皆で楽しい運動会☆
彼らは右からエンリュウメモリ、ファルコンメモリ、ブライアンメモリ、キャロルメモリと言い、『RPT2000』っていうゲームの世界のキャラ達の魂が宿ったメモリです。
この一ヶ月の間に知り合い、なつかれました。
因みにキャロルは女の子なので悪しからず。
「第三走者の選手は準備をお願いします。」
あ。次は私だね。
因みに美咲ちゃんは私の後ろの第四走者です。
って私はまた誰に説明してるんだろう?
「位置に着いてぇ~~~、酔いどれ竜!!」
ドオオオォォォンッ!!
私がそう思いながら首を傾げるなか、スタートの合図が出される。
「………」
『おぉ!!速い!!速いぞ!!赤組、ノゾミ・ナカムラ選手!!スタートと同時に周りを突き放し、どんどん差を広げてるです!!』
『流石はSSランクの魔導師にして英雄の娘。身体強化もなしでここまでの身体能力とは……』
明日奈さんや五飛さんとの訓練の賜物です。
まぁ、それ以前から鍛練を怠っていませんが・・・
『これで借り物で手こずらなきゃ、確実に一位ね。』
『おーっと!!シャルナちゃんがそう言ってる間にもうナカムラ選手は借り物のお題が書かれた紙が入った封筒が散りばめられた『運命ゾーン』に到達したあああぁぁぁーーーっ!!』
『ナカムラ選手、迷うことなく一枚の封筒を手に取ったわね。』
え~と、借りる物は・・・なるほどね。
手に取った封筒の中のお題を確認した後、私はすぐさま応援席を見る。
・・・いた・・・
「ヴェルザ。ちょっと一緒に来て。」
「え?うん。」
私はそう言いながらお父さん達と一緒に応援に来ていたヴェルザを連れて、一位でゴールする。
「一応お題を確認させてもらうぞ。」
「どうぞ。」
私はそう言いながら、お題の紙を先生に手渡す。
「え~と、お題は『妹』……妹ぉっ!?」
<なあああぁぁぁーーーにいいいぃぃぃーーーっ!?
『おぉーとっ!!ナカムラ選手、拾った借り物のお題は『妹』!!ナカムラ選手にまさかの妹がいたのです!!』
「義妹だけどね。」
「え~と、お姉ちゃんの義妹のヴェルザ・ナカムラです。」ペコリ
『なるほど。義妹ですか。にしても赤みがかった銀髪に左が金、右が緑のオッドアイとパーツもさることながら姉に劣らず綺麗な顔立ちですね……キャメラン。ベストショット外すなよ?外したらグー(メリケンサック装備)で殴り倒す。』
その後、ヴェルザを連れて一位の列に並ぶなか、第四走者の美咲ちゃんがスタートし、一位を独占したまま『運命ゾーン』に到達し、封筒を手に取る。
「……豆粒ドチビ!!」
「誰が豆粒ドチビかーっ!!」
封筒の中のお題を見た次の瞬間、美咲ちゃんは応援席に向かって大声でそう叫び、応援席からリサさんやフェイトさん達と一緒に応援に来ていた蝶雷がそう言いながら現れる。
「ちょっと一緒に来て!!」
「ちょっ」
が、美咲ちゃんはそんな蝶雷を無視しながら、蝶雷を連れて一位でゴールする。
因みにお題は『金髪で低身長な男』
蝶雷の機嫌が悪くなったのは言うまでもありません。
って私はまた誰に説明してるんだろう?
「………」ガジガシ
「センショウ……そんなもん、よくあったな……」
「えぇ……まぁ……」ダラダラ
私がそう思いながら首を傾げるなか、顔を引きつらせながらそう言う先生に対し、美咲ちゃんに続いて二位でゴールした、ワニにドラゴンの翼が付いた魔物、クロコマンダー(借り物)に頭を噛じられている黒組のセンショウ・ダサエ選手はそう言う。
・・・頭から赤い何かが垂れ流れてるよ?
この一ヶ月の間に知り合い、なつかれました。
因みにキャロルは女の子なので悪しからず。
「第三走者の選手は準備をお願いします。」
あ。次は私だね。
因みに美咲ちゃんは私の後ろの第四走者です。
って私はまた誰に説明してるんだろう?
「位置に着いてぇ~~~、酔いどれ竜!!」
ドオオオォォォンッ!!
私がそう思いながら首を傾げるなか、スタートの合図が出される。
「………」
『おぉ!!速い!!速いぞ!!赤組、ノゾミ・ナカムラ選手!!スタートと同時に周りを突き放し、どんどん差を広げてるです!!』
『流石はSSランクの魔導師にして英雄の娘。身体強化もなしでここまでの身体能力とは……』
明日奈さんや五飛さんとの訓練の賜物です。
まぁ、それ以前から鍛練を怠っていませんが・・・
『これで借り物で手こずらなきゃ、確実に一位ね。』
『おーっと!!シャルナちゃんがそう言ってる間にもうナカムラ選手は借り物のお題が書かれた紙が入った封筒が散りばめられた『運命ゾーン』に到達したあああぁぁぁーーーっ!!』
『ナカムラ選手、迷うことなく一枚の封筒を手に取ったわね。』
え~と、借りる物は・・・なるほどね。
手に取った封筒の中のお題を確認した後、私はすぐさま応援席を見る。
・・・いた・・・
「ヴェルザ。ちょっと一緒に来て。」
「え?うん。」
私はそう言いながらお父さん達と一緒に応援に来ていたヴェルザを連れて、一位でゴールする。
「一応お題を確認させてもらうぞ。」
「どうぞ。」
私はそう言いながら、お題の紙を先生に手渡す。
「え~と、お題は『妹』……妹ぉっ!?」
<なあああぁぁぁーーーにいいいぃぃぃーーーっ!?
『おぉーとっ!!ナカムラ選手、拾った借り物のお題は『妹』!!ナカムラ選手にまさかの妹がいたのです!!』
「義妹だけどね。」
「え~と、お姉ちゃんの義妹のヴェルザ・ナカムラです。」ペコリ
『なるほど。義妹ですか。にしても赤みがかった銀髪に左が金、右が緑のオッドアイとパーツもさることながら姉に劣らず綺麗な顔立ちですね……キャメラン。ベストショット外すなよ?外したらグー(メリケンサック装備)で殴り倒す。』
その後、ヴェルザを連れて一位の列に並ぶなか、第四走者の美咲ちゃんがスタートし、一位を独占したまま『運命ゾーン』に到達し、封筒を手に取る。
「……豆粒ドチビ!!」
「誰が豆粒ドチビかーっ!!」
封筒の中のお題を見た次の瞬間、美咲ちゃんは応援席に向かって大声でそう叫び、応援席からリサさんやフェイトさん達と一緒に応援に来ていた蝶雷がそう言いながら現れる。
「ちょっと一緒に来て!!」
「ちょっ」
が、美咲ちゃんはそんな蝶雷を無視しながら、蝶雷を連れて一位でゴールする。
因みにお題は『金髪で低身長な男』
蝶雷の機嫌が悪くなったのは言うまでもありません。
って私はまた誰に説明してるんだろう?
「………」ガジガシ
「センショウ……そんなもん、よくあったな……」
「えぇ……まぁ……」ダラダラ
私がそう思いながら首を傾げるなか、顔を引きつらせながらそう言う先生に対し、美咲ちゃんに続いて二位でゴールした、ワニにドラゴンの翼が付いた魔物、クロコマンダー(借り物)に頭を噛じられている黒組のセンショウ・ダサエ選手はそう言う。
・・・頭から赤い何かが垂れ流れてるよ?