地獄の妖精と月の民

『フォールテ学園』、グラウンド・・・

その頃、グラウンドでカオリ、和也、なのはの三組に分かれて、実技の授業を受けていたノゾミ達一年Sクラス。

ズドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

『!?』

そんななか、何処からか、砲弾程の大きさの光弾が十数弾、放たれてくる。

「「「ッ!!」」」

パァァァ・・・ズガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!

その十数弾の光弾に対し、カオリ、和也、なのはの三人が“障壁”を展開して防ぎきる。

「驚いた。まさか、管理局の『エースオブエース』と古河和也もここに来ていたとはね。」

「昨日の借りを返しにきたぞ。仮面ライダー共。」

次の瞬間、悠姫と毒サソリ男がそう言いながら強化改造されたカメバズーカと断片二人、多数のショッカー戦闘員、マスカレイドドーパント、ダスタードを引き連れて現れる。

因みに最初に放たれた光弾を放ったのはカメバズーカ。

「!?てめぇは『Xマジンラー』の緋之宮悠姫!!今度はショッカーと組んだのか!!」

「今回限りという契約でね。」

『Set Up』

「変身。」

『チェーンジ!!仮面ライダー!!フィフティーン!!』

パキィィィンッ!!

自分を睨み付けながらそう言う和也にそう答えながら、悠姫はフィフティーンに変身する。

「!?フィフティーンだと!?」

「あれが前にカオリちゃんが言っていたレプリカライダージュエル……」

『『Set Up』』

「「変身!!」」

『『チェーンジ!!仮面ライダー!!』』

『王蛇!!』

『ダークキバ!!』

パキィィィンッ×2!!

フィフティーンに変身した悠姫を見て、和也となのはがそう言うなか、カメバズーカと共に悠姫と毒サソリ男の背後に控える断片・・・浅田あさだ京介きょうすけ古森こもり重治しげはるの二人もダークジュエルベルトとレプリカライダージュエルで王蛇とダークキバに変身する。

「カオリちゃん!!皆!!」

「ヴィヴィオちゃん!!」

そんななか、学園から『Xマジンラー』とショッカーの襲撃に気付いたヴィヴィオがそう言いながら駆けつけてくる。

「アカリちゃん達は他の生徒を避難させて。いくよ!!セッテ!!マコト君!!美咲ちゃん!!ラミ!!」

『ドライバーオン・プリーズ』

ノゾミはそう言いながらホープドライバーを装着する。

「「「OK!!」」」

「来て!!イージスゼクター!!」

キュィィィンッ!!ガチャンッ!!

そんなノゾミにマコト、美咲、ラミの三人がそう答えながらヒロアスドライバー、マッハドライバー炎を装着したり、カードデッキを取り出すなか、セッテがそう言った瞬間、何処からか、イージスゼクターが飛んできて、右手首のライダーブレスにセットされる。

『シャバドゥビタッチヘンシーン!!シャバドゥビタッチヘンシーン!!』

『チェンジ』

『シグナルバイク!!ライダー!!』

「「「「「変身!!」」」」」

『ソル・プリーズ。サンサン・・・サンサン・・・ッ!!』

『Henshin』

『Change Aegis』

『アーチャー!!』

『マッハ!!』

パキィィィンッ×5!!

次の瞬間、五人はホープ、イージス、ヒロアス、マッハ、九龍に変身する。

「ヴィヴィオちゃん。なのはちゃん。和也さん。断片や怪人達の相手をお願いします。いくよ。ソングベルト。」

『OK。Master。』

カオリはそう言いながらソングベルトを装着する。

『music,stand by』

「変身!!」

『loading song!』

『(chorus)ペガサス♪遠い宙♪』

『(chorus)グローリア♪届くように♪』

『君の付けた足跡は♪長い雨に消えたよ♪』

『なつかしい声♪やさしさは♪いつか星になるでしょう♪』

『夏は一瞬の♪鼓動で時を打つ♪』

『私は生まれた♪』

パキィィィンッ!!

次の瞬間、カオリはソングに変身する。

その間、ヴィヴィオ、なのは、和也の三人もアース、アギト、エグゼイドに変身する。

「!?仮面ライダーが九人もいるだと!?」

「………」

変身したノゾミ達を見て、毒サソリ男はそう困惑の声を上げる。

こうしてノゾミ達もまた戦闘を開始した。
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