光と闇を抱いた少女
「よ、漸く倒せた……」
「プリキュア達はもう限界そうだな。」
「後は任せて。」
「次はあんたよ。」スッ
息を切らしながらハッピーがそう言い、マコトとヴェルザがそう言うなか、美咲はそう言いながら燐に向けて、ゼンリンシューターを構える。
「♪」モグモグ
対する燐は先程、倒されたキメラゾディアーツコワイナーのことなど意にも介さずに桃色の肉まんを美味しそうに頬張る。
「「「「「「「「……は?」」」」」」」」
「……何してるのよ?あんた……」
「んぁ?見りゃわかんだろ。今限定の桃まんを食ってんだよ。」モグモグ
その様子にマコト、ヴェルザ、スマイルプリキュア、キャンディの八人が思わずそう呆けた声を上げるなか、若干呆れながらそう尋ねる美咲に対し、燐は悪びれる様子もなくそう答える。
「いやいや!!なんで肉まん食ってんねん!?今、仲間もやられたシリアスな場面やろ!!」
「しゃあねぇだろ。腹、減ってんだし。そもそも俺はこいつを駄賃にあいつを強化させるために駆り出されたんだから。」モグモグ
思わずそうツッコミを入れるサニーに対し、燐は食べながらそう言う。
「つうか俺だけに気ぃ取られていいのか?」モグモグ
「?どういう意味」
「きゃっ!?」
「「「「「「「「!?」」」」」」」」
桃まんを食べながらそう言う燐にマコトが首を傾げながらそう尋ねようとした最中、そう言うビューティの声が聞こえてくる。
見てみると、近くの窓ガラスから大きな糸が飛び出し、ビューティに絡みつき、身動きを封じていた。
「くっ……」
「ビューティ!!」
謎の糸に身動きを封じられたビューティをマーチは助けだそうとする。
ズリュンッ!!
が、時すでに遅し、ビューティはその糸に引っ張られる形で窓ガラスの中へと消える。
「ッ!!てめぇら!!何しやがった!?」
「(モグモグ)……キュアビューティこと青木れいかは今、ミラーモンスターのディスパイダー・リボーンによってミラーワールドへと連れ拐われた……」モグモグ
激昂しながらそう尋ねるマコトに対し、燐は桃まんを食べながらそう答える。
「?ミラーワールド?」
「あぁ、言っとくが、ミラーワールドに行ったからって捕食はさせねぇし、消滅もさせねぇからそこら辺は安心しな。まぁ、早いとこ助けに行った方が良いだろうがな。」モグモグ
「あんたら、最初からビューティが狙いやったのか!?」
首を傾げながらそう言うピースにそう補足説明をする燐に対し、サニーが怒りを露にしながらそう尋ねる。
「そうだよ。あんたらをキメラゾディアーツコワイナーとの戦いで疲弊させ、その隙を突いて青木れいかをミラーワールドに連れ去る……それがリベンジャーとジョーカーの計画の第二段階だったのさ……」
パァァァ・・・
対する燐がそう答えながら桃まんを食べ終わった瞬間、燐の背後に銀のオーロラが現れる。
「ごちそうさま。んじゃあな。」
次の瞬間、燐はそう言いながら銀のオーロラの中へと消える。
「ビューティ!!ビューティ!!!」ガンガンッ!!
マーチはそう言いながら、ビューティが消えた窓ガラスを何度も叩く。
が、うんともすんともしない。
「くっ……俺達だけじゃあミラーワールドに行くのは無理だ。一旦ナカムラの家へ戻ろう。彩夏さん達、『メイキングシスターズ』ならなんとかできるかもしれねぇ……」
「は、はい!!」
その場に残されたマコトやハッピー達はそう言いながら変身を解き、ナカムラ家へと向かった。
「プリキュア達はもう限界そうだな。」
「後は任せて。」
「次はあんたよ。」スッ
息を切らしながらハッピーがそう言い、マコトとヴェルザがそう言うなか、美咲はそう言いながら燐に向けて、ゼンリンシューターを構える。
「♪」モグモグ
対する燐は先程、倒されたキメラゾディアーツコワイナーのことなど意にも介さずに桃色の肉まんを美味しそうに頬張る。
「「「「「「「「……は?」」」」」」」」
「……何してるのよ?あんた……」
「んぁ?見りゃわかんだろ。今限定の桃まんを食ってんだよ。」モグモグ
その様子にマコト、ヴェルザ、スマイルプリキュア、キャンディの八人が思わずそう呆けた声を上げるなか、若干呆れながらそう尋ねる美咲に対し、燐は悪びれる様子もなくそう答える。
「いやいや!!なんで肉まん食ってんねん!?今、仲間もやられたシリアスな場面やろ!!」
「しゃあねぇだろ。腹、減ってんだし。そもそも俺はこいつを駄賃にあいつを強化させるために駆り出されたんだから。」モグモグ
思わずそうツッコミを入れるサニーに対し、燐は食べながらそう言う。
「つうか俺だけに気ぃ取られていいのか?」モグモグ
「?どういう意味」
「きゃっ!?」
「「「「「「「「!?」」」」」」」」
桃まんを食べながらそう言う燐にマコトが首を傾げながらそう尋ねようとした最中、そう言うビューティの声が聞こえてくる。
見てみると、近くの窓ガラスから大きな糸が飛び出し、ビューティに絡みつき、身動きを封じていた。
「くっ……」
「ビューティ!!」
謎の糸に身動きを封じられたビューティをマーチは助けだそうとする。
ズリュンッ!!
が、時すでに遅し、ビューティはその糸に引っ張られる形で窓ガラスの中へと消える。
「ッ!!てめぇら!!何しやがった!?」
「(モグモグ)……キュアビューティこと青木れいかは今、ミラーモンスターのディスパイダー・リボーンによってミラーワールドへと連れ拐われた……」モグモグ
激昂しながらそう尋ねるマコトに対し、燐は桃まんを食べながらそう答える。
「?ミラーワールド?」
「あぁ、言っとくが、ミラーワールドに行ったからって捕食はさせねぇし、消滅もさせねぇからそこら辺は安心しな。まぁ、早いとこ助けに行った方が良いだろうがな。」モグモグ
「あんたら、最初からビューティが狙いやったのか!?」
首を傾げながらそう言うピースにそう補足説明をする燐に対し、サニーが怒りを露にしながらそう尋ねる。
「そうだよ。あんたらをキメラゾディアーツコワイナーとの戦いで疲弊させ、その隙を突いて青木れいかをミラーワールドに連れ去る……それがリベンジャーとジョーカーの計画の第二段階だったのさ……」
パァァァ・・・
対する燐がそう答えながら桃まんを食べ終わった瞬間、燐の背後に銀のオーロラが現れる。
「ごちそうさま。んじゃあな。」
次の瞬間、燐はそう言いながら銀のオーロラの中へと消える。
「ビューティ!!ビューティ!!!」ガンガンッ!!
マーチはそう言いながら、ビューティが消えた窓ガラスを何度も叩く。
が、うんともすんともしない。
「くっ……俺達だけじゃあミラーワールドに行くのは無理だ。一旦ナカムラの家へ戻ろう。彩夏さん達、『メイキングシスターズ』ならなんとかできるかもしれねぇ……」
「は、はい!!」
その場に残されたマコトやハッピー達はそう言いながら変身を解き、ナカムラ家へと向かった。