会場内・・・

「はあああぁぁぁーーーっ！！」

ズバババババババババババババババァンッ！！

『グオオオォォォーーーッ！？』

ヒロアス・クラスアーチャーに変身したマコトは二刀流のアーチャーブレイドで自分やみゆきに襲ってくるサナギ体ワームや低級ロイミュードを次から次へと斬り伏せる。

「大丈夫か？みゆき。」

「は、はい……」

斬り伏せた後、そう言うマコトに対し、スマイルパクトを悠姫に奪われているせいで変身できないみゆきがそう言うなか、

「貴様ら！！よくも私の奴隷オークションを台無しにしてくれたな！！！」

「「！？」」

ショーンがそう言いながら二人の前に現れる。

その腰には悠姫から手渡されていたダークジュエルベルトを装着し、手には同じく手渡されたレプリカライダージュエル。

『Set Up』

「変身！！」

『チェーンジ！！アルティメットD！！』

パキィィィンッ！！

次の瞬間、ショーンはアルティメットDに変身する。

「！？」

「何人に渡してんだ！？そのベルトと宝石は！！」

「グオオオォォォーーーッ！！」

アルティメットDに変身したショーンを見て、みゆきが驚愕の表情を浮かべ、マコトがそう困惑の声を上げるなか、アルティメットDはそう雄叫びを上げながら向かってきた。

「「はあああぁぁぁーーーっ！！」」

ズバァァァンッ×２！！

「「グオオオォォォーーーッ！？」」

そんななか、ホープ・ソルスタイルとイージスに変身したノゾミとセッテは二刀流のホープソードガンとイージスソードでアークオルフェノクとスコーピオンゾディアーツを斬り裂いて、吹き飛ばし、

「「はぁっ！！」」

ドカァァァンッ！！

「グオオオォォォーーーッ！？」

二人同時に蹴りを食らわせ、ビートルファンガイアを蹴り飛ばす。

「あなた達にはみゆきちゃんとマコト君の恋路を邪魔されそうになったからね。」

「確か、カオリさんが言ってたよね。『人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて地獄に堕ちろ。』って。」

「ひ、ヒイイイィィィーーーッ！？」

明らかに殺る気満々な二人に恐怖を感じたスコーピオンゾディアーツは思わずその場から逃げ出す。

「あ！デュラン！！」

「待てよ！！おい！！」

アークオルフェノクとビートルファンガイアも後を追って逃げ出す。

「追うよ！！セッテ！！」

「あぁ！！」

ノゾミとセッテはそう話しながら三体の怪人を追っていった。