波乱万丈!修学旅行!!
オークション会場・・・
「侵入者?」
「はい。なんでも表口の扉を破壊しながら十二人も侵入してきたらしく今、サナギ体ワームと低級ロイミュードを対処に向かわせてるんですが……」
「ふぅーん……」
「悠姫様。」
「私達も向かいますか?」
ショーンからそう報告を受ける悠姫に対し、背後に控える男女がそう言う。
「そうだね。ガンマン。セクティオ。お願い。」
「「はっ!!」」
「レディースアーンドジェントルメ~ン!!今宵もお越しいただきありがとうございます!!只今から奴隷オークションを開始致します!!」
パチパチ!!!パチパチ!!
悠姫がそう言いながら配下の男女を向かわせるなか、ピエロのメイクをし、金ぴかのスーツを着た男・・・ショーンに金で雇われた司会者、ディム・イズマネィがそう奴隷オークションの開始宣言をする。
「まずは最初の商品はこちら!!」
パッ!!
「………」
ディムがそう言った瞬間、いつの間にかステージの上に立たされていたみゆきにスポットライトが当たる。
「出身・経歴は一切不明ですが美しいと可愛いのちょうど中間にある容姿に年齢は14歳!!メイドとして側に置くのもよし!!調教して夜のお供にするもよし!!お買い得頂いたお客様の育て方次第でお客様だけの美しいレディになること間違いなし!!」
ざわざわ・・・ざわざわ・・・
ディムがそう紹介した瞬間、男性客の殆んどが厭らしい目でみゆきを見始める。
「まずは10万Gから!!」
「12万!!」
「15万!!」
「30万!!」
客達が各々で札を上げながら言い値を提示していく。
「1000万!!」
「1000万が出ました!!次に出せる方はいますか?……1000万Gで落札されました!!!」
「デュフフフ……さぁこい……」
「ヒッ!!」
みゆきを1000万Gで落札した眼鏡をかけたデブはそう言いながらみゆきに手を伸ばし、みゆきは思わず悲鳴を上げる。
「誰がみゆきをてめぇに渡すか!!クソ豚があああぁぁぁっ!!!」
ドカァァァンッ!!
『!?』
「ブヒイイイィィィッ!?」
が、その瞬間、何処からか駆けつけたマコトがそう言いながら現れ、眼鏡デブの顔面に思いきり飛び蹴りを食らわす。
「マコトさん!!」
「………」
「なっ!?」
「………」
「みゆきちゃん!!」
「大丈夫ですか!?」
駆けつけてきたマコトにみゆきが笑顔でそう言い、VIP席でショーンがそう困惑の声を上げ、悠姫が無言で見つめるなか、後からそう言うやよいとれいかの二人を始めとしたノゾミ、カオリ、ハヤタの三人も駆けつける。
因みにセッテ、蒼牙、ラグ、舞斗、ルパンの五人は牢獄の方にいる奴隷一歩手前の人々の救出に向かっている。
「!?やよいちゃん!!れいかちゃん!!ノゾミさん!!カオリさん!!と……誰ですか?」
「おい。あいつらと一緒にいるのって……」
「まさか……ハヤタ・シン!?」
「この国の魔法騎士団最強の団長、ハヤタ・シンか!?」
ノゾミ達と一緒にいたハヤタを見ながら、みゆきが首を傾げながらそう言うなか、ハヤタのことを知っていた屑貴族達が騒ぎ始める。
「もうじき私の部下達もこの奴隷オークションを検挙しに来る……無駄な抵抗はしない方が良い……」
ハヤタがそう言った瞬間、屑貴族達は我先にと出入口の方へと向かう。
「逃がさないよ。【閉ざされし世界】。」
「な、なんだ!?」
「扉が開かないぞ!!」
が、カオリが(黒い)笑顔でそう言いながらNSで空間を隔離(味方は出入りできるようにしている)する。
「き、貴様ら!!何をしたか知らんが、我々を解放しろ!!さもなければ、その女も含む牢獄の方にいる奴隷共の首輪を」
「爆発させるって?」
「!?」
ディムの言葉の最中、牢獄から奴隷一歩手前の人々を救出し、避難誘導をルパン、ラグ、舞斗の三人に任せたセッテがそう言いながら蒼牙と共に現れる。
ヒュッ!!
セッテは手に持っていた麻袋をディムの足下に投げつける。
バラァァァッ!!
すると、麻袋の中から奴隷一歩手前達から外した首輪が飛び散る。
「残念だったな。牢獄を護衛していた怪人達は我らの仲間が倒し、首輪もセッテが外した。」
「爆発したければするが良い。」
「なっ!?」
「因みにみゆきちゃんの首輪ももう私が外したよ♪」ヒュッ!!
蒼牙とセッテの言葉にそう困惑の声を上げるディムに対し、カオリが(黒い)笑顔でそう言いながらいつの間にか外したみゆきの首輪と拘束具を投げつける。
「くっ……次から次へと……!!」
「これはボクもまた動かなきゃいけないかな。」バッ!!
