夜天の王と二人の帝王

商店街・・・

『エターナル!!マキシマムドライブ!!』

「はあああぁぁぁっ!!」

ズバアアアァァァンッ!!

「「グオオオォォォーーーッ!?」」

ドッカァァァンッ!!

エターナルに変身した克己は今、“ヘルブレイド”を放ち、二体のプレイグクローラーを撃破する。

「ふぅ……これでこの辺りのは片付いたか?」

「そうですね……バルディッシュの反応を見る限り、この辺りのは片付きましたね。」

撃破した後、そう尋ねる克己に対し、既にユライトに変身して戦っていたフェイトはそう答える。

「ウカサさん。まだ戦える?」

「はい。大丈夫です。ヴィヴィオ先生。」

パァァァ・・・

「「「「!?」」」」

既にアースと九龍に変身していたヴィヴィオとラミがそう話をするなか、四人の近くに銀のオーロラが出現する。

「お久しぶりですね。大道克己。」

「加頭!!」

「後ろにいるのは……新型のBOW?」

次の瞬間、オーロラからそう言いながら現れた加頭を見て、克己が睨み付けながらそう言うなか、フェイトは加頭の後ろにいるBOWを見ながら、首を傾げながらそう言う。

そのBOWはギオッゾの上にガラドール、そのガラドールの背から先が鋭くなったブラックタイガーの八本の節足が生えたBOW・・・ブルーサイズバットガジェットと同様、燐の能力によって生み出されたオリジナルBOWキメラ、ブラックドールギオッゾが三体、いた。

尚、ガラドールの両腕に装着している鉤爪はアダマンチウム製になっている。

「では、戦うとしましょうか。」ガチャンッ!!カチッ!!

『エターナル!!』

『ユートピア!!』

「変身。」

『エターナルユートピア!!』

パキィィィンッ!!

三体のブラックドールギオッゾを引き連れ、現れた加頭はそう言いながら、ダークエターナル・アームドユートピアに変身する。

「フェイト!!ヴィヴィオ!!ラミ!!加頭は俺がやるから、おまえらは後ろの新型BOWを頼む!!」

「「「わかりました!!」」」

「それじゃあ、いくぞ!!」

そうして克己達は加頭と三体のブラックドールギオッゾに向かっていく。

こうして克己達と加頭と三体のブラックドールギオッゾの戦いが始まった。
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