皆で楽しい運動会☆
「はぁ……はぁ……正直、実戦で使うのは今回が初めてだったんですが……やっぱり疲れますね。これ……」
今の自分の“切り札”である“シャイニングメテオブレイカー”を放った後、カインは息を切らしながら、そう言いながら思わずへたりこむ。
『おぉーっと!!ここでアトラン選手がとんでもない砲撃を食らわせたぁっ!!これはもしかするとやったかぁっ!?』
『ミフユちゃん。それはフラグよ。』
「まさか、カイン君もNS覚醒者だったとはねぇ~。流石の私もビックリしたよ……」
ミフユとシャルナがそう言うなか、カインの“シャイニングメテオブレイカー”によって発生した土煙の中からそう言うカオリの声が聞こえてくる。
「ポラリスに魔力とNSを纏わせて防ぐことはできたけど、帽子がどっかに飛んでっちゃったよ……」
次の瞬間、土煙の中から帽子こそ無くなっているものの殆んど無傷のカオリがそう言いながら現れる。
「あはは……アレを食らっても殆んど無傷なんだ……」
「まぁ、僕自身、アレで撃破できるとは思ってなかったんですけどね。」
「さてと、ポラリスも抜いちゃったし、私ももう少しで本気出しちゃおうかな♪」
そんなカオリの様子にアカリが苦笑いしながらそう言い、カインも息を切らしながらそう言うなか、カオリはそう言いながらポラリスを構える。
ズボッ!!
「へ?」
が、次の瞬間、背後から聞こえてきた、『何かが抜ける』音に思わず素っ頓狂な声を上げる。
「作戦……成功……ぶい……」
振り向くと、先程の攻防の隙を突いて、影狼の能力で影に潜り込み、移動して旗を取っていたジェイが左手でブイサインしながらそう言う。
「なっ!?」
「やった!!『大技で気を引こう作戦』、大成功!!」
「フフ……」
そんなジェイの姿を見て、カオリがそう驚愕の声を上げるなか、アカリはそう喜びの声を上げ、カインも笑みを浮かべる。
『おぉーっと!!ウォーカー選手、先程の砲撃の一瞬の隙を突いて、カオリさんの背後に移動し、旗を取っていましたぁっ!!』
『見たところ、作戦通りだったみたいね。見事だわ。』
「あちゃ~、私としたことが油断しちゃった……っていうかカイン君は何時の間にNSに覚醒してたの?」
「僕は父がNS覚醒者だったのでその遺伝です。」
ミフユとシャルナがそう言うなか、そう尋ねるカオリに対し、カインはそう答える。
「あぁ~、そういえば、そうだったね。」
「カオリさん……」
「ん?」
「……はい……」
そんななか、ジェイはそう言いながら、何処からか拾ってきた帽子をカオリに手渡す。
「あ!帽子!!ありがとう!!」
「………」コクッ
その後、三年Eクラスチームがぼろぼろになりながらもなんとか脱出、後のチームが罠やカオリの前に脱落し、赤組に30点、黒組に20点が入った。
今の自分の“切り札”である“シャイニングメテオブレイカー”を放った後、カインは息を切らしながら、そう言いながら思わずへたりこむ。
『おぉーっと!!ここでアトラン選手がとんでもない砲撃を食らわせたぁっ!!これはもしかするとやったかぁっ!?』
『ミフユちゃん。それはフラグよ。』
「まさか、カイン君もNS覚醒者だったとはねぇ~。流石の私もビックリしたよ……」
ミフユとシャルナがそう言うなか、カインの“シャイニングメテオブレイカー”によって発生した土煙の中からそう言うカオリの声が聞こえてくる。
「ポラリスに魔力とNSを纏わせて防ぐことはできたけど、帽子がどっかに飛んでっちゃったよ……」
次の瞬間、土煙の中から帽子こそ無くなっているものの殆んど無傷のカオリがそう言いながら現れる。
「あはは……アレを食らっても殆んど無傷なんだ……」
「まぁ、僕自身、アレで撃破できるとは思ってなかったんですけどね。」
「さてと、ポラリスも抜いちゃったし、私ももう少しで本気出しちゃおうかな♪」
そんなカオリの様子にアカリが苦笑いしながらそう言い、カインも息を切らしながらそう言うなか、カオリはそう言いながらポラリスを構える。
ズボッ!!
「へ?」
が、次の瞬間、背後から聞こえてきた、『何かが抜ける』音に思わず素っ頓狂な声を上げる。
「作戦……成功……ぶい……」
振り向くと、先程の攻防の隙を突いて、影狼の能力で影に潜り込み、移動して旗を取っていたジェイが左手でブイサインしながらそう言う。
「なっ!?」
「やった!!『大技で気を引こう作戦』、大成功!!」
「フフ……」
そんなジェイの姿を見て、カオリがそう驚愕の声を上げるなか、アカリはそう喜びの声を上げ、カインも笑みを浮かべる。
『おぉーっと!!ウォーカー選手、先程の砲撃の一瞬の隙を突いて、カオリさんの背後に移動し、旗を取っていましたぁっ!!』
『見たところ、作戦通りだったみたいね。見事だわ。』
「あちゃ~、私としたことが油断しちゃった……っていうかカイン君は何時の間にNSに覚醒してたの?」
「僕は父がNS覚醒者だったのでその遺伝です。」
ミフユとシャルナがそう言うなか、そう尋ねるカオリに対し、カインはそう答える。
「あぁ~、そういえば、そうだったね。」
「カオリさん……」
「ん?」
「……はい……」
そんななか、ジェイはそう言いながら、何処からか拾ってきた帽子をカオリに手渡す。
「あ!帽子!!ありがとう!!」
「………」コクッ
その後、三年Eクラスチームがぼろぼろになりながらもなんとか脱出、後のチームが罠やカオリの前に脱落し、赤組に30点、黒組に20点が入った。