波乱万丈!修学旅行!!
修学旅行二日目、遊園地、『テッテレーランド』・・・
修学旅行の二日目、一同は帝国が観光客向けに建設した遊園地、『テッテレーランド』に訪れ、自由行動になったのだが・・・
「「………」」
何故かマコトとみゆきは二人きりで行動していた。
まぁ、ノゾミ達とあかね達が結託したからなのは明らかだが。
「と、とりあえず何か乗りましょうか。マコトさん。」
「そ、そうだな……ん?」
昨日の食べさせ合いのこともあってか、みゆきと少しだけぎこちなさそうに話した後、マコトはあるアトラクションが目に付く。
そのアトラクションは自分達が元いた地球にあったジェットコースターによく似ているが・・・
「……ロケットコースター?」
「この国っていうかこの世界におけるジェットコースター……ですかね?」
ロケットコースターという名称のアトラクションのことについて、マコトとみゆきは首を傾げながらそう言う。
「……まぁ、遊園地に来た時に一番最初に乗る乗り物の定番っちゃあ定番か……アレで良いか?星空。」
「はい♪」
そうして二人は偶々、見かけたロケットコースターへと向かう。
「それにしても魔法の世界にジェットコースターがあるなんて意外ですね。」
「まぁ、この国の皇帝であるミィーナ陛下は師匠や彩夏さん達の友人みたいだからな。多分、その辺りから協力してもらって作ったんだろうな。」
みゆきとマコトはそう話しながら列に並ぶ。
「……ん?」
そして、みゆきと一緒に乗り込む際、マコトはマシンの最後尾に付いているロケットエンジンのようなものの存在に気付く。
(あれ?なんか嫌な予感が……)
「?マコトさん?どうかしたんですか?」
「あ、あぁ、なんでもない……」
「?」
二人はロケットコースターに乗り込み、安全バーを下ろす。
ゴォォォ・・・ドォォォンッ!!
次の瞬間、エンジンが火を噴き、ロケットコースターは猛スピードで走り始める。
「うおおおぉぉぉーーーっ!?」
「きゃあああぁぁぁーーーっ!?」
ゴオオオォォォーーーッ!!
二人が思わずそう叫ぶなか、ロケットコースターはほぼ垂直な上りを上りきり、螺旋状になっている下りを勢いよく下っていった。
「うおおおぉぉぉーーーっ!?」
「きゃあああぁぁぁーーーっ!?」
15分後・・・
「はっぷっぷぅ~………」クラクラ
「だ、大丈夫か?……星空……」
「な、なんとかぁ~」クラクラ
15分後、ロケットコースターから無事生還したマコトは目が回っているみゆきを気遣いながら再び歩き始める。
まぁ、彼も多少は気分が悪くなっているのだが。
「ん?」
そんな彼の目に入ったのは一つの白いベンチ。
近くには移動販売型のクレープ屋があり、某ネズミのような獣人が売り子をやっていた。
「……売り子をやっているリアルミ○キーについて、ツッコミたいが、休ませるにはちょうどいいか……」
マコトはそう言いながらみゆきを連れてベンチに向かい、座らせる。
「す、すいません。マコトさん。」
「気にするな。クレープ買ってくるから少し休んでろ。」
「は、はい……」
そうしてマコトはクレープ屋の方に向かう。
「ふぅ……」
「あかん……あれじゃあみゆきの方から押しに押せへん……orz」
『あははは・・・』
一人ベンチに残ったみゆきがそう言いながら休むなか、ノゾミややよい達と一緒に遠目から見届けていたあかねが頭を抱えながらそう言い、ノゾミ達も苦笑いした。
修学旅行の二日目、一同は帝国が観光客向けに建設した遊園地、『テッテレーランド』に訪れ、自由行動になったのだが・・・
「「………」」
何故かマコトとみゆきは二人きりで行動していた。
まぁ、ノゾミ達とあかね達が結託したからなのは明らかだが。
「と、とりあえず何か乗りましょうか。マコトさん。」
「そ、そうだな……ん?」
昨日の食べさせ合いのこともあってか、みゆきと少しだけぎこちなさそうに話した後、マコトはあるアトラクションが目に付く。
そのアトラクションは自分達が元いた地球にあったジェットコースターによく似ているが・・・
「……ロケットコースター?」
「この国っていうかこの世界におけるジェットコースター……ですかね?」
ロケットコースターという名称のアトラクションのことについて、マコトとみゆきは首を傾げながらそう言う。
「……まぁ、遊園地に来た時に一番最初に乗る乗り物の定番っちゃあ定番か……アレで良いか?星空。」
「はい♪」
そうして二人は偶々、見かけたロケットコースターへと向かう。
「それにしても魔法の世界にジェットコースターがあるなんて意外ですね。」
「まぁ、この国の皇帝であるミィーナ陛下は師匠や彩夏さん達の友人みたいだからな。多分、その辺りから協力してもらって作ったんだろうな。」
みゆきとマコトはそう話しながら列に並ぶ。
「……ん?」
そして、みゆきと一緒に乗り込む際、マコトはマシンの最後尾に付いているロケットエンジンのようなものの存在に気付く。
(あれ?なんか嫌な予感が……)
「?マコトさん?どうかしたんですか?」
「あ、あぁ、なんでもない……」
「?」
二人はロケットコースターに乗り込み、安全バーを下ろす。
ゴォォォ・・・ドォォォンッ!!
次の瞬間、エンジンが火を噴き、ロケットコースターは猛スピードで走り始める。
「うおおおぉぉぉーーーっ!?」
「きゃあああぁぁぁーーーっ!?」
ゴオオオォォォーーーッ!!
二人が思わずそう叫ぶなか、ロケットコースターはほぼ垂直な上りを上りきり、螺旋状になっている下りを勢いよく下っていった。
「うおおおぉぉぉーーーっ!?」
「きゃあああぁぁぁーーーっ!?」
15分後・・・
「はっぷっぷぅ~………」クラクラ
「だ、大丈夫か?……星空……」
「な、なんとかぁ~」クラクラ
15分後、ロケットコースターから無事生還したマコトは目が回っているみゆきを気遣いながら再び歩き始める。
まぁ、彼も多少は気分が悪くなっているのだが。
「ん?」
そんな彼の目に入ったのは一つの白いベンチ。
近くには移動販売型のクレープ屋があり、某ネズミのような獣人が売り子をやっていた。
「……売り子をやっているリアルミ○キーについて、ツッコミたいが、休ませるにはちょうどいいか……」
マコトはそう言いながらみゆきを連れてベンチに向かい、座らせる。
「す、すいません。マコトさん。」
「気にするな。クレープ買ってくるから少し休んでろ。」
「は、はい……」
そうしてマコトはクレープ屋の方に向かう。
「ふぅ……」
「あかん……あれじゃあみゆきの方から押しに押せへん……orz」
『あははは・・・』
一人ベンチに残ったみゆきがそう言いながら休むなか、ノゾミややよい達と一緒に遠目から見届けていたあかねが頭を抱えながらそう言い、ノゾミ達も苦笑いした。