波乱万丈!修学旅行!!

零次&マーチVSガンマンロイミュード・・・

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

「くそっ!!なんつう弾幕だよ!!」

「これじゃあ、迂闊に近付けない……!!」

ガンマンロイミュードと戦っていた零次とマーチはガンマンロイミュードが撃ってくるエネルギー弾の弾幕を零次の土の中級防御魔法、“アースウォール”で防ぎながら逆転のチャンスを伺う。

(くそっ!!せめて、あの二丁のピストルをどうにかしないと……っ!!)

外・・・

「思いの外、苦戦しているみたいね。」

ガンマンロイミュードの二丁のピストルを見ながら、零次が苦い表情をしながらそう考えるなか、密かにカオリに使い魔として呼ばれ、サポートするために外から通路での戦いを見ていたシノンがそう言う。

「できれば、若い子達だけで乗り越えて欲しかったけど、仕方ないわね。」スッ

シノンはそう言いながらヘカートを構え、スコープからガンマンロイミュードの手元を覗きこんだ。

通路・・・

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

ガンマンロイミュードは二丁のピストルから放つ大量のエネルギー弾で零次の“アースウォール”を徐々に削っていく。

ドギャギャァンッ!!

「!?」

そんななか、何処からか、放たれた一筋の弾丸がガンマンロイミュードの二丁のピストルに命中し、破壊する。

「今だ!!」

「ッ!!」

それを見た零次は風の魔力を、マーチは風を纏いながらガンマンロイミュードの方に突っ込む。

「はあああぁぁぁーーーっ!!」

「“プリキュア・マーチシュート・インパクト”!!」

「!?」

ズバァァァンッ!!

ドカァァァンッ!!

次の瞬間、零次はそう言いながら破壊属性の魔力を纏わせた琥珀でガンマンロイミュードを斬り裂き、マーチが続けざまに身に纏った竜巻の遠心力もプラスした強力な蹴りを食らわせる。

「グオオオォォォーーーッ!?」

ドッカァァァンッ!!

次の瞬間、ガンマンロイミュードはそう断末魔の叫びを上げながら爆発し、消滅した。
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