波乱万丈!修学旅行!!
『アトラン王国』、『フォールテ学園』、グラウンド・・・
「皆さん。今日は待ちに待った修学旅行です!!」
ワァァァーーーッ!!
みゆきちゃん達が自分達の世界に帰ってから二週間後、学園のグラウンドにある朝礼台の上にて、笑顔でそう言うルナ・ムーンストライク学園長の言葉を聞いて、一年の全校生徒はそう喜びの声を上げる。
あ。どーも。今の視点は私、ノゾミ・ナカムラなので悪しからず。って私はまた誰に説明してるんだろう?
「もう既にお知らせしていますが今回、一年総出で行く旅行先は我が国の友好国である『ゴリアテ帝国』です。故に粗相と怪我のないよう、気を付けてくださいね。」
私がそう思いながら首を傾げるなか、ルナ学園長はそう言う。
「それともう一つ、今回の修学旅行に教育実習生が一人、参加します。どうぞ……」
「こんにちは。運動会以来ですね。カオリ・アーチャーと言います。本日より、教育実習生としてこの学校に参りました。本来なら他の学年の授業になりますが今回、ヴィヴィオ先生の案で皆さんの修学旅行に同行することになりました。因みに私の実技での教育方針は『高町式』と呼ばれるものです。詳しくはマコト君に聞いてくださいね。どうぞよろしくお願いします。」ペコリ
次の瞬間、ルナ学園長と入れ替わるように朝礼台の上に上がったカオリさんがそう挨拶した。
・・・私達、何も聞いてないんですけど・・・
一時間後、豪壊ガレオン内・・・
「あのぉ~、カオリさん。」
「私達、何も聞いてなかったんですけど……」
「いやぁ~、ノゾミちゃん達にはちょっと黙ってたんだよ♪」
あの後、彩夏さんが学園に移動用に貸し出した豪壊ガレオン内にて、そう尋ねる私とセッテに対し、カオリさんは笑顔でそう答える。
『皆様。ちょっと宜しいですか?(-ω- ?)』
『ん?』
そんななか、突然、空間モニターが展開され、フェイがそう言ってくる。
「どったの?wwwフェイ君www」
『後方から大型の生物反応がこちらに近付いてきています(・_・)』
『あ!そいつが光線を放ってきたよ!!』
ズガァァァンッ!!
『!?』
舵輪を握りながら、操舵手として同行していた彩夏さんにフェイとルイがそう報告してきた瞬間、外から何かが命中したような音が聞こえてくる。
が、別にこれといった衝撃は襲ってこない。
「豪壊ガレオンにiフィールドも積んどいて正解だったなwww」
『後方から襲撃してきた大型生物、本船の真上を飛び越え、地上に着地(*`Д´)ノ!!!<イキナリナニスンネン!!ワレェッ!!』
『今、映像を出すよ!!』
「グオオオォォォーーーッ!!」
ルイがそう言いながら展開した空間モニターには王国から帝国までの間にある荒野に降り立ち、こちらを睨み付けてくる改造ベムスターが映しだされる。
「うはっwww残念な方のベムスターとかwww」
「十中八九『Xマジンラー』からの刺客ですね。」
「だなwwwここはオレが豪壊王で対処すっからヴィヴィオとカオリ、リッドは生徒達を連れて、奥に退避してちょwww」
「わかりました。」
「皆!!こっちに!!」
「焦らずに気を付けてね。」
「ほんじゃあ久しぶりに……壊族合体!!」
パキィィィンッ!!
「完成!!豪壊王!!」
ヴィヴィオ先生とリッド先生、カオリさんの三人がそう言いながら私達も含む生徒達を奥へと退避させていくなか、彩夏さんは豪壊ガレオンを豪壊王に変形させて、改造ベムスターと対峙する。
「いくぜwww」
「グオオオォォォーーーッ!!」
ガキィィィンッ!!
次の瞬間、彩夏さんが操る豪壊王のビームサーベルと改造ベムスターの角がぶつかり合い、鍔競り合いをする。
パァァァ・・・
ビイイイィィィーーーッ!!ズドドドォォォンッ!!
ズガァァァンッ!!
「うおっ!?」
『きゃ(うわ)あああぁぁぁっ!?』
そんななか、近くに銀のオーロラが現れ、そこから放たれる光線と三つの黒い火弾を食らって豪壊王が吹き飛ばされる。
「「グオオオォォォーーーッ!!」」
次の瞬間、銀のオーロラからファイヤーゴルザとダークガルベロスが現れる。
「!?ファイヤーゴルザにダークガルベロス!?」
「いくらこの豪壊王でも三体はキツい……」
改造ベムスターと戦ってるなか、新たに現れたファイヤーゴルザとダークガルベロスを見て、ノゾミとカオリは表情を歪ませながらそう言う。
(……行って。ノゾミ。カオリさん。)
((セッテ!?))
(豪壊王だけで三体の怪獣の相手はキツい。)
(他の生徒達の目はボク達がなんとか誤魔化すから。)
(二人はネクサスとティガに変身して、彩夏姉さんの援護を。)
((……わかりました(わかった)。))
セッテ、リッド、ヴィヴィオの三人と“念話”でそう話しながら、ノゾミとカオリはどさくさに紛れて生徒達から離れる。
「いくよ。ノゾミちゃん。」スッ
「はい。」スッ
生徒達から離れ、人気のない廊下まで移動した後、カオリとノゾミはそう話しながらスパークレンスとエボルトラスターを取り出す。
「ティガァーッ!!」
「ネクサァースッ!!」
パキィィィンッ×2!!
