夜天の王と二人の帝王

街中・・・

その頃、『Xマジンラー』の動きを察知して駆けつけてきたリヒテルと蒼牙はマンティスとディラーネに変身し、自分達が連れてきたゼクトトルーパー部隊や量産型ディケイド・量産型ディエンド部隊、竜牙と共に『Xマジンラー』が放ってきた大量のBOWを駆逐していた。

パァァァ・・・

『!?』

そんななか、リヒテル達の近くに巨大な銀のオーロラが出現。

「グオオオォォォーーーッ!!」

中から頭の上にスーパータイラントの上半身、スーパータイラントの両肩にスティンガーの鋏が付き、尻尾の先はヨーンの顔になったエラスモテリウムオルフェノク・・・オリジナルBOWキメラ、スーパーキメラオルフェノクが現れる。

「大型……それも新型のBOWか……」

「リヒテル。アレは我らで片付けるぞ。」

「了解だ。蒼牙閣下。」

リヒテルと蒼牙はそう話しながらマク□スのバルキリーとバトル7を呼び出し、リヒテルはバルキリーに、蒼牙はバトル7に搭乗する。

「行くぞ!!リヒテル!!」

「あぁ!!」

「グオオオォォォーーーッ!!」

次の瞬間、蒼牙とリヒテルはそう話しながらバトル7とバルキリーをロボット形態に変形させて、スーパーキメラオルフェノクに向かっていった。
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