今度は臨界神と縁魔神が来ました
『Xマジンラー』本部、玉座の間・・・
「総帥。新たなメンバーとなる者を連れてきました。」
「………」
銃や剣といった武器で全身を覆った怪人・・・加頭や零斗達と同じ幹部である『リベンジャーロイミュード』はそう言いながら、赤みがかった銀髪に左が金、右が緑のオッドアイの茶色いローブを着た12歳くらいの女の子を連れて、玉座の間に入ってくる。
「うむ……」
「おいおい。リベンジャー。てめぇ、ロリコンにでもなったのか?どう見てもただのガキじゃねぇか。」
対するカンナギが玉座に座りながらそう言うなか、フェニックスはそう言って食いかかる。
「ふん。この子を見た目だけで判断していると痛い目に見るぞ。フェニックス。」
「あ゛ぁ?」
対するリベンジャーがそう言うのに対し、フェニックスは額に青筋を浮かべながら、そう言いながら女の子の方を見る。
「おい。新入り。名前は?」
「……貴様に名乗る必要はない……」
「!なんだと?」
睨み付けながらそう言う女の子に対し、フェニックスはそう言いながら詰め寄る。
「やめときなさい。フェニックス。あんたじゃその子には勝てないわ。」
そんなフェニックスに対し、壁に寄りかかっていた闇梨紗がそう言う。
「ッ!?そこまで言うんなら試してやるよ!!」
ブォンッ!!
フェニックスはそう言いながらカタストロフを取り出し、女の子に横凪ぎで斬りかかる。
「………」
「!」
対する女の子はしゃがむことでその攻撃をかわしながら、フェニックスの懐に入り込み、
ズドォォォンッ!!
黒よりも真っ黒なオーラを纏わせた右手の手刀を腹に突き刺す。
「バカが!!不死身の俺にそんなもん効くか!!」
フェニックスはそう言いながら蹴りを放つ。
が、女の子はバックステップでかわしながら距離を取る。
「さぁて、次はゴフッ!?」
『!?』
次なる攻撃を繰り出そうとしたフェニックスだが突然、吐血し、苦しみながら倒れ込む。
「グオオオォォォッ!?な、何が!?」
「へぇ……『呪詛』の能力で魂に直接死の苦痛を与える呪いをかけるなんてイイ所に目を付けたじゃない。」
「!?呪いだと!?一体いつの間に……」
「貴様に手刀を食らわしたあの一瞬だ。これでもう勝負ありだな。君の実力を認め、正式なメンバーとして迎えよう。すまないが、フェニックスにかけた呪いを解いてくれないか?奴も大事な幹部なんでな。」
闇梨紗の言葉にそう困惑の声を上げるフェニックスにそう説明しながら、カンナギはそう女の子に言う。
「………」
が、女の子は呪いを解く気はない。
「しょうがないわねぇ。」スッ
そんな女の子を見て、闇梨紗はそう言いながら、右手の掌を未だに苦しんでいるフェニックスに翳す。
パァァァ
すると、フェニックスの身体から先程まで女の子の右手に纏われていたオーラと同じ真っ黒な光の球が現れ、闇梨紗の掌の中に収まる。
「!?」
「………」クスッ
バリィィィンッ!!
そのことに女の子が驚愕の表情を浮かべるなか、闇梨紗は軽く嗤いながら光の球、フェニックスにかけられた呪いを握り潰す。
握り潰された呪いは黒い粒子になり、霧散して消滅する。
「な、なんで……?」
「フフフ……世界は広いってことよ。お嬢ちゃん。それとフェニックスは私にとっては時々、退屈な気持ちを発散させてくれるイイ玩具だから、あまりヤり過ぎないでね。」
「!?」ゾクッ!!
不敵な笑みを浮かべながら、そう言いながら放ってくる闇梨紗の殺気と重圧を受け、女の子は心臓を直接握られてるような錯覚を覚える。
「失礼するぞ。」
そんななか、ウェスカーがそう言いながら入ってくる。
「どうかなさいましたか?ウェスカーさん。」
「先程、部下から報告が上がった。『エルラルド』の『臨界神』、ラース・フォートニングと『縁魔神』、バソー・フォートニングが『ウェズペリア』に入ったそうだ。」
「!?」
(ラースだと!?)
