発動!メガリバース計画

「!?古明地こいしって確か、東方の……まさか、本人だっていうの!?」

「こいしちゃんの能力は『無意識を操る』程度の能力。その能力を彼女が使っているとするなら彼女が繰り出してくるこの神出鬼没な攻撃にも説明がつくわ。」

パンパンッ♪

「お見事!よく気付きました!!」

困惑しながらそう言うひかるに春美が冷静にそう言うなか、ルナティックは拍手しながらそう言う。

「あなたのご推察通り、私は『古明地こいし』本人だよ。カオスファクターに入ってから得たこのルナティックという名前は私が所持するガイアメモリ、ルナティック狂気メモリから取ったコードネーム………私は結構気に入ってるけどね♪」

「……どうして……」

「ん?」

「どうして、あなたはカオスファクターに協力しているの?そもそもカオスファクターの目的は何なの?」

ルナティックがカオスファクターに所属する理由、そして、カオスファクターの目的について、春美は真剣な表情でそう尋ねる。

「……私達が望んでいるのは『世界の救済』……」

「「「?」」」

「故に今、ネスちゃんとノゾミ・ナカムラの一騎討ちの勝負の邪魔はさせない……ネスちゃんのためにも……私自身の目的のためにもね!!」

「「「!?」」」

ルナティックはそう言いながら三人を取り囲むように弾幕を展開する。

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

次の瞬間、ルナティックが展開した弾幕は一斉に三人に襲いかかった。
14/34ページ
スキ