「ふぅ……あまり手応えがありませんでしたね……」

ブラックバロンを撃破した後、水無月はそう言いながら戦闘員達の殲滅に向かおうとする。

「ハッ！！」

「！？」

ドカァァァンッ！！

が、その瞬間、何処からか、飛び出してきたウーノが水無月を蹴りを入れてくる。

対する水無月は咄嗟にソニックアローと無双セイバーをクロスして受け止める。が、その勢いに押され、後退する。

「……ソニックアローと無双セイバーで受け止められたか……」

「あなたは……」

「『Ｘマジンラー』に所属するナンバーズの一人、No.１　ウーノ。」

「！？あなたが以前、セッテ殿が言っていた……」

「『ムンドゥス』のアーマードライダー鎧武、水無月・ヴェルメリオ……あなたとは一度、戦ってみたいと思っていた……」ｶﾞﾁｬﾝｯ!!

ウーノはそう言いながらダークゲネシスドライバーを装着し、ピーチエナジーロックシードを取り出す。

『ピーチエナジー！！』

「変身！！」

『ロックオン！！』

『ソーダ！！』

『ピーチエナジーアームズ！！』

パキィィィンッ！！

次の瞬間、ウーノはダークマリカに変身する。

「フッ！！」

ズドドドォォォンッ！！

「ッ！！」

次の瞬間、ウーノはダークソニックアローで三本のエネルギー矢を放ち、水無月はその矢を紙一重でかわす。

「はあああぁぁぁーーーっ！！」

そんな水無月に対し、ウーノはそう言いながら肉簿し、ダークソニックアローで斬りかかる。

「ッ！！」

ガキィィィンッ！！

「ハッ！！」

対する水無月は無双セイバーで受け止め、流しながらソニックアローで斬りかかる。

「フッ！！」

ドカァァァンッ！！

「くっ！！」

が、ウーノはまるで読んでいたかのようにかわしながらバク転の要領で水無月の顎を蹴り上げ、

「ハッ！！」

ズガガガァァァンッ！！

「あぁっ！？」

そのまま少しだけ距離を取り、着地しながらダークソニックアローで三本のエネルギー矢を放ち、食らわせた。