発動!メガリバース計画
「!?ノゾミ!!」
イージスに変身し、偶々、近くで戦っていたセッテは再びノゾミに襲撃してきたネスの存在に気付き、ノゾミに加勢しようとする。
ザッ!!
「!?」
「………」
が、黒いスーツを着こなした一人の青年が何処からともなく現れ、セッテの前に立ちはだかる。
「申し訳ありませんが、あなたの相手は私がっと。」
青年の言葉の最中、セッテはイージスソードで横凪ぎにして斬りかかる。
が、青年は軽く屈むことでその刃を避ける。
「生身相手に酷いですね。」ガシッ!!グイッ!!
「!?」グラッ!!
青年はそう言いながらセッテの右腕を両手で掴んで引っ張り、セッテの体制を崩し、
「フッ!!」
ドカァァァンッ!!
「ぐっ!?」
右足で蹴り飛ばす。
「おっと失礼。女性を蹴り飛ばす趣味はないんですが……」
「くっ……貴様……何者だ?」
蹴り飛ばした後、そう言う青年に対し、セッテは体制を立て直しながらそう尋ねる。
「はじめまして。私はネスちゃんとルナティックと同じカオスファクターの一人、デスペラードと申します。以後、お見知りおきを。」
対する青年、デスペラードは恭しく頭を下げながらそう自己紹介をする。
「カオスファクター……『Xマジンラー』やショッカー、ホワイトファングとは違う組織か……」
「私の今回の任務はネスちゃんと『希望』の担い手の勝負に邪魔が入らないようにすること……故にあなたには私の相手をしてもらいます……」ガチャンッ!!
デスペラードはそう言いながらガイアドライバーのようなベルトを取り出し、装着する。
「ガイアドライバーか……」
「いいえ。似てはいますが、これは『メモリ・リアライザー』。とあるメモリの使用を前提に我々、カオスファクターが開発したものです。」
デスペラードはそう言いながら『D』と描かれたガイアメモリを取り出す。
『デスペラード!!』
「接続 、開始 。」
『デスペラード!!』
コォォォ・・・ッ!!
デスペラードがそう言いながらデスペラードメモリのスィッチを押し、バックルの側面にあるスロットにセットした瞬間、バックルを中心に黒いオーラがデスペラードの全身を駆け巡る。
「?見た目が変わっていない?」
が、デスペラード自身の姿が使用前とこれといった変化がなかった。
(メモリの使用に失敗したのか?)
メモリ使用後も全く変わっていないデスペラードの姿にセッテはそう思いながら警戒する。
「フフ……」
「!?」
チュインッ!!
が、次の瞬間、何かがセッテの脇腹を掠る。
(なっ!?魔力は一切感じなかったのに!!)
「フフ……まだいきますよ。」
チュインッ!!チュインッ!!チュインッ!!チュインッ!!チュインッ!!チュインッ!!チュインッ!!
「くっ!?」
デスペラードがそう言った瞬間、デスペラードの方から先程、セッテの脇腹を掠った何かが銃弾並みの早さで連射で放たれ、セッテの身体に徐々に掠り傷を負わせていく。
「……そこっ!!」
ガキィィィンッ!!
そんななか、セッテはそう言いながらイージスソードを振り抜き、その何かを弾く。
チャリーンッ!!
「?コイン?」
先程までセッテに傷を負わせていた何かの正体は銀貨だった。
「お見事。これは羅貫銭といって異世界、『地球』にある国の一つ、中国に古くから伝わる暗器の一種です。」
チュインッ!!チュインッ!!チュインッ!!チュインッ!!チュインッ!!
デスペラードはそう説明しながら右掌の中に数枚の銀貨を掴み、弾丸として放ってくる。
「はあああぁぁぁーーーっ!!」
ガキィンッ!!ガキィンッ!!ガキィンッ!!ガキィンッ!!ガキィンッ!!
セッテはイージスソードで銀貨を弾きながら肉簿し、斬りかかる。
「おっと。」
ガキィィィンッ!!
対するデスペラードは何処からかマジシャンが使うような黒いステッキを取り出し、セッテのイージスソードを受け止める。
「フフフ……」ガキキ…
受け止めた後、デスペラードはステッキの上の柄の部分を掴み、軽く回してから外側に引っ張る。
スラァ・・・ッ!!
「!?」
すると、隠されていた刀身が現れ、
「ハッ!!」
ズバァァァンッ!!
「ぐはっ!?」
デスペラードはその刀身で一閃を浴びせ、吹き飛ばす。
「くっ……仕込み杖……!!」
「フフフ……」
吹き飛ばされた後、そう言いながら体勢を立て直すセッテに対し、デスペラードはそう不敵な笑みを浮かべながら仕込み杖を手に向かっていった。
イージスに変身し、偶々、近くで戦っていたセッテは再びノゾミに襲撃してきたネスの存在に気付き、ノゾミに加勢しようとする。
ザッ!!
