光と闇を抱いた少女
「おまえらをぶっ倒して、あのアカンベェに取り込まれたプリキュアを救い出す!!」
ノゾミ達やスマイルプリキュアと共にジョーカーロイミュード率いるバッドエンドプリキュア&バグスター軍団との乱戦に突入した後、エグゼイドに変身した和也はそう言いながらガシャコンブレイカーとセイバーフォームのレイでダークグラファイトに斬りかかる。
ガキィィィンッ!!
「ハッ!!いずれは敵になるだろうあのガキを助けるだと!?笑わせる!!」
ドカァァァンッ!!
「ぐっ!?」
対するダークグラファイトはそう言いながらグラファイトファングで和也のガシャコンブレイカーとレイを受け止め、右足で腹を蹴り飛ばす。
「あんなガキ、助けたところで何になる?あのガキもこちら側の存在なんだぞ?」
「なに?」
「どういうこと?」
蹴り飛ばした後、そう言うダークグラファイトの言葉に対し、和也と近くで複数のバグスターウイルスを相手に戦っていた春美の二人が首を傾げながらそう言う。
「『偽物』なんですよ。彼女はプリキュアのね。」
そんな二人の疑問に答えるようにノゾミとセッテと戦っていたジョーカーロイミュードが不敵な笑みを浮かべながらそう言う。
「?偽物?」
「?」
そんなジョーカーロイミュードの言葉を聞いて、ノゾミとセッテが首を傾げながら一瞬だけ動きを止める。
他も戦いながらもジョーカーロイミュードの言葉に耳を傾ける。
「いや、正確には『プリキュアの偽物』の生まれ変わり……といったところでしょうか。」
『嘗て、スマイルプリキュアより以前に誕生した『プリキュア5』と呼ばれる五人のプリキュア……そのリーダー格であるキュアドリームの影を元に造り出された最初の闇のプリキュアがいた……』
「その最初の闇のプリキュアの生まれ変わりがキュアビューティ、青木れいかさんなんですよ。」
『!?』
ジョーカーとリベンジャーからそう聞かされた瞬間、ノゾミ達は驚愕の表情を浮かべながら動きを止めてしまう。
「フッ!!」
「「!?」」
ズガアアアァァァンッ!!
「「きゃあああぁぁぁーーーっ!?」」
その一瞬の隙を突き、ジョーカーロイミュードは胸のリベンジャーの口からフリーズの破壊光線を放ち、ノゾミとセッテを吹き飛ばす。
『ノゾミ(ちゃん)(さん)!!セッテ(さん)!!』
吹き飛ばされた二人を見て、和也達やスマイルプリキュアがそう言うのも束の間、バッドエンドプリキュアやバグスター達の攻撃により、吹き飛ばされる。
「ぐっ……あ……」
「あっ……くっ……」
「フフフ……間もなく青木れいかさん、いや、ダークドリームはNEOアカンベェの中で再び闇に還るでしょう……」
『そのことに絶望しながら、貴様らもここで地獄に逝くがいい……フフフ……』
バッドエンドプリキュアやバグスター達の攻撃を受けて、倒れ伏すノゾミ達やスマイルプリキュアに対し、ジョーカーとリベンジャーは嗤いながらそう言う。
「くっ……そんなの……関係ない……!!」
「ん?」
そんななか、ハッピーがそう言いながら立ち上がる。
「本物とか偽物とか……前世がどうとか関係ない!!れいかちゃんはれいかちゃんで私達の大切な友達なんだから!!!」
「ハッピー……」
「そうやな……ハッピーの言う通りや……!!」
「うん!!」
「れいかは……私の大切な親友……その親友をこれ以上……あんた達の好きにはさせない!!」
真剣な表情でそう言うハッピーにノゾミがそう言うなか、サニー、ピース、マーチの三人もそう言いながら立ち上がる。
「フフ……れいかちゃんは本当に良い友達を持ってるね。セッテ……」
「うん。その友達四人が頑張って立ち上がってるのに……私達がへこたれる訳にはいかない……!!」
そんな四人を見て、ノゾミとセッテもそう言いながら立ち上がり、和也達も同じように立ち上がる。
ビイイイィィィンッ!!
そんななか、ゲノムスがガシャコンバグヴァイザーでハッピーに光線を放ってくる。
「“ローアイアス”!!」
「!?」
ズガァァァンッ!!
が、ノゾミ達と同じように立ち上がったマコトがそう言いながらハッピーの前に出て、六弁の花のようなシールドを展開して防ぐ。
ズドドドドドドドドドドドドドドドッ!!
そんなマコトに対し、バッドエンドハッピーが両掌から十数弾の赤黒い光弾を放ってくる。
「させない!!」
「!?」
パァァァ・・・
ズガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!
