半妖と女神と歌姫
モウ・・・モウ・・・
セッテが放った擬似超電○砲によって七篠がいた所が土煙に包み込まれる。
「はぁ……はぁ……」
土煙が晴れると、すっかりボロボロになり、息も切れ切れになっている七篠が姿を現す。
「あれを食らってもまだ立ち上がるか……腐っても義母さん達と同じ転生者ということか……」
「み、認めない!!認めない認めない認めない認めない認めない認めない認めない認めない認めない認めない認めない認めない認めない認めない!!こんなことがあってたまるか!!俺は運命神に選ばれたエリートなんだ!!てめぇのような選ばれてもいねぇ下等な人間に造りだされた戦闘機人なんかに」
「見苦しいわねぇ。」
「「!?」」
ズバァァァンッ!!
狂ったようにそう言う七篠の言葉の最中、そう言う女性の声と共に背後から黒い刀が七篠を斬り裂く。
「ガッ!?」
「どんなに御託を並べても負けたあんたの方が下等種族。さっさと退場しなさい。」
ボオオオォォォッ!!
背後から黒い刀、蝶炎で斬り裂いた、先程まで近くの建物の屋上から戦いを観ていた、リサに酷似していた女性がそう言った瞬間、傷口から蝶炎の黒炎が七篠を包み込み始める。
「あ。その炎を消そうとしても無駄よ。その炎はあんたの魂から焼き尽くす。運命神ってのから貰った“力”も何もかもね。」
「い、嫌だ!!死にたくない!!」
「フフフ……イイわ。その絶望に満ちた表情、堪らないわ!!その表情のまま、あんたは死ぬの!!!アハハハハハハハハハッ!!!」
ボオオオォォォッ!!
女性が邪悪な笑みを浮かべながらそう言うなか、七篠は魂も、運命神に送信される情報も何もかもが焼き尽くされ、焼滅した。
「り、リサさん?」
突然、乱入し、七篠を焼滅させた女性に対し、セッテは思わず呆然としながらそう言う。
「フフフ……」
「ッ!?」
ガキィィィンッ!!
対する女性は微笑みながら瞬時にセッテに肉簿し、蝶炎で斬りかかってくる。
が、セッテは咄嗟に取り出したブーメランブレードで受け止める。
「あら。よく止められたわね。」ガキキ…
「くっ……」ガキキ…
「あら?」
ズドォォォンッ!!
そんななか、近くでホープに変身して戦っていたノゾミの左手のホープソードガン・ガンモードから銃弾が女性に向けて、放たれる。
が、女性は首を軽く後ろに動かすことでその銃弾をかわす。
「おっと……」ヒョイ
「くっ!!」
その直後、密かに急接近したノゾミが右手のホープソードガン・ソードモードで女性に斬りかかる。
が、女性はその攻撃を軽々とかわしながら、ノゾミとセッテから距離を取る。
「大丈夫?セッテ。」
「あぁ、ノゾミ。おかげで助かったよ。」
「イイ腕してるわね。最初の銃弾に関して言えば、もう少し距離があったら掠り傷程度は付けられたわ。」
ノゾミとセッテがそう話をするなか、女性は邪悪な笑みを浮かべながらそう言う。
「……誰なんですか?あなたは……」
「………」
そんな女性に対し、ノゾミはそう尋ねながら両手のホープソードガンを構え、セッテもブーメランブレードを構える。
「あら?あなた達はそっちの『私』から聞いてないの?私のことを。」
対する女性は首を傾げながら逆に聞き返す。
「?私?……ッ!」
「!」
この時、二人は思い出した。
以前、リサから聞かされた、昔、リサが戦った一人の少女の話を。
「まさか、あなたが……」
「闇に堕ちた……別世界のリサさん……」
「フフフ……その通り。まぁ、あなた達からしたらややこしいだろうから、私のことは『闇梨紗』とでも呼べばイイわ。」
真剣な表情でそう言う二人に対し、女性改め闇梨紗は邪悪な笑みを浮かべながらそう言う。
「その闇梨沙さんがどうしてここに……」
「まさか……」
「あぁ、勘違いしないでね。『Xマジンラー』に出入りはしてるけど、別にメンバーになってはいないわ。この場に来たのはただ退屈しのぎに観戦に来ただけ……」
闇梨紗はそう答えながら後ろを振り返り、歩き始める。
「フフフ……いつもならあの転生者と同様、殺してるところだけど今の私は気分がイイから見逃してあげる……次に遭う時はどうなるか、わからないけどね♪」
「「!?」」
ゾクッ!!
