地獄の妖精と月の民

天道VS覇道・・・

ガキキキキキキキキキキキキキキキィンッ!!

カブト・ライダーフォームに変身した天道とダークカブト・ライダーフォームに変身した覇道は互いにクロックアップした状態で天道は炎の魔力で、覇道は雷の魔力で刀身を伸ばしたクナイガンで十数回と斬り結ぶ。

「あはははっ♪まさか、そっちも魔法が使えてるなんてね♪流石は僕のオリジナルだ♪」

「そいつはどうも!!」

ドカァァァンッ!!

そんななか、笑いながらそう言う覇道に対し、天道はそう言いながら蹴りを食らわせる。

「くっ!!」

ズドドドドドドドッ!!

対する覇道は自分から後ろに跳んでダメージを軽減させながらゼクトマイザーで七弾のカブト虫型爆弾を放ってくる。

『『Clock Over』』

ドカカカカカカカァァァンッ!!

次の瞬間、互いのクロックアップが解除されると同時に七弾のカブト虫型爆弾が爆発し、天道がいた所が爆炎に包まれる。

ボッ!!

「はっ!!」

「!?」

ドカァァァンッ!!

が、次の瞬間、爆炎の中から全身に炎を纏った天道が飛び出し、覇道を思いきり殴り飛ばす。

「ぐわっ!?」

「悪いがその程度の爆炎、俺には効かない。」

殴り飛ばした後、天道がそう言うなか、天道を包んでいた炎は静かに鎮火されていく。

「くっ……爆発する直前、魔法を使って自ら、炎を纏うことで防ぐとはね……ちょっとびっくりしたよ……」

対する覇道はそう言いながら体制を立て直す。

「じゃあ、お互いに次のステップに行こうか。」

「望むところだ。」

「「来い!!ハイパーゼクター!!」」

ガキィンッ!!ガキィンッ!!パシッ×2!!

二人がそう言った瞬間、銀色のハイパーゼクターと黒色のハイパーゼクターが互いにぶつかり合いながら現れ、銀色のハイパーゼクターは天道の、黒色のハイパーゼクターは覇道の手に収まる。

「「ハイパーキャストオフ!!」」

『『Hyper Cast Off』』

パキィィィンッ×2!!

『『Change Hyper Beetle』

次の瞬間、二人は互いにハイパーフォームに変わり、

「「ハイパークロックアップ!!」」

『『Hyper Clock Up』』

・・・フッ・・・

ほぼ同時にハイパークロックアップを使い、超超光速の世界に入った。
27/44ページ
スキ