地獄の妖精と月の民
カオリVS悠姫・・・
「「はぁ……はぁ……」」
ソングに変身し、拘束具を二つも外したカオリとフィフティーン・ゴーストアームズに変身した悠姫はほぼ互角の戦いを繰り広げていた。
(くっ……やっぱり強いな。悠姫ちゃん……『枷』を二つも外してるのに……)
「!どうやら稀神はボク達の手に渡ったみたいだね。」
カオリがそう思いながらマイ君とポラリスⅡを構えるなか、サグメの拉致に成功した覇道達からの“念話”が届いた悠姫はそう言う。
「!?」
(サグメちゃんが・……悠姫ちゃん達に……『Xマジンラー』やショッカーに浚われた……)
「……返せ……」
「ん?」
「サグメちゃんを返せえぇええぇぇぇえぇぇえええぇえぇええぇぇぇえぇぇえええぇええぇええぇぇぇえぇぇえぇっ!!!」
『!?』
ズガアアアァァァンッ!!
次の瞬間、ブチキレたカオリはそう言いながら最後の拘束具を吹き飛ばす程の膨大な魔力を放出する。
ズガアアアァァァンッ!!
「「!?」」
『グオオオォォォーーーッ!?』
ブチキレたカオリが放出した魔力は衝撃波となり、悠姫やなのはと戦っていた毒サソリ男を吹き飛ばし、残りの戦闘員達を全滅させ、一般の生徒や教師が避難していた校舎の窓ガラスを全て割る。
尚、ノゾミや和也達は事前に姿勢を低くしたり、“障壁”を展開して防ぐ等したりして無事なので悪しからず。
「くっ……ゴーストアームズの『光の粒子化』を使ってでも受け流しきれない衝撃波とは滅茶苦茶な……!!」
「返せえぇええぇぇぇえぇぇえええぇえぇええぇぇぇえぇぇえええぇええぇええぇぇぇえぇぇえぇっ!!!」
ドンッ!!
吹き飛ばされた悠姫がそう言いながら立ち上がるなか、カオリはそう言いながら悠姫に向かって突っ込む。
「そうは問屋が下ろさないんだよねぇ。」
ズガァァァンッ!!
「ガッ!?」
『カオリ(さん)(ちゃん)!!』
が、そう言う闇梨紗の声と共に上から楝獄が覆い被さり、カオリを地面に叩きつける。
パァァァ・・・
それにより、ソングへの変身が解け、カオリは気を失う。
「変身が解けて、気を失うだけで済んだか。流石は『私』の妹ね。」
「闇梨紗さん……」
「『Xマジンラー』のNo.2か……」
そう言いながら現れる闇梨紗に対し、悠姫といつの間にか合流していた毒サソリ男はそう言う。
「正確にはNo.2の待遇を貰った協力者だけどね。本当は遠くから観てるだけのつもりだったけど、あなた達がここで殺られたらせっかくの楽しみが一つ、減りそうだったから助けてあげたわ。さっ。目的のものは手に入ったし、戻った方が良いんじゃない?」
「……言われなくてもそうする……」
パァァァ・・・
悠姫はそう言いながら銀のオーロラを作り出す。
「ッ!!逃がすかっ!!」
それを見て、和也はそう言いながら向かおうとする。
「フフフ……」
ボオオオォォォーーーッ!!
が、闇梨紗は楝獄で炎の壁を作り出し、和也やノゾミ達の行く手を阻む。
その隙に悠姫、闇梨紗、毒サソリ男の三人は銀のオーロラへと消えていった。
「「はぁ……はぁ……」」
ソングに変身し、拘束具を二つも外したカオリとフィフティーン・ゴーストアームズに変身した悠姫はほぼ互角の戦いを繰り広げていた。
(くっ……やっぱり強いな。悠姫ちゃん……『枷』を二つも外してるのに……)
「!どうやら稀神はボク達の手に渡ったみたいだね。」
カオリがそう思いながらマイ君とポラリスⅡを構えるなか、サグメの拉致に成功した覇道達からの“念話”が届いた悠姫はそう言う。
「!?」
(サグメちゃんが・……悠姫ちゃん達に……『Xマジンラー』やショッカーに浚われた……)
「……返せ……」
「ん?」
「サグメちゃんを返せえぇええぇぇぇえぇぇえええぇえぇええぇぇぇえぇぇえええぇええぇええぇぇぇえぇぇえぇっ!!!」
『!?』
ズガアアアァァァンッ!!
次の瞬間、ブチキレたカオリはそう言いながら最後の拘束具を吹き飛ばす程の膨大な魔力を放出する。
ズガアアアァァァンッ!!
「「!?」」
『グオオオォォォーーーッ!?』
ブチキレたカオリが放出した魔力は衝撃波となり、悠姫やなのはと戦っていた毒サソリ男を吹き飛ばし、残りの戦闘員達を全滅させ、一般の生徒や教師が避難していた校舎の窓ガラスを全て割る。
尚、ノゾミや和也達は事前に姿勢を低くしたり、“障壁”を展開して防ぐ等したりして無事なので悪しからず。
「くっ……ゴーストアームズの『光の粒子化』を使ってでも受け流しきれない衝撃波とは滅茶苦茶な……!!」
「返せえぇええぇぇぇえぇぇえええぇえぇええぇぇぇえぇぇえええぇええぇええぇぇぇえぇぇえぇっ!!!」
ドンッ!!
吹き飛ばされた悠姫がそう言いながら立ち上がるなか、カオリはそう言いながら悠姫に向かって突っ込む。
「そうは問屋が下ろさないんだよねぇ。」
ズガァァァンッ!!
「ガッ!?」
『カオリ(さん)(ちゃん)!!』
が、そう言う闇梨紗の声と共に上から楝獄が覆い被さり、カオリを地面に叩きつける。
パァァァ・・・
それにより、ソングへの変身が解け、カオリは気を失う。
「変身が解けて、気を失うだけで済んだか。流石は『私』の妹ね。」
「闇梨紗さん……」
「『Xマジンラー』のNo.2か……」
そう言いながら現れる闇梨紗に対し、悠姫といつの間にか合流していた毒サソリ男はそう言う。
「正確にはNo.2の待遇を貰った協力者だけどね。本当は遠くから観てるだけのつもりだったけど、あなた達がここで殺られたらせっかくの楽しみが一つ、減りそうだったから助けてあげたわ。さっ。目的のものは手に入ったし、戻った方が良いんじゃない?」
「……言われなくてもそうする……」
パァァァ・・・
悠姫はそう言いながら銀のオーロラを作り出す。
「ッ!!逃がすかっ!!」
それを見て、和也はそう言いながら向かおうとする。
「フフフ……」
ボオオオォォォーーーッ!!
が、闇梨紗は楝獄で炎の壁を作り出し、和也やノゾミ達の行く手を阻む。
その隙に悠姫、闇梨紗、毒サソリ男の三人は銀のオーロラへと消えていった。