「皆さん。今日は待ちに待った修学旅行です!!」
ワァァァーーーッ!!
みゆきちゃん達が自分達の世界に帰ってから二週間後、学園のグラウンドにある朝礼台の上にて、笑顔でそう言うルナ・ムーンストライク学園長の言葉を聞いて、一年の全校生徒はそう喜びの声を上げる。
あ。どーも。今の視点は私、ノゾミ・ナカムラなので悪しからず。って私はまた誰に説明してるんだろう?
「もう既にお知らせしていますが今回、一年総出で行く旅行先は我が国の友好国である『ゴリアテ帝国』です。故に粗相と怪我のないよう、気を付けてくださいね。」
私がそう思いながら首を傾げるなか、ルナ学園長はそう言う。
「それともう一つ、今回の修学旅行に教育実習生が一人、参加します。どうぞ……」
「こんにちは。運動会以来ですね。カオリ・アーチャーと言います。本日より、教育実習生としてこの学校に参りました。本来なら他の学年の授業になりますが今回、ヴィヴィオ先生の案で皆さんの修学旅行に同行することになりました。因みに私の実技での教育方針は『高町式』と呼ばれるものです。詳しくはマコト君に聞いてくださいね。どうぞよろしくお願いします。」ペコリ
次の瞬間、ルナ学園長と入れ替わるように朝礼台の上に上がったカオリさんがそう挨拶した。
・・・私達、何も聞いてないんですけど・・・
一時間後、豪壊ガレオン内・・・
「あのぉ~、カオリさん。」
「私達、何も聞いてなかったんですけど……」
「いやぁ~、ノゾミちゃん達にはちょっと黙ってたんだよ♪」
あの後、彩夏さんが学園に移動用に貸し出した豪壊ガレオン内にて、そう尋ねる私とセッテに対し、カオリさんは笑顔でそう答える。
『皆様。ちょっと宜しいですか?(-ω- ?)』
『ん?』
そんななか、突然、空間モニターが展開され、フェイがそう言ってくる。
「どったの?wwwフェイ君www」
『後方から大型の生物反応がこちらに近付いてきています(・_・)』
『あ!そいつが光線を放ってきたよ!!』
ズガァァァンッ!!
『!?』
舵輪を握りながら、操舵手として同行していた彩夏さんにフェイとルイがそう報告してきた瞬間、外から何かが命中したような音が聞こえてくる。
が、別にこれといった衝撃は襲ってこない。
「豪壊ガレオンにiフィールドも積んどいて正解だったなwww」
『後方から襲撃してきた大型生物、本船の真上を飛び越え、地上に着地(*`Д´)ノ!!!<イキナリナニスンネン!!ワレェッ!!』
『今、映像を出すよ!!』
「グオオオォォォーーーッ!!」
ルイがそう言いながら展開した空間モニターには王国から帝国までの間にある荒野に降り立ち、こちらを睨み付けてくる改造ベムスターが映しだされる。
「うはっwww残念な方のベムスターとかwww」
「十中八九『Xマジンラー』からの刺客ですね。」
「だなwwwここはオレが豪壊王で対処すっからヴィヴィオとカオリ、リッドは生徒達を連れて、奥に退避してちょwww」
「わかりました。」
「皆!!こっちに!!」
「焦らずに気を付けてね。」
「ほんじゃあ久しぶりに……壊族合体!!」
パキィィィンッ!!
「完成!!豪壊王!!」
ヴィヴィオ先生とリッド先生、カオリさんの三人がそう言いながら私達も含む生徒達を奥へと退避させていくなか、彩夏さんは豪壊ガレオンを豪壊王に変形させて、改造ベムスターと対峙する。
「いくぜwww」
「グオオオォォォーーーッ!!」
ガキィィィンッ!!
次の瞬間、彩夏さんが操る豪壊王のビームサーベルと改造ベムスターの角がぶつかり合い、鍔競り合いをする。
パァァァ・・・
ビイイイィィィーーーッ!!ズドドドォォォンッ!!
ズガァァァンッ!!
「うおっ!?」
『きゃ(うわ)あああぁぁぁっ!?』
そんななか、近くに銀のオーロラが現れ、そこから放たれる光線と三つの黒い火弾を食らって豪壊王が吹き飛ばされる。
「「グオオオォォォーーーッ!!」」
次の瞬間、銀のオーロラからファイヤーゴルザとダークガルベロスが現れる。
「!?ファイヤーゴルザにダークガルベロス!?」
「いくらこの豪壊王でも三体はキツい……」
改造ベムスターと戦ってるなか、新たに現れたファイヤーゴルザとダークガルベロスを見て、ノゾミとカオリは表情を歪ませながらそう言う。
(……行って。ノゾミ。カオリさん。)
((セッテ!?))
(豪壊王だけで三体の怪獣の相手はキツい。)
(他の生徒達の目はボク達がなんとか誤魔化すから。)
(二人はネクサスとティガに変身して、彩夏姉さんの援護を。)
((……わかりました(わかった)。))
セッテ、リッド、ヴィヴィオの三人と“念話”でそう話しながら、ノゾミとカオリはどさくさに紛れて生徒達から離れる。
「いくよ。ノゾミちゃん。」スッ
「はい。」スッ
生徒達から離れ、人気のない廊下まで移動した後、カオリとノゾミはそう話しながらスパークレンスとエボルトラスターを取り出す。
「ティガァーッ!!」
「ネクサァースッ!!」
パキィィィンッ×2!!