メガリバース計画の裏側
「「はあああぁぁぁーーーっ!!」」
ガキキキキキキキキキキキキキキキィンッ!!
次の瞬間、一翔と彩翔はサイガッシャーとゼノガッシャーで十数回と斬り結ぶ。
「フッ!!はぁっ!!」
ガキィィィンッ!!ズバァァァンッ!!
「ぐっ!?」
が、彩翔はゼノガッシャーで一翔のサイガッシャーを弾き、できた一瞬の隙を突いて斬りつけ、
「ハッ!!」
ドカァァァンッ!!
「ぐはぁっ!?」
左足で脇腹を蹴り飛ばす。
「くっ……強い……!!」
「そろそろ終わらせる……」
『フルチャージ』
彩翔はそう言いながらライダーパスをセタッチし、ゼノガッシャーにエネルギーを纏わせる。
『フルチャージ』
ズドドドオオオォォォンッ!!
「「!?」」
そんななか、そう言う音声と共に何処からか、三つの砲撃が彩翔に向かって放たれる。
「ちっ!!」
ズバァァァンッ!!
ズガァァァンッ!!
彩翔は舌打ちしながらゼノガッシャーから斬撃を放ち、相殺させる。
「間に合ったな……」
次の瞬間、両腕に砲塔を模したガントレット、背中にもブースターの代わりだろう一回り大きい砲塔、両脚には覆帯と車輪が付いた、『戦車』を彷彿とさせるライダー・・・一翔やスィン達の友人で雪那の父親である誘心理王が変身した仮面ライダー戦王・パンツァーフォームが現れる。
「!?その声……理王か!?」
「あぁ、そうだ。久しぶりだな。一翔。」
「どうしてここに?」
「ガミジン……ソロモンと『Xマジンラー』が造り出した彼奴を追ってきたんだよ。」
首を傾げながらそう尋ねる一翔に対し、理王は彩翔を睨み付けながらそう答える。
「誘心理王……『夢現神』に愛された『陰陽神』か……出番だ。黒椿。」
『了解しました。マスター。』
彩翔がそう言った瞬間、鞘に収まったままの日本刀、ツバキのデータを元に覆製された彩翔のインテリジェントデバイス、黒椿がそう答えながら宙に浮いた状態で現れる。
彩翔は黒椿を手に取り、腰に差してから引き抜く。
その刀身は赤黒い輝きを放っている。
「ッ……裁王だけでなく、ツバキまで……」
『ブレイドフォーム』
パキィィィンッ!!
「ツバキ!!サクヤ!!」
『はい。マスター。』
『了解や。』
黒椿を装備した彩翔を見て、一翔はそう言いながらバトルアックスフォームからブレイドフォームに変え、ツバキとサクヤを既に武器化した状態で呼び出し、装備する。
「テュール!!」
『はい!!』
理王もそう言いながら戦王と同じ装甲に包まれ、柄の半分程の長さのある刃に根元には銃口、柄尻にはブースターが付いた槍・・・戦王に対応した姿に変化した、月詠が生み出した魔武器擬き一族の一人にして桔梗の弟であるテュールを呼び出し、装備する。
『おや?あなたは確か、桔梗の弟の……』
『テュールはんやったっけ?』
『はじめまして。ツバキさんにサクヤさん。お二人のことは雪姫さんからよく聞いております。』
「テュール。そういう話は後にしてくれ……行くぞ!!一翔!!」
「あぁ!!」
次の瞬間、二人はそう言いながら彩翔に向かっていく。
「はあああぁぁぁーーーっ!!」
「………」
ガキィィィンッ!!
そう言いながら斬りかかる一翔のツバキとサクヤを彩翔は黒椿とゼノガッシャーで受け止め、鍔迫り合いをする。
『黒椿、でしたっけ。一つ、確認しておきたいことが……』
『何でしょうか?姉上。』
『!?ということはあなた……!!』
『はい。あなたからしたら、私は妹のようなものです。』
『……マスター。サクヤ……』
「ん?」ガキキ…
『何や?ツバキはん。』
『……私に妹ができました……』
「『……それ、今、言うことか!?』」
割と真面目なトーンでそう言うツバキに一翔とサクヤがそうツッコミを入れるなか、背中のブースターで彩翔の背後に移動した理王がテュールで刺突を放とうとする。
『“捕縛盾 ”。』
ガキィィィンッ!!
