今度は臨界神と縁魔神が来ました
エレンVSウィッチドーパント・・・
「はぁ……はぁ……」
「………」
ウィッチドーパントに変身したウザ副会長は今、怒りのオーラ全開のエレンを相手に苦戦していた。
「どうした?あんたの“力”はその程度か?魔女擬き。」
「くっ!!」バッ!!
カァァァ・・・
ウィッチドーパントがそう言いながら杖を掲げた瞬間、頭上に闇の魔法陣が展開される。
「食らえ!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドッ!!
ウィッチドーパントはそう言いながら、魔法陣から闇の槍を大量に放ってくる。
「ガイアメモリで魔法の威力が強化されているみたいだけど……構成に粗があってダメダメね……」
ズドォォォンッ!!
対するエレンは横に放たれる槍の雨を隙間を縫うようにかわしながら、そう言いながら“ダークバレット”を魔法陣の一番弱い部分に向けて放ち、命中させる。
ドカァァァンッ!!
すると、魔法陣がその場で爆発し、辺りが土煙に包み込まれる。
・・・フッ・・・
その直後、土煙に乗じて、エレンの背後を取ったウィッチドーパントは左手の爪で斬りかかる。
ズオオオォォォッ!!
ガキィィィンッ!!
「!?」
「………」
が、その瞬間、エレンに同化していた血爪の『絶対防御』が発動し、背中から盾の形状で飛び出し、受け止める。
「フッ!!」
「!?」
ドカァァァンッ!!
受け止めた直後、エレンは回し蹴りを放って、蹴り飛ばす。
「ぐはぁっ!?」
「弱い……あまりにも弱すぎる……これで『魔女』を名乗るなんて腹立たしい以外の何物でもないわね………」
「くっ……何なのよ?……何なのよ!?あんたはぁ!!?」
蹴り飛ばした後、憤怒と侮蔑を込めた瞳で見ながらそう言ってくるエレンに対し、ウィッチドーパントは声を荒げながらそう言う。
「『魔女』よ。ガイアメモリで変身したあんたと違って正真正銘、本物のね………」
対するエレンは未だに憤怒と侮蔑を込めた瞳で見ながらそう言う。
「!?本物の魔女ですって!?」
「それじゃあ、ウォーミングアップもとい遊びはこれくらいにして、あんたを私の『家』へ招待してあげるわ……」
サァァァ・・・
「!?」
エレンがそう言った瞬間、エレンの背後から黒い霧が現れ、辺りを包み込む。
「!?」
霧が晴れると、ウィッチドーパントは街中から何処かの家の玄関に移動していた。
「なっ!?ここは」
「ここは『魔女の家 』……私がこの世界にトリップ転生した後に目覚め、会得した私の『固有結界』よ……」
辺りを見渡しながらそう困惑の声を上げるウィッチドーパントに対し、エレンは宙に浮きながらそう説明する。
「!?あんた、その姿は!?」
「あぁ、これ?せっかくだから髪と瞳の色を転生する前に戻したの。まぁ、あの時と違って、この身体は健康体そのものだけどね。」
そう言うエレンの髪の色は銀から紫に、瞳の色は青から金に変わっていた。
「くっ!!」バッ!!
そんなエレンに対し、ウィッチドーパントは杖を向けて、魔法を放とうとする。
・・・シ~ン・・・
が、何故か魔法が出ない。
「!?なんで!?この!!この!!」
ウィッチドーパントは困惑しながらも魔力を練り、魔法を放とうとする。
・・・シ~ン・・・
が、それでも魔法は一切出てこない。
「無駄よ。この『家』の『主』である私が許可しない限り、魔法も能力も一切使えない……」
「!?なによ!?その能力!!そんな能力がなんで『領域』の影響を受けないのよ!?」
「はぁ~~~、勉強が足りてないわね。『固有結界』は能力じゃなくて魔法……魔法を極めし者が会得できる奥義中の奥義なの。だから、『領域』の影響を受けない……」
困惑しながらそう言うウィッチドーパントに対し、エレンはため息混じりにそう言う。
「ここから出る方法はただ一つ……この『家』の最上階にある私の部屋で私を倒すこと……そこなら魔法と能力も使えるし、到達するまでの間は死んでもこの玄関に転移される形で復活できる……簡単でしょ?」
「くっ!!」
「じゃあ、頑張ってきてね。魔女擬きさん。」
・・・スゥ・・・
顔を歪ませながらそう言うウィッチドーパントを余所にエレンは不敵な笑みを浮かべながら、そう言いながら霧散する。
ヴゥン・・・ッ!!
それと同時にウィッチドーパントの目の前の壁に扉が出現する。
「くっ!!あのクソ魔女!!絶対に見つけ出して殺してやる!!!」
残されたウィッチドーパントはそう言いながら扉を開け、先に進む。
すると、目の前の壁に貼り紙があり、壁の前の床には血溜まりのようなものがあった。
「?何かしら?あの貼り紙………」
パシャッ!!
血には耐性はあったのか、ウィッチドーパントは血溜まりには意を介さず、首を傾げながら、そう言いながら血溜まりを踏む。
ズオオオォォォーーーッ!!
「!?」
その瞬間、左右の壁が物凄いスピードで迫ってくる。
「しまっ」
ズシャアアアァァァンッ!!
