今度は臨界神と縁魔神が来ました

夢羽VSウェスカーの戦いに佳奈多が駆けつけるなか、一輝&ひかるVSデスガンと和輝&春美VSウーノの戦いが激しさを増していく。

「彼方より来たれ、宿り木の枝。銀月の槍となりて、撃ち抜け。」

「「「「!?」」」」

そんななか、聞き覚えのある女性の声が春美、ひかる、一輝、和輝の四人の耳に入ってくる。

「この声、それにこの詠唱は……」

「もしかして……」

「石化の槍、“ミストルティン”!!」

ズドドドドドドドッ!!

「「!?」」

春美とひかるがそう言うなか、そう言う声と共に七本の“光の槍”、“ミストルティン”が放たれ、デスガンとウーノに襲いかかる。

「ちっ!!」

「くっ!!」

対する二人は舌打ちしながら、“ミストルティン”をかわしながら春美達から距離を取る。

「大丈夫ですか!?春美さん!!ひかるさん!!一輝さん!!和輝さん!!」

「「「「!?はやて!!」」」」

次の瞬間、“ミストルティン”を放った張本人である、以前の『トゥアルの森』の謎の洋館の地下研究施設での戦いの後、佳奈多と養子縁組をして親子になった、リサ達の次元の方の『機動六課』の部隊長、八神はやてがそう言いながら、その場に駆けつけた。
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