「!?」
が、事前に察知した黒椿が展開した赤黒い“捕縛盾”に阻まれ、身動きを封じられた。
ガキキキキキキキキキキキキキキキィンッ!!
次の瞬間、一翔と彩翔はサイガッシャーとゼノガッシャーで十数回と斬り結ぶ。
「フッ!!はぁっ!!」
ガキィィィンッ!!ズバァァァンッ!!
「ぐっ!?」
が、彩翔はゼノガッシャーで一翔のサイガッシャーを弾き、できた一瞬の隙を突いて斬りつけ、
「ハッ!!」
ドカァァァンッ!!
「ぐはぁっ!?」
左足で脇腹を蹴り飛ばす。
「くっ……強い……!!」
「そろそろ終わらせる……」
『フルチャージ』
彩翔はそう言いながらライダーパスをセタッチし、ゼノガッシャーにエネルギーを纏わせる。
『フルチャージ』
ズドドドオオオォォォンッ!!
「「!?」」
そんななか、そう言う音声と共に何処からか、三つの砲撃が彩翔に向かって放たれる。
「ちっ!!」
ズバァァァンッ!!
ズガァァァンッ!!
彩翔は舌打ちしながらゼノガッシャーから斬撃を放ち、相殺させる。
「間に合ったな……」
次の瞬間、両腕に砲塔を模したガントレット、背中にもブースターの代わりだろう一回り大きい砲塔、両脚には覆帯と車輪が付いた、『戦車』を彷彿とさせるライダー・・・一翔やスィン達の友人で雪那の父親である誘心理王が変身した仮面ライダー戦王・パンツァーフォームが現れる。
「!?その声……理王か!?」
「あぁ、そうだ。久しぶりだな。一翔。」
「どうしてここに?」
「ガミジン……ソロモンと『Xマジンラー』が造り出した彼奴を追ってきたんだよ。」
首を傾げながらそう尋ねる一翔に対し、理王は彩翔を睨み付けながらそう答える。
「誘心理王……『夢現神』に愛された『陰陽神』か……出番だ。黒椿。」
『了解しました。マスター。』
彩翔がそう言った瞬間、鞘に収まったままの日本刀、ツバキのデータを元に覆製された彩翔のインテリジェントデバイス、黒椿がそう答えながら宙に浮いた状態で現れる。
彩翔は黒椿を手に取り、腰に差してから引き抜く。
その刀身は赤黒い輝きを放っている。
「ッ……裁王だけでなく、ツバキまで……」
『ブレイドフォーム』
パキィィィンッ!!
「ツバキ!!サクヤ!!」
『はい。マスター。』
『了解や。』
黒椿を装備した彩翔を見て、一翔はそう言いながらバトルアックスフォームからブレイドフォームに変え、ツバキとサクヤを既に武器化した状態で呼び出し、装備する。
「テュール!!」
『はい!!』
理王もそう言いながら戦王と同じ装甲に包まれ、柄の半分程の長さのある刃に根元には銃口、柄尻にはブースターが付いた槍・・・戦王に対応した姿に変化した、月詠が生み出した魔武器擬き一族の一人にして桔梗の弟であるテュールを呼び出し、装備する。
『おや?あなたは確か、桔梗の弟の……』
『テュールはんやったっけ?』
『はじめまして。ツバキさんにサクヤさん。お二人のことは雪姫さんからよく聞いております。』
「テュール。そういう話は後にしてくれ……行くぞ!!一翔!!」
「あぁ!!」
次の瞬間、二人はそう言いながら彩翔に向かっていく。
「はあああぁぁぁーーーっ!!」
「………」
ガキィィィンッ!!
そう言いながら斬りかかる一翔のツバキとサクヤを彩翔は黒椿とゼノガッシャーで受け止め、鍔迫り合いをする。
『黒椿、でしたっけ。一つ、確認しておきたいことが……』
『何でしょうか?姉上。』
『!?ということはあなた……!!』
『はい。あなたからしたら、私は妹のようなものです。』
『……マスター。サクヤ……』
「ん?」ガキキ…
『何や?ツバキはん。』
『……私に妹ができました……』
「『……それ、今、言うことか!?』」
割と真面目なトーンでそう言うツバキに一翔とサクヤがそうツッコミを入れるなか、背中のブースターで彩翔の背後に移動した理王がテュールで刺突を放とうとする。
『“
ガキィィィンッ!!
「!?」
が、事前に察知した黒椿が展開した赤黒い“捕縛盾”に阻まれ、身動きを封じられた。