ウィッチドーパントがそう言うのもつかの間、ウィッチドーパントは二枚の壁に押し潰される。
が、『魔女の家』の効果によってウィッチドーパントは押し潰された時の感覚や記憶を持ったまま、最初の玄関に転移される形で復活した。
「はぁ……はぁ……」
「………」
ウィッチドーパントに変身したウザ副会長は今、怒りのオーラ全開のエレンを相手に苦戦していた。
「どうした?あんたの“力”はその程度か?魔女擬き。」
「くっ!!」バッ!!
カァァァ・・・
ウィッチドーパントがそう言いながら杖を掲げた瞬間、頭上に闇の魔法陣が展開される。
「食らえ!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドッ!!
ウィッチドーパントはそう言いながら、魔法陣から闇の槍を大量に放ってくる。
「ガイアメモリで魔法の威力が強化されているみたいだけど……構成に粗があってダメダメね……」
ズドォォォンッ!!
対するエレンは横に放たれる槍の雨を隙間を縫うようにかわしながら、そう言いながら“ダークバレット”を魔法陣の一番弱い部分に向けて放ち、命中させる。
ドカァァァンッ!!
すると、魔法陣がその場で爆発し、辺りが土煙に包み込まれる。
・・・フッ・・・
その直後、土煙に乗じて、エレンの背後を取ったウィッチドーパントは左手の爪で斬りかかる。
ズオオオォォォッ!!
ガキィィィンッ!!
「!?」
「………」
が、その瞬間、エレンに同化していた血爪の『絶対防御』が発動し、背中から盾の形状で飛び出し、受け止める。
「フッ!!」
「!?」
ドカァァァンッ!!
受け止めた直後、エレンは回し蹴りを放って、蹴り飛ばす。
「ぐはぁっ!?」
「弱い……あまりにも弱すぎる……これで『魔女』を名乗るなんて腹立たしい以外の何物でもないわね………」
「くっ……何なのよ?……何なのよ!?あんたはぁ!!?」
蹴り飛ばした後、憤怒と侮蔑を込めた瞳で見ながらそう言ってくるエレンに対し、ウィッチドーパントは声を荒げながらそう言う。
「『魔女』よ。ガイアメモリで変身したあんたと違って正真正銘、本物のね………」
対するエレンは未だに憤怒と侮蔑を込めた瞳で見ながらそう言う。
「!?本物の魔女ですって!?」
「それじゃあ、ウォーミングアップもとい遊びはこれくらいにして、あんたを私の『家』へ招待してあげるわ……」
サァァァ・・・
「!?」
エレンがそう言った瞬間、エレンの背後から黒い霧が現れ、辺りを包み込む。
「!?」
霧が晴れると、ウィッチドーパントは街中から何処かの家の玄関に移動していた。
「なっ!?ここは」
「ここは『
辺りを見渡しながらそう困惑の声を上げるウィッチドーパントに対し、エレンは宙に浮きながらそう説明する。
「!?あんた、その姿は!?」
「あぁ、これ?せっかくだから髪と瞳の色を転生する前に戻したの。まぁ、あの時と違って、この身体は健康体そのものだけどね。」
そう言うエレンの髪の色は銀から紫に、瞳の色は青から金に変わっていた。
「くっ!!」バッ!!
そんなエレンに対し、ウィッチドーパントは杖を向けて、魔法を放とうとする。
・・・シ~ン・・・
が、何故か魔法が出ない。
「!?なんで!?この!!この!!」
ウィッチドーパントは困惑しながらも魔力を練り、魔法を放とうとする。
・・・シ~ン・・・
が、それでも魔法は一切出てこない。
「無駄よ。この『家』の『主』である私が許可しない限り、魔法も能力も一切使えない……」
「!?なによ!?その能力!!そんな能力がなんで『領域』の影響を受けないのよ!?」
「はぁ~~~、勉強が足りてないわね。『固有結界』は能力じゃなくて魔法……魔法を極めし者が会得できる奥義中の奥義なの。だから、『領域』の影響を受けない……」
困惑しながらそう言うウィッチドーパントに対し、エレンはため息混じりにそう言う。
「ここから出る方法はただ一つ……この『家』の最上階にある私の部屋で私を倒すこと……そこなら魔法と能力も使えるし、到達するまでの間は死んでもこの玄関に転移される形で復活できる……簡単でしょ?」
「くっ!!」
「じゃあ、頑張ってきてね。魔女擬きさん。」
・・・スゥ・・・
顔を歪ませながらそう言うウィッチドーパントを余所にエレンは不敵な笑みを浮かべながら、そう言いながら霧散する。
ヴゥン・・・ッ!!
それと同時にウィッチドーパントの目の前の壁に扉が出現する。
「くっ!!あのクソ魔女!!絶対に見つけ出して殺してやる!!!」
残されたウィッチドーパントはそう言いながら扉を開け、先に進む。
すると、目の前の壁に貼り紙があり、壁の前の床には血溜まりのようなものがあった。
「?何かしら?あの貼り紙………」
パシャッ!!
血には耐性はあったのか、ウィッチドーパントは血溜まりには意を介さず、首を傾げながら、そう言いながら血溜まりを踏む。
ズオオオォォォーーーッ!!
「!?」
その瞬間、左右の壁が物凄いスピードで迫ってくる。
「しまっ」
ズシャアアアァァァンッ!!
ウィッチドーパントがそう言うのもつかの間、ウィッチドーパントは二枚の壁に押し潰される。
が、『魔女の家』の効果によってウィッチドーパントは押し潰された時の感覚や記憶を持ったまま、最初の玄関に転移される形で復活した。