地獄の妖精と月の民

和也VSダークキバ・・・

「おらあああぁぁぁっ!!」

ダークキバに変身した断片はそう言いながらザンバットソードを振り回す。

「いや。単純かよ。」

対する和也はそうツッコミを入れながらガシャコンブレイカー・ハンマーモードで断片の攻撃を防ぎきる。

「ちぃぃぃっ!!なに俺の攻撃を全部、防いでんだよ!!」

そんな和也に対し、ダークキバは苛立ちを露にしながらそう言う。

「攻撃されたら普通に防ぐだろ。」

「うるせぇっ!!」

若干呆れながらそう言う和也に対し、ダークキバはそう言いながらザンバットソードを振り回してくる。

「はぁ……」

『ガシャット!!キメワザ!!』

『GEKITSU!!CRITICAL FINISH!!』

対する和也はため息を吐きながら、ダークキバの滅茶苦茶な剣技をかわしながらゲキトツロボッツガシャットをガシャコンブレイカーにセットする。

「おらあああぁぁぁっ!!」

ドカァァァンッ!!

「ぐふっ!?」

次の瞬間、和也はゲキトツスマッシャーの幻影と重なったガシャコンブレイカーでダークキバの腹部を殴り、そのままの勢いで空中まで吹き飛ばす。

「もう一丁!!」

「!?」

ドカァァァンッ!!

「ぐはぁっ!?」

吹き飛ばされた後、落下していくダークキバに対し、和也はそう言いながら今度は地面に叩きつける。

その際の衝撃でダークキバを中心にクレーターができる。

「ぐっ……この野郎……」

が、それでもダークキバはそう言いながらよろよろと立ち上がる。

「よせ。てめぇに俺は倒せねぇよ。」

「うるせぇっ!!俺は運命に選ばれた人間の一人なんだ!!てめぇなんかに負ける筈がねぇんだよ!!!」

「運命に選ばれたねぇ……てめぇはその運命ってのに選ばれて得た“力”で何をするつもりなんだ?」

「あ?んなもん、好き放題に暴れるに決まってるだろ!“力”がありゃあムカつく奴はぶっ殺せるし、女だって力づくで何人も性奴隷にできるしな!俺はこの“力”で好き放題に面白おかしく生きるんだよ!!」

真剣な表情でそう尋ねる和也に対し、ダークキバ断片は当然と言わんばかりにザンバットソードを構えながらそう答える。

「く……くくく……はははははははっ!!」

「?何が可笑しい?」

「いや、なに、予想通りの答えだったもんでな……安心したぜ……」スッ

首を傾げながらそう尋ねるダークキバに対し、和也はそう答えながらマキシマムマイティXガジェットを取り出す。

「これで気兼ねなくてめぇをブチのめせる……」

『マキシマムマイティX!!』

「マックス大変身!!」

『レベルマックス!最大級のパワフルボディ!ダリラガン!ダゴズバン!マキシマムパワーX!!』

パキィィィンッ!!

次の瞬間、和也はそう言いながらマキシマムゲーマーレベル99に強化変身する。

「!?マキシマムゲーマーレベル99だと!?」

「まだだ!!」スッ

マキシマムゲーマーレベル99に強化変身した和也を見て、ダークキバがそう困惑の声を上げるなか、和也はそう言いながらハイパームテキガシャットを取り出す。

『ハイパームテキ!!』

「ハイパー大変身!!」

『ドッキーング!バッカーン!ムーテーキー!!』

『輝け!流星の如く!黄金の最強ゲーマー!ハイパームテキエグゼイド!!』

パキィィィンッ!!

次の瞬間、和也はエグゼイドの最強フォーム、ムテキゲーマーに変身した。
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