバートでニア・アダムスの剣を受け止め、

「はぁっ!!」

ズバァァァンッ!!

フレイムセイバーで一刀両断する。

「なのはさん……」

「二人は私が護る!レイジングハート!!」

『Yes. Master.』

パァァァ・・・パキィィィンッ!!

なのははそう言いながらトリニティフォームからレイジングフォームに変わる。

「ここから先は……一切、容赦はしないよ……」

次の瞬間、なのははそう言いながら槍特化形態の二槍流のレイジングハート(分身)を手にニア・アダムス&ハードガーディアン軍団に向かっていった。
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