「！？ぐおおおぉぉぉーーーっ！？」

そんななか、ヒューイはレジェンドG4からかかる負荷により、苦痛の声を上げる。

「！？ヒューイさん！！」

そんなヒューイに対し、ティアナはそう言いながら駆け寄る。

「早く……このスーツを脱いで……！！」

ティアナはそう言いながら無理やり脱がそうとする。

「ぐぅぅぅ……がぁっ！！」

ドカァァァンッ！！

「あっ！？」

が、ヒューイは自分から遠ざけようとするかのようにティアナを殴り飛ばす。

「くっ……生きる正義か……悪くは……な……」

ドサッ！！

次の瞬間、ヒューイはそう言いながら仰向けに倒れ、気を失う。

「ッ……ヒューイさん……」ｶﾞｸｯ!!

ティアナはそう言いながら両膝を着き、涙を流し始める。

ヴゥンッ！！

「！？」

「………」ｳｨﾝ…ｳｨﾝ…

が、次の瞬間、レジェンドG4のAIが再起動し、気絶したヒューイの身体をインナーフレームとして戦闘を続行しようとする。

「……もういい……」

『“ヴァリアブルバレット”。』

「もういいでしょ！！！」

ズガァンッ！！

ドサッ！！

気絶したヒューイの意思や肉体の限界に関係なく戦闘を続行しようとしたレジェンドG4に対し、ティアナは涙を流しながら、そう言いながら怒りの“ヴァリアブルバレット”を食らわせる。

それにより、レジェンドG4は完全に活動を停止した。