呪われし鎧とライダーになろうとする少女
研究施設内・・・
ガキキキキキキキキキキキキキキキィンッ!!
十基のドラグーンと生成された十個のスフィアがビームやシューターを放ちながら飛び交うなか、ヒューイとネスはビームジャベリンとディスペアーサーベルで十数回と斬り結ぶ。
(くっ……このネスという少女……思ってたよりやる……!!)
「フッ!!」
「くっ!!」
ガキィィィンッ!!
ネスの実力にヒューイがそう思うなか、ネスはディスペアーサーベルで突きを放ち、ヒューイはビームジャベリンで受け止める。
「ハッ!!」
「ッ!!」
ガシィィィンッ!!
その直後、ネスは左足でヒューイの腹目掛けて蹴りを放ち、ヒューイは空いた左手で受け止める。
「はぁっ!!」
バチチチチチチチィィィンッ!!
「ぐうっ!?」
が、ネスは身体に帯びた黒雷を流し、ヒューイにダメージを与える。
別室・・・
「うっ……この……ヴィジョンは……」
ネスが食らわせた黒雷はG4とリンクしているPandoraに核として取り込まれているカノンにもダメージを与えると同時にカノンはその雷が原因でパンドラの“力”である未来を視る。
ヴィジョン・・・
「「はぁ……はぁ……」」
互いに所々、血を流しながら、息を切らしながらリサと闇梨紗は睨み合う。
「フフフ……随分とボロボロね。『私』……」
「はぁ……はぁ……そっちこそ……初めて戦った時程の余裕はないんじゃない?」
「そうね。なら、そろそろ決着を着けましょうか。」
「望むところ!!」
闇梨紗とリサはそう言いながら、蝶炎とホワイトユニコーンを構える。
パァァァ・・・
蝶炎には漆黒の光が、ホワイトユニコーンには純白の光が纏われる。
ダッ!!
「“スターエンド・・・」
「“ユニコーン・・・」
「ブレイカー”!!!」
「フルドライブ”!!!」
ズガアアアァァァーーーンッ!!!
二人の『梨紗』が駆け出し、蝶炎とホワイトユニコーンがぶつかり合った瞬間、辺りが嵐のような暴風が吹き荒れると同時に漆黒の光と純白の光に包み込まれた。
(リサ・・・ッ!!)
場面が変わり、全次元世界の上空に所々、黒い炎を纏った漆黒の城が突如、出現する。
(何?あの城は……)
『今宵、全ての世界は絶望の闇に包まれる!!』
シュウウウ・・・ッ!!
城からそう言う女性の声が響き渡ると同時に城を起点に『闇』が世界を侵食し始める。
(!?あれは……闇……ッ!?まるで……あの時みたい……)
「クハハハハハハハッ!!これで俺は完全体になる!!!」
「ノゾ……ミ……」
カノンがそう思いながら視ているなか、ヴィジョンは両手の十本指に指輪を嵌め、ウィザードライバーのようなものを装着して、エンドともインヴェイドとも違う仮面ライダーに変身したソロモンが狂気の嗤い声を上げ、そのソロモンに敗北し、背中から血を流すセッテが親友 の名を口にしながら息を引き取る場面に変わる。
(セッテ!!)
「………」
「『はぁ……はぁ……』」
「くっ……なんて強さなの……!!」
続いて今度は城の内部にある玉座であろう空間で裏地が紅く、表が黒いマントを着け、両肩には黒いドラゴンの頭のような意匠、鉄仮面の奥から右が金、左がワインレッドの複眼を覗かせ、腰に装着したベルトのバックルには中央にキリン、リュウ、ビャッコのコアメダルが三角形の配置で嵌められ、左右の端のスロットにディスティニーメモリとディスペアーメモリが装填された、漆黒の騎士のような仮面ライダーとその仮面ライダーに苦戦するジェミニに変身したノゾミと雪那、ソングに変身したカオリの場面に変わる。
(ノゾミ!!雪那!!カオリ!!)
「無駄だ。貴様らがどんなに足掻こうと、全ての『闇の力』を手に入れた我には勝てん。ここで『闇に閉ざされし世界』への礎となるがいい。」
ズガアアアァァァーーーンッ!!