「!?」
「………」
が、黒いスーツを着こなした一人の青年が何処からともなく現れ、セッテの前に立ちはだかる。
「申し訳ありませんが、あなたの相手は私がっと。」
青年の言葉の最中、セッテはイージスソードで横凪ぎにして斬りかかる。
が、青年は軽く屈むことでその刃を避ける。
「生身相手に酷いですね。」ガシッ!!グイッ!!
「!?」グラッ!!
青年はそう言いながらセッテの右腕を両手で掴んで引っ張り、セッテの体制を崩し、
「フッ!!」
ドカァァァンッ!!
「ぐっ!?」
右足で蹴り飛ばす。
「おっと失礼。女性を蹴り飛ばす趣味はないんですが……」
「くっ……貴様……何者だ?」
蹴り飛ばした後、そう言う青年に対し、セッテは体制を立て直しながらそう尋ねる。
「はじめまして。私はネスちゃんとルナティックと同じカオスファクターの一人、デスペラードと申します。以後、お見知りおきを。」
対する青年、デスペラードは恭しく頭を下げながらそう自己紹介をする。
「カオスファクター……『Xマジンラー』やショッカー、ホワイトファングとは違う組織か……」
「私の今回の任務はネスちゃんと『希望』の担い手の勝負に邪魔が入らないようにすること……故にあなたには私の相手をしてもらいます……」ガチャンッ!!
デスペラードはそう言いながらガイアドライバーのようなベルトを取り出し、装着する。
「ガイアドライバーか……」
「いいえ。似てはいますが、これは『メモリ・リアライザー』。とあるメモリの使用を前提に我々、カオスファクターが開発したものです。」
デスペラードはそう言いながら『D』と描かれたガイアメモリを取り出す。
『デスペラード!!』
「
『デスペラード!!』
コォォォ・・・ッ!!
デスペラードがそう言いながらデスペラードメモリのスィッチを押し、バックルの側面にあるスロットにセットした瞬間、バックルを中心に黒いオーラがデスペラードの全身を駆け巡る。
「?見た目が変わっていない?」
が、デスペラード自身の姿が使用前とこれといった変化がなかった。
(メモリの使用に失敗したのか?)
メモリ使用後も全く変わっていないデスペラードの姿にセッテはそう思いながら警戒する。
「フフ……」
「!?」
チュインッ!!
が、次の瞬間、何かがセッテの脇腹を掠る。
(なっ!?魔力は一切感じなかったのに!!)
「フフ……まだいきますよ。」
チュインッ!!チュインッ!!チュインッ!!チュインッ!!チュインッ!!チュインッ!!チュインッ!!
「くっ!?」
デスペラードがそう言った瞬間、デスペラードの方から先程、セッテの脇腹を掠った何かが銃弾並みの早さで連射で放たれ、セッテの身体に徐々に掠り傷を負わせていく。
「……そこっ!!」
ガキィィィンッ!!
そんななか、セッテはそう言いながらイージスソードを振り抜き、その何かを弾く。
チャリーンッ!!
「?コイン?」
先程までセッテに傷を負わせていた何かの正体は銀貨だった。
「お見事。これは羅貫銭といって異世界、『地球』にある国の一つ、中国に古くから伝わる暗器の一種です。」
チュインッ!!チュインッ!!チュインッ!!チュインッ!!チュインッ!!
デスペラードはそう説明しながら右掌の中に数枚の銀貨を掴み、弾丸として放ってくる。
「はあああぁぁぁーーーっ!!」
ガキィンッ!!ガキィンッ!!ガキィンッ!!ガキィンッ!!ガキィンッ!!
セッテはイージスソードで銀貨を弾きながら肉簿し、斬りかかる。
「おっと。」
ガキィィィンッ!!
対するデスペラードは何処からかマジシャンが使うような黒いステッキを取り出し、セッテのイージスソードを受け止める。
「フフフ……」ガキキ…
受け止めた後、デスペラードはステッキの上の柄の部分を掴み、軽く回してから外側に引っ張る。
スラァ・・・ッ!!
「!?」
すると、隠されていた刀身が現れ、
「ハッ!!」
ズバァァァンッ!!
「ぐはっ!?」
デスペラードはその刀身で一閃を浴びせ、吹き飛ばす。
「くっ……仕込み杖……!!」
「フフフ……」
吹き飛ばされた後、そう言いながら体勢を立て直すセッテに対し、デスペラードはそう不敵な笑みを浮かべながら仕込み杖を手に向かっていった。