いざ!魔武器生成と使い魔召喚へ!!

ん?なにやら急に視点とやらがノゾミから私に変わったな……

まぁいい……とりあえずははじめまして。私は今回、『幻想卿』からにとりと共に使い魔として召喚された人型魔導具、阿号だ。

私は今、自分達を召喚した主である不思議な少女、ノゾミの命を受け、ビッチ神トリオ(ノゾミ命名)と対峙している。

「主様!?」キョロキョロ

「ど、何処に行ったのじゃ!?」キョロキョロ

「……何処?」キョロキョロ

「………」

が、ビッチ神トリオは始めから私のことなど眼中にないのか、きょろきょろしながら自分達の主を探している。

いや、自分達の主を心配する姿勢は結構だが、一応私という『敵』が目の前にいるのに、戦いに対する集中力が欠けてるんじゃないか?

「ッ……貴様……一体何をしたのじゃ!?」

私がそう思いながら見ているなか、金髪のロングヘアーの女、創造の属性神がそう尋ねてくる。

「別に何も……ただ時間を止めて、貴様達を主達から少しばかし離れたこの場所に連れてきただけだ………」

『幻想卿』で得た能力でコピーした咲夜の能力を使ってな。

もっとも、少しばかしと言ったが、実際は1km程だがな。

「なっ!?時間を止めたじゃと!?」

「馬鹿な!?ただの人形ごときに!!」

「……ありえない……」

そんな私の答えに対し、上から創造、光、闇の属性神がそう困惑の声を上げる。

「はぁ……困惑しているところ、悪いが………」

「「「!?」」」

「今は戦闘中だ。」

ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!

そんなビッチ神トリオに対し、私はそう言いながら、『幻想卿』で習得した短剣型の弾幕を大量に展開し、一斉に放つ。

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァンッ!!

「「「キャアアアァァァッ!?」」」

パキィィィンッ!!

「………」

私が放った弾幕を受け、ビッチ神トリオがダメージを受けるなか、私は黒い鎧武者のような戦闘モードに変わる。

「!?」

「姿が変わった!?」

「くっ……人形風情が!!」

ズガァァァンッ!!

私の姿が変わったことに創造と闇の属性神がそう驚くなか、光の属性神はそう言いながら、光の砲撃を放ってきた。
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