漆黒の仮面ライダーはそう言いながら、掌から紫が混ざった赤黒い光の波動をジェミニとソングに向けて、放った。
ガキキキキキキキキキキキキキキキィンッ!!
十基のドラグーンと生成された十個のスフィアがビームやシューターを放ちながら飛び交うなか、ヒューイとネスはビームジャベリンとディスペアーサーベルで十数回と斬り結ぶ。
(くっ……このネスという少女……思ってたよりやる……!!)
「フッ!!」
「くっ!!」
ガキィィィンッ!!
ネスの実力にヒューイがそう思うなか、ネスはディスペアーサーベルで突きを放ち、ヒューイはビームジャベリンで受け止める。
「ハッ!!」
「ッ!!」
ガシィィィンッ!!
その直後、ネスは左足でヒューイの腹目掛けて蹴りを放ち、ヒューイは空いた左手で受け止める。
「はぁっ!!」
バチチチチチチチィィィンッ!!
「ぐうっ!?」
が、ネスは身体に帯びた黒雷を流し、ヒューイにダメージを与える。
別室・・・
「うっ……この……ヴィジョンは……」
ネスが食らわせた黒雷はG4とリンクしているPandoraに核として取り込まれているカノンにもダメージを与えると同時にカノンはその雷が原因でパンドラの“力”である未来を視る。
ヴィジョン・・・
「「はぁ……はぁ……」」
互いに所々、血を流しながら、息を切らしながらリサと闇梨紗は睨み合う。
「フフフ……随分とボロボロね。『私』……」
「はぁ……はぁ……そっちこそ……初めて戦った時程の余裕はないんじゃない?」
「そうね。なら、そろそろ決着を着けましょうか。」
「望むところ!!」
闇梨紗とリサはそう言いながら、蝶炎とホワイトユニコーンを構える。
パァァァ・・・
蝶炎には漆黒の光が、ホワイトユニコーンには純白の光が纏われる。
ダッ!!
「“スターエンド・・・」
「“ユニコーン・・・」
「ブレイカー”!!!」
「フルドライブ”!!!」
ズガアアアァァァーーーンッ!!!
二人の『梨紗』が駆け出し、蝶炎とホワイトユニコーンがぶつかり合った瞬間、辺りが嵐のような暴風が吹き荒れると同時に漆黒の光と純白の光に包み込まれた。
(リサ・・・ッ!!)
場面が変わり、全次元世界の上空に所々、黒い炎を纏った漆黒の城が突如、出現する。
(何?あの城は……)
『今宵、全ての世界は絶望の闇に包まれる!!』
シュウウウ・・・ッ!!
城からそう言う女性の声が響き渡ると同時に城を起点に『闇』が世界を侵食し始める。
(!?あれは……闇……ッ!?まるで……あの時みたい……)
「クハハハハハハハッ!!これで俺は完全体になる!!!」
「ノゾ……ミ……」
カノンがそう思いながら視ているなか、ヴィジョンは両手の十本指に指輪を嵌め、ウィザードライバーのようなものを装着して、エンドともインヴェイドとも違う仮面ライダーに変身したソロモンが狂気の嗤い声を上げ、そのソロモンに敗北し、背中から血を流すセッテが
(セッテ!!)
「………」
「『はぁ……はぁ……』」
「くっ……なんて強さなの……!!」
続いて今度は城の内部にある玉座であろう空間で裏地が紅く、表が黒いマントを着け、両肩には黒いドラゴンの頭のような意匠、鉄仮面の奥から右が金、左がワインレッドの複眼を覗かせ、腰に装着したベルトのバックルには中央にキリン、リュウ、ビャッコのコアメダルが三角形の配置で嵌められ、左右の端のスロットにディスティニーメモリとディスペアーメモリが装填された、漆黒の騎士のような仮面ライダーとその仮面ライダーに苦戦するジェミニに変身したノゾミと雪那、ソングに変身したカオリの場面に変わる。
(ノゾミ!!雪那!!カオリ!!)
「無駄だ。貴様らがどんなに足掻こうと、全ての『闇の力』を手に入れた我には勝てん。ここで『闇に閉ざされし世界』への礎となるがいい。」
ズガアアアァァァーーーンッ!!
漆黒の仮面ライダーはそう言いながら、掌から紫が混ざった赤黒い光の波動をジェミニとソングに向けて、放った。