呪われし鎧とライダーになろうとする少女

「ふぅ……クロスミラージュ。ライダーモード解除とジャケットオフ。」

『了解しました。』

パァァァ・・・

訓練用ター○ネーターを倒し終えた後、ティアナはそう言いながらG3-Xのアーマーを解除し、バリアジャケットも解除する。

「お疲れさま。ティアナ。」

「最初の時と比べると様になってきたね。」

「ありがとうございます。なのはさんやリサさん達が色々と教えていただいたおかげです。」

その後、そう労いの言葉をかけながら近づいてくるなのはとリサに対し、ティアナは頭を下げながらそう言う。

「それであの……今日は早退したいんですが……」

「あ。そうか。今日は……」

「うん。良いよ。お疲れさま。」

「ありがとうございます。失礼します。」

早退を許可してくれたなのはに頭を下げながらそう言った後、ティアナは特殊訓練場を後にする。

「なのはちゃん。今日って確か……」

「はい……」

ティアナが去っていった後、そう話しかけてくるリサに対し、なのははそう言いながら特殊訓練場の出入り口の方を見る。










「……ティアナのお兄さん、ティーダ・ランスター一等空尉の命日です。」
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