首を傾げながらそう尋ねる加頭にそう答えるウェスカーの言葉に女の子はそう思いながら反応した。
「総帥。新たなメンバーとなる者を連れてきました。」
「………」
銃や剣といった武器で全身を覆った怪人・・・加頭や零斗達と同じ幹部である『リベンジャーロイミュード』はそう言いながら、赤みがかった銀髪に左が金、右が緑のオッドアイの茶色いローブを着た12歳くらいの女の子を連れて、玉座の間に入ってくる。
「うむ……」
「おいおい。リベンジャー。てめぇ、ロリコンにでもなったのか?どう見てもただのガキじゃねぇか。」
対するカンナギが玉座に座りながらそう言うなか、フェニックスはそう言って食いかかる。
「ふん。この子を見た目だけで判断していると痛い目に見るぞ。フェニックス。」
「あ゛ぁ?」
対するリベンジャーがそう言うのに対し、フェニックスは額に青筋を浮かべながら、そう言いながら女の子の方を見る。
「おい。新入り。名前は?」
「……貴様に名乗る必要はない……」
「!なんだと?」
睨み付けながらそう言う女の子に対し、フェニックスはそう言いながら詰め寄る。
「やめときなさい。フェニックス。あんたじゃその子には勝てないわ。」
そんなフェニックスに対し、壁に寄りかかっていた闇梨紗がそう言う。
「ッ!?そこまで言うんなら試してやるよ!!」
ブォンッ!!
フェニックスはそう言いながらカタストロフを取り出し、女の子に横凪ぎで斬りかかる。
「………」
「!」
対する女の子はしゃがむことでその攻撃をかわしながら、フェニックスの懐に入り込み、
ズドォォォンッ!!
黒よりも真っ黒なオーラを纏わせた右手の手刀を腹に突き刺す。
「バカが!!不死身の俺にそんなもん効くか!!」
フェニックスはそう言いながら蹴りを放つ。
が、女の子はバックステップでかわしながら距離を取る。
「さぁて、次はゴフッ!?」
『!?』
次なる攻撃を繰り出そうとしたフェニックスだが突然、吐血し、苦しみながら倒れ込む。
「グオオオォォォッ!?な、何が!?」
「へぇ……『呪詛』の能力で魂に直接死の苦痛を与える呪いをかけるなんてイイ所に目を付けたじゃない。」
「!?呪いだと!?一体いつの間に……」
「貴様に手刀を食らわしたあの一瞬だ。これでもう勝負ありだな。君の実力を認め、正式なメンバーとして迎えよう。すまないが、フェニックスにかけた呪いを解いてくれないか?奴も大事な幹部なんでな。」
闇梨紗の言葉にそう困惑の声を上げるフェニックスにそう説明しながら、カンナギはそう女の子に言う。
「………」
が、女の子は呪いを解く気はない。
「しょうがないわねぇ。」スッ
そんな女の子を見て、闇梨紗はそう言いながら、右手の掌を未だに苦しんでいるフェニックスに翳す。
パァァァ
すると、フェニックスの身体から先程まで女の子の右手に纏われていたオーラと同じ真っ黒な光の球が現れ、闇梨紗の掌の中に収まる。
「!?」
「………」クスッ
バリィィィンッ!!
そのことに女の子が驚愕の表情を浮かべるなか、闇梨紗は軽く嗤いながら光の球、フェニックスにかけられた呪いを握り潰す。
握り潰された呪いは黒い粒子になり、霧散して消滅する。
「な、なんで……?」
「フフフ……世界は広いってことよ。お嬢ちゃん。それとフェニックスは私にとっては時々、退屈な気持ちを発散させてくれるイイ玩具だから、あまりヤり過ぎないでね。」
「!?」ゾクッ!!
不敵な笑みを浮かべながら、そう言いながら放ってくる闇梨紗の殺気と重圧を受け、女の子は心臓を直接握られてるような錯覚を覚える。
「失礼するぞ。」
そんななか、ウェスカーがそう言いながら入ってくる。
「どうかなさいましたか?ウェスカーさん。」
「先程、部下から報告が上がった。『エルラルド』の『臨界神』、ラース・フォートニングと『縁魔神』、バソー・フォートニングが『ウェズペリア』に入ったそうだ。」
「!?」
(ラースだと!?)
首を傾げながらそう尋ねる加頭にそう答えるウェスカーの言葉に女の子はそう思いながら反応した。