が、今度はハッピーが半透明なシールドを展開して防ぎきる。
「サンキュー!!ハッピー!!」
「マコトさんこそ、さっきはありがとうございます!!」
マコトとハッピーはそう言いながら、然り気無く背中を預け合いながらゲノムスとバッドエンドハッピーと対峙した。
ノゾミ達やスマイルプリキュアと共にジョーカーロイミュード率いるバッドエンドプリキュア&バグスター軍団との乱戦に突入した後、エグゼイドに変身した和也はそう言いながらガシャコンブレイカーとセイバーフォームのレイでダークグラファイトに斬りかかる。
ガキィィィンッ!!
「ハッ!!いずれは敵になるだろうあのガキを助けるだと!?笑わせる!!」
ドカァァァンッ!!
「ぐっ!?」
対するダークグラファイトはそう言いながらグラファイトファングで和也のガシャコンブレイカーとレイを受け止め、右足で腹を蹴り飛ばす。
「あんなガキ、助けたところで何になる?あのガキもこちら側の存在なんだぞ?」
「なに?」
「どういうこと?」
蹴り飛ばした後、そう言うダークグラファイトの言葉に対し、和也と近くで複数のバグスターウイルスを相手に戦っていた春美の二人が首を傾げながらそう言う。
「『偽物』なんですよ。彼女はプリキュアのね。」
そんな二人の疑問に答えるようにノゾミとセッテと戦っていたジョーカーロイミュードが不敵な笑みを浮かべながらそう言う。
「?偽物?」
「?」
そんなジョーカーロイミュードの言葉を聞いて、ノゾミとセッテが首を傾げながら一瞬だけ動きを止める。
他も戦いながらもジョーカーロイミュードの言葉に耳を傾ける。
「いや、正確には『プリキュアの偽物』の生まれ変わり……といったところでしょうか。」
『嘗て、スマイルプリキュアより以前に誕生した『プリキュア5』と呼ばれる五人のプリキュア……そのリーダー格であるキュアドリームの影を元に造り出された最初の闇のプリキュアがいた……』
「その最初の闇のプリキュアの生まれ変わりがキュアビューティ、青木れいかさんなんですよ。」
『!?』
ジョーカーとリベンジャーからそう聞かされた瞬間、ノゾミ達は驚愕の表情を浮かべながら動きを止めてしまう。
「フッ!!」
「「!?」」
ズガアアアァァァンッ!!
「「きゃあああぁぁぁーーーっ!?」」
その一瞬の隙を突き、ジョーカーロイミュードは胸のリベンジャーの口からフリーズの破壊光線を放ち、ノゾミとセッテを吹き飛ばす。
『ノゾミ(ちゃん)(さん)!!セッテ(さん)!!』
吹き飛ばされた二人を見て、和也達やスマイルプリキュアがそう言うのも束の間、バッドエンドプリキュアやバグスター達の攻撃により、吹き飛ばされる。
「ぐっ……あ……」
「あっ……くっ……」
「フフフ……間もなく青木れいかさん、いや、ダークドリームはNEOアカンベェの中で再び闇に還るでしょう……」
『そのことに絶望しながら、貴様らもここで地獄に逝くがいい……フフフ……』
バッドエンドプリキュアやバグスター達の攻撃を受けて、倒れ伏すノゾミ達やスマイルプリキュアに対し、ジョーカーとリベンジャーは嗤いながらそう言う。
「くっ……そんなの……関係ない……!!」
「ん?」
そんななか、ハッピーがそう言いながら立ち上がる。
「本物とか偽物とか……前世がどうとか関係ない!!れいかちゃんはれいかちゃんで私達の大切な友達なんだから!!!」
「ハッピー……」
「そうやな……ハッピーの言う通りや……!!」
「うん!!」
「れいかは……私の大切な親友……その親友をこれ以上……あんた達の好きにはさせない!!」
真剣な表情でそう言うハッピーにノゾミがそう言うなか、サニー、ピース、マーチの三人もそう言いながら立ち上がる。
「フフ……れいかちゃんは本当に良い友達を持ってるね。セッテ……」
「うん。その友達四人が頑張って立ち上がってるのに……私達がへこたれる訳にはいかない……!!」
そんな四人を見て、ノゾミとセッテもそう言いながら立ち上がり、和也達も同じように立ち上がる。
ビイイイィィィンッ!!
そんななか、ゲノムスがガシャコンバグヴァイザーでハッピーに光線を放ってくる。
「“ローアイアス”!!」
「!?」
ズガァァァンッ!!
が、ノゾミ達と同じように立ち上がったマコトがそう言いながらハッピーの前に出て、六弁の花のようなシールドを展開して防ぐ。
ズドドドドドドドドドドドドドドドッ!!
そんなマコトに対し、バッドエンドハッピーが両掌から十数弾の赤黒い光弾を放ってくる。
「させない!!」
「!?」
パァァァ・・・
ズガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!
が、今度はハッピーが半透明なシールドを展開して防ぎきる。
「サンキュー!!ハッピー!!」
「マコトさんこそ、さっきはありがとうございます!!」
マコトとハッピーはそう言いながら、然り気無く背中を預け合いながらゲノムスとバッドエンドハッピーと対峙した。