敗北を超えて
カオリの部屋・・・
コンコン
「カオリちゃん。入っても大丈夫?」
割り当てられた部屋でベッドに腰掛けながら暗い表情をするカオリに対し、なのはがドア越しにそう尋ねる。
「……うん……」
ガチャッ!!
「お邪魔します。」
「約束したんだ……守るって。二人は絶対、私が守るって……!!」
そう言いながら部屋に入ってきたなのはに対し、カオリは拐われる前日にサグメとした約束を思い起こしながらそう言う。
「カオリちゃん………」
そんなカオリに対し、なのははそう言いながら抱きしめる。
「なのに……守れなかった……!私……!!」
「助けよう、私達みんなで。必ず!……だから……一人で抱え込まないで……!!」
「なのは、ちゃん……ぅ、ぅあああああああっ!!」
次の瞬間、カオリはなのはの胸の中で泣き始める。
廊下・・・
「………」
そんな二人のやりとりをクラウンピースがドアの前で黙って聞いていた。
コンコン
「カオリちゃん。入っても大丈夫?」
割り当てられた部屋でベッドに腰掛けながら暗い表情をするカオリに対し、なのはがドア越しにそう尋ねる。
「……うん……」
ガチャッ!!
「お邪魔します。」
「約束したんだ……守るって。二人は絶対、私が守るって……!!」
そう言いながら部屋に入ってきたなのはに対し、カオリは拐われる前日にサグメとした約束を思い起こしながらそう言う。
「カオリちゃん………」
そんなカオリに対し、なのははそう言いながら抱きしめる。
「なのに……守れなかった……!私……!!」
「助けよう、私達みんなで。必ず!……だから……一人で抱え込まないで……!!」
「なのは、ちゃん……ぅ、ぅあああああああっ!!」
次の瞬間、カオリはなのはの胸の中で泣き始める。
廊下・・・
「………」
そんな二人のやりとりをクラウンピースがドアの前で黙って聞いていた。