新たな転生者
『Xマジンラー』本部、玉座の間・・・
「すまない。闇梨沙よ。もう一回、言ってもらって良いか?」
その頃、『Xマジンラー』本部、玉座の間にて、カンナギはそう闇梨沙に言う。
周りには加頭やフェニックスといった幹部達もいる。
「だから、私に組織内のNo.2としての待遇とこの組織に自由に出入りする許可を寄越しなさい。って言ったのよ。」
対する闇梨沙は堂々とした態度でそう要求する。
「……この組織には入らないんじゃなかったのか?」
「まぁね。最初の勧誘を蹴った時と同様、メンバーになるつもりはないわ。でもね。この組織とつるんでいた方が『私』と戦う機会に巡り会えることに気付いたの。それにあなた達が手を焼いているノゾミ・ナカムラとセッテに興味も湧いたしね。」
「………」
「待遇と許可をくれるんなら、これからは私の気が向いた時だけ手を貸してあげる……どう?」
「……良いだろう。貴様にNo.2としての待遇とこの組織への出入りの自由を許可しよう……」
不敵な笑みを浮かべながらそう言う闇梨沙に対し、カンナギは真剣な表情でそう言う。
「(クスッ)ありがとう……じゃあね♪」
対する闇梨沙はそう言いながら霊体化し、その場を去る。
「よろしかったのですか?総帥。」
「あぁ。奴の“力”は強大だからな。下手に敵対するより、ある程度の要求を飲んで、味方に付けておいた方が良い。」
闇梨沙が去っていった後、首を傾げながらそう尋ねる加頭に対し、カンナギは真剣な表情でそう言った。
「すまない。闇梨沙よ。もう一回、言ってもらって良いか?」
その頃、『Xマジンラー』本部、玉座の間にて、カンナギはそう闇梨沙に言う。
周りには加頭やフェニックスといった幹部達もいる。
「だから、私に組織内のNo.2としての待遇とこの組織に自由に出入りする許可を寄越しなさい。って言ったのよ。」
対する闇梨沙は堂々とした態度でそう要求する。
「……この組織には入らないんじゃなかったのか?」
「まぁね。最初の勧誘を蹴った時と同様、メンバーになるつもりはないわ。でもね。この組織とつるんでいた方が『私』と戦う機会に巡り会えることに気付いたの。それにあなた達が手を焼いているノゾミ・ナカムラとセッテに興味も湧いたしね。」
「………」
「待遇と許可をくれるんなら、これからは私の気が向いた時だけ手を貸してあげる……どう?」
「……良いだろう。貴様にNo.2としての待遇とこの組織への出入りの自由を許可しよう……」
不敵な笑みを浮かべながらそう言う闇梨沙に対し、カンナギは真剣な表情でそう言う。
「(クスッ)ありがとう……じゃあね♪」
対する闇梨沙はそう言いながら霊体化し、その場を去る。
「よろしかったのですか?総帥。」
「あぁ。奴の“力”は強大だからな。下手に敵対するより、ある程度の要求を飲んで、味方に付けておいた方が良い。」
闇梨沙が去っていった後、首を傾げながらそう尋ねる加頭に対し、カンナギは真剣な表情でそう言った。