地獄の妖精と月の民

翌日、『フォールテ学園』、グラウンド・・・

「え~、今日、一日だけ特別講師をやることになった古河和也だ。」

「同じく今日だけ特別講師をすることになった高町なのはです。よろしくね。」

サグメちゃんとクラウンピースちゃんを保護した日の翌日、学園のグラウンドでヴィヴィオ先生とカオリさんの紹介で今日だけ特別講師をすることになった和也さんとなのはさんがそう自己紹介する。

あ。どーも。視点は作者から変わって私、ノゾミ・ナカムラなので悪しからず。

って私はまた誰に説明してるんだろう?

「はい。という訳で今日の実技は今、紹介した和也さんとなのはちゃん、私の三人で三組に分かれて教導を行います。昨日、課外授業として行ってもらった依頼の反省点も含めた報告書を参考に組分けしたから呼ばれた子から順に自分達が指導してもらう先生の所に行ってね。」

私がそう思いながら首を傾げるなか、カオリさんは笑顔でそう言う。

「それじゃあ、和也さん組からーーー」

次の瞬間、カオリさんはそう言いながら組分けを発表する。

因みに組分けは次の通りになりました。

和也さん組:零次君(ボロボロ確定)、アカリちゃん、ジェイ君、ラミ

なのはさん組:カイン君、ヴィオラちゃん、エレンちゃん

カオリさん組:マコト君、美咲ちゃん、セッテ、私
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