メガリバース計画の裏側
「一翔!!スィン!!」
「ククク……喰月彩翔の“弱点”の一人であるスィン・ナカムラが来たからとはいえ、ここまで逆転されて追いつめられているとはな……」
吹き飛ばされた一翔とスィンに理王がそう言うなか、オーロラからバックルのスロットが付いていない左側にチューブのようなもので繋がった『INVADE』と描かれた二本のガイアメモリが固定され、その二本のインヴェイドメモリから血脈のような赤い根が全体に張り巡った黒いロストドライバーを装着し、そのドライバーを中心に赤黒い根が血脈のように全身に張り巡ったジョーカーのような奇怪な仮面ライダーが不敵な笑みを浮かべながら現れる。
「!?なに?あの仮面ライダー……」
「少なくとも、ジョーカーじゃなさそうだな……」
『気を付けてください。マスター。奥様。』
『あの仮面ライダー、特にドライバーに挿さっとる二本のガイアメモリから禍々しい気配を感じるで。』
そんな奇怪な仮面ライダーを見ながら、警戒しながら体制を建て直す一翔とスィンに対し、ツバキとサクヤがそう警告する。
「「!?」」
ズズズ・・・ッ!!
そんななか、奇怪な仮面ライダーの衝撃波を受けた一翔の右足とスィンの左足から何かが体内に根を張っていくような感覚が二人を襲う。
「くっ……」
「なに?これ……」
『これは……ムイ!!メイ!!』
『『了解!!』』
パァァァ・・・
ツバキに指示されたムイとメイは一翔とスィンの体内に侵食してきたものを解析し、即座に無力化する。
「クハハハッ!!まさか、インヴェイドの“力”、『ソロモン因子』も解析して無力化するとはな!!流石は『アクエリアス』の『創世龍』の作品ってことか!!!」
「!その胸糞悪い声……てめぇ、ソロモンか!!」
その様子を見て、思わず嗤いながらそう言う奇怪な仮面ライダー、オリジナルダークライダー、仮面ライダーインヴェイド・ジョーカーフォームに変身しているソロモンに対し、理王はそう言う。
「あぁ、そうさ。久しぶりだな。誘心理王。いや、久しぶりという訳でもねぇか。『第九世界』の大和王国の『Xマジンラー』支部の跡地で複製体と殺り合ったな。」
対するソロモンはそう言いながら未だに彩翔の影に刺さったままになっている理王製特殊ナイフを蹴って粉砕する。
「くっ……ソロモン……」
「あの女も相手じゃ本領発揮できねぇだろ。一旦、引き上げるぞ。喰月彩翔。」
「ちっ……」
「!?逃がすか!!」
ズドォォォンッ!!
理王はそう言いながらテュールからエネルギー弾を放つ。
「ククク……」
ズドォォォンッ!!
ズガァァァンッ!!
が、ソロモンは左掌から赤黒い光弾を放ち、相殺させる。
「!?」
「じゃあな。」
次の瞬間、ソロモンはそう言いながら彩翔と共に銀のオーロラの中へと消えていった。
「ククク……喰月彩翔の“弱点”の一人であるスィン・ナカムラが来たからとはいえ、ここまで逆転されて追いつめられているとはな……」
吹き飛ばされた一翔とスィンに理王がそう言うなか、オーロラからバックルのスロットが付いていない左側にチューブのようなもので繋がった『INVADE』と描かれた二本のガイアメモリが固定され、その二本のインヴェイドメモリから血脈のような赤い根が全体に張り巡った黒いロストドライバーを装着し、そのドライバーを中心に赤黒い根が血脈のように全身に張り巡ったジョーカーのような奇怪な仮面ライダーが不敵な笑みを浮かべながら現れる。
「!?なに?あの仮面ライダー……」
「少なくとも、ジョーカーじゃなさそうだな……」
『気を付けてください。マスター。奥様。』
『あの仮面ライダー、特にドライバーに挿さっとる二本のガイアメモリから禍々しい気配を感じるで。』
そんな奇怪な仮面ライダーを見ながら、警戒しながら体制を建て直す一翔とスィンに対し、ツバキとサクヤがそう警告する。
「「!?」」
ズズズ・・・ッ!!
そんななか、奇怪な仮面ライダーの衝撃波を受けた一翔の右足とスィンの左足から何かが体内に根を張っていくような感覚が二人を襲う。
「くっ……」
「なに?これ……」
『これは……ムイ!!メイ!!』
『『了解!!』』
パァァァ・・・
ツバキに指示されたムイとメイは一翔とスィンの体内に侵食してきたものを解析し、即座に無力化する。
「クハハハッ!!まさか、インヴェイドの“力”、『ソロモン因子』も解析して無力化するとはな!!流石は『アクエリアス』の『創世龍』の作品ってことか!!!」
「!その胸糞悪い声……てめぇ、ソロモンか!!」
その様子を見て、思わず嗤いながらそう言う奇怪な仮面ライダー、オリジナルダークライダー、仮面ライダーインヴェイド・ジョーカーフォームに変身しているソロモンに対し、理王はそう言う。
「あぁ、そうさ。久しぶりだな。誘心理王。いや、久しぶりという訳でもねぇか。『第九世界』の大和王国の『Xマジンラー』支部の跡地で複製体と殺り合ったな。」
対するソロモンはそう言いながら未だに彩翔の影に刺さったままになっている理王製特殊ナイフを蹴って粉砕する。
「くっ……ソロモン……」
「あの女も相手じゃ本領発揮できねぇだろ。一旦、引き上げるぞ。喰月彩翔。」
「ちっ……」
「!?逃がすか!!」
ズドォォォンッ!!
理王はそう言いながらテュールからエネルギー弾を放つ。
「ククク……」
ズドォォォンッ!!
ズガァァァンッ!!
が、ソロモンは左掌から赤黒い光弾を放ち、相殺させる。
「!?」
「じゃあな。」
次の瞬間、ソロモンはそう言いながら彩翔と共に銀のオーロラの中へと消えていった。