VIP席からそんなカオリ達を見ながらショーンがそう言うなか、悠姫はそう言いながら手すりに足をかけ、ステージに向かって飛び降りた。
「侵入者?」
「はい。なんでも表口の扉を破壊しながら十二人も侵入してきたらしく今、サナギ体ワームと低級ロイミュードを対処に向かわせてるんですが……」
「ふぅーん……」
「悠姫様。」
「私達も向かいますか?」
ショーンからそう報告を受ける悠姫に対し、背後に控える男女がそう言う。
「そうだね。ガンマン。セクティオ。お願い。」
「「はっ!!」」
「レディースアーンドジェントルメ~ン!!今宵もお越しいただきありがとうございます!!只今から奴隷オークションを開始致します!!」
パチパチ!!!パチパチ!!
悠姫がそう言いながら配下の男女を向かわせるなか、ピエロのメイクをし、金ぴかのスーツを着た男・・・ショーンに金で雇われた司会者、ディム・イズマネィがそう奴隷オークションの開始宣言をする。
「まずは最初の商品はこちら!!」
パッ!!
「………」
ディムがそう言った瞬間、いつの間にかステージの上に立たされていたみゆきにスポットライトが当たる。
「出身・経歴は一切不明ですが美しいと可愛いのちょうど中間にある容姿に年齢は14歳!!メイドとして側に置くのもよし!!調教して夜のお供にするもよし!!お買い得頂いたお客様の育て方次第でお客様だけの美しいレディになること間違いなし!!」
ざわざわ・・・ざわざわ・・・
ディムがそう紹介した瞬間、男性客の殆んどが厭らしい目でみゆきを見始める。
「まずは10万Gから!!」
「12万!!」
「15万!!」
「30万!!」
客達が各々で札を上げながら言い値を提示していく。
「1000万!!」
「1000万が出ました!!次に出せる方はいますか?……1000万Gで落札されました!!!」
「デュフフフ……さぁこい……」
「ヒッ!!」
みゆきを1000万Gで落札した眼鏡をかけたデブはそう言いながらみゆきに手を伸ばし、みゆきは思わず悲鳴を上げる。
「誰がみゆきをてめぇに渡すか!!クソ豚があああぁぁぁっ!!!」
ドカァァァンッ!!
『!?』
「ブヒイイイィィィッ!?」
が、その瞬間、何処からか駆けつけたマコトがそう言いながら現れ、眼鏡デブの顔面に思いきり飛び蹴りを食らわす。
「マコトさん!!」
「………」
「なっ!?」
「………」
「みゆきちゃん!!」
「大丈夫ですか!?」
駆けつけてきたマコトにみゆきが笑顔でそう言い、VIP席でショーンがそう困惑の声を上げ、悠姫が無言で見つめるなか、後からそう言うやよいとれいかの二人を始めとしたノゾミ、カオリ、ハヤタの三人も駆けつける。
因みにセッテ、蒼牙、ラグ、舞斗、ルパンの五人は牢獄の方にいる奴隷一歩手前の人々の救出に向かっている。
「!?やよいちゃん!!れいかちゃん!!ノゾミさん!!カオリさん!!と……誰ですか?」
「おい。あいつらと一緒にいるのって……」
「まさか……ハヤタ・シン!?」
「この国の魔法騎士団最強の団長、ハヤタ・シンか!?」
ノゾミ達と一緒にいたハヤタを見ながら、みゆきが首を傾げながらそう言うなか、ハヤタのことを知っていた屑貴族達が騒ぎ始める。
「もうじき私の部下達もこの奴隷オークションを検挙しに来る……無駄な抵抗はしない方が良い……」
ハヤタがそう言った瞬間、屑貴族達は我先にと出入口の方へと向かう。
「逃がさないよ。【閉ざされし世界】。」
「な、なんだ!?」
「扉が開かないぞ!!」
が、カオリが(黒い)笑顔でそう言いながらNSで空間を隔離(味方は出入りできるようにしている)する。
「き、貴様ら!!何をしたか知らんが、我々を解放しろ!!さもなければ、その女も含む牢獄の方にいる奴隷共の首輪を」
「爆発させるって?」
「!?」
ディムの言葉の最中、牢獄から奴隷一歩手前の人々を救出し、避難誘導をルパン、ラグ、舞斗の三人に任せたセッテがそう言いながら蒼牙と共に現れる。
ヒュッ!!
セッテは手に持っていた麻袋をディムの足下に投げつける。
バラァァァッ!!
すると、麻袋の中から奴隷一歩手前達から外した首輪が飛び散る。
「残念だったな。牢獄を護衛していた怪人達は我らの仲間が倒し、首輪もセッテが外した。」
「爆発したければするが良い。」
「なっ!?」
「因みにみゆきちゃんの首輪ももう私が外したよ♪」ヒュッ!!
蒼牙とセッテの言葉にそう困惑の声を上げるディムに対し、カオリが(黒い)笑顔でそう言いながらいつの間にか外したみゆきの首輪と拘束具を投げつける。
「くっ……次から次へと……!!」
「これはボクもまた動かなきゃいけないかな。」バッ!!
VIP席からそんなカオリ達を見ながらショーンがそう言うなか、悠姫はそう言いながら手すりに足をかけ、ステージに向かって飛び降りた。