そう言いながら、首だけずらして見せる闇梨紗の邪悪な笑みを見て、ノゾミとセッテは心臓処か魂を鷲掴みされたかのような錯覚を覚える。
「フフフ……じゃあね♪」
・・・スゥ・・・
次の瞬間、闇梨紗は霊体化し、その場から消えた。
セッテが放った擬似超電○砲によって七篠がいた所が土煙に包み込まれる。
「はぁ……はぁ……」
土煙が晴れると、すっかりボロボロになり、息も切れ切れになっている七篠が姿を現す。
「あれを食らってもまだ立ち上がるか……腐っても義母さん達と同じ転生者ということか……」
「み、認めない!!認めない認めない認めない認めない認めない認めない認めない認めない認めない認めない認めない認めない認めない認めない!!こんなことがあってたまるか!!俺は運命神に選ばれたエリートなんだ!!てめぇのような選ばれてもいねぇ下等な人間に造りだされた戦闘機人なんかに」
「見苦しいわねぇ。」
「「!?」」
ズバァァァンッ!!
狂ったようにそう言う七篠の言葉の最中、そう言う女性の声と共に背後から黒い刀が七篠を斬り裂く。
「ガッ!?」
「どんなに御託を並べても負けたあんたの方が下等種族。さっさと退場しなさい。」
ボオオオォォォッ!!
背後から黒い刀、蝶炎で斬り裂いた、先程まで近くの建物の屋上から戦いを観ていた、リサに酷似していた女性がそう言った瞬間、傷口から蝶炎の黒炎が七篠を包み込み始める。
「あ。その炎を消そうとしても無駄よ。その炎はあんたの魂から焼き尽くす。運命神ってのから貰った“力”も何もかもね。」
「い、嫌だ!!死にたくない!!」
「フフフ……イイわ。その絶望に満ちた表情、堪らないわ!!その表情のまま、あんたは死ぬの!!!アハハハハハハハハハッ!!!」
ボオオオォォォッ!!
女性が邪悪な笑みを浮かべながらそう言うなか、七篠は魂も、運命神に送信される情報も何もかもが焼き尽くされ、焼滅した。
「り、リサさん?」
突然、乱入し、七篠を焼滅させた女性に対し、セッテは思わず呆然としながらそう言う。
「フフフ……」
「ッ!?」
ガキィィィンッ!!
対する女性は微笑みながら瞬時にセッテに肉簿し、蝶炎で斬りかかってくる。
が、セッテは咄嗟に取り出したブーメランブレードで受け止める。
「あら。よく止められたわね。」ガキキ…
「くっ……」ガキキ…
「あら?」
ズドォォォンッ!!
そんななか、近くでホープに変身して戦っていたノゾミの左手のホープソードガン・ガンモードから銃弾が女性に向けて、放たれる。
が、女性は首を軽く後ろに動かすことでその銃弾をかわす。
「おっと……」ヒョイ
「くっ!!」
その直後、密かに急接近したノゾミが右手のホープソードガン・ソードモードで女性に斬りかかる。
が、女性はその攻撃を軽々とかわしながら、ノゾミとセッテから距離を取る。
「大丈夫?セッテ。」
「あぁ、ノゾミ。おかげで助かったよ。」
「イイ腕してるわね。最初の銃弾に関して言えば、もう少し距離があったら掠り傷程度は付けられたわ。」
ノゾミとセッテがそう話をするなか、女性は邪悪な笑みを浮かべながらそう言う。
「……誰なんですか?あなたは……」
「………」
そんな女性に対し、ノゾミはそう尋ねながら両手のホープソードガンを構え、セッテもブーメランブレードを構える。
「あら?あなた達はそっちの『私』から聞いてないの?私のことを。」
対する女性は首を傾げながら逆に聞き返す。
「?私?……ッ!」
「!」
この時、二人は思い出した。
以前、リサから聞かされた、昔、リサが戦った一人の少女の話を。
「まさか、あなたが……」
「闇に堕ちた……別世界のリサさん……」
「フフフ……その通り。まぁ、あなた達からしたらややこしいだろうから、私のことは『闇梨紗』とでも呼べばイイわ。」
真剣な表情でそう言う二人に対し、女性改め闇梨紗は邪悪な笑みを浮かべながらそう言う。
「その闇梨沙さんがどうしてここに……」
「まさか……」
「あぁ、勘違いしないでね。『Xマジンラー』に出入りはしてるけど、別にメンバーになってはいないわ。この場に来たのはただ退屈しのぎに観戦に来ただけ……」
闇梨紗はそう答えながら後ろを振り返り、歩き始める。
「フフフ……いつもならあの転生者と同様、殺してるところだけど今の私は気分がイイから見逃してあげる……次に遭う時はどうなるか、わからないけどね♪」
「「!?」」
ゾクッ!!
そう言いながら、首だけずらして見せる闇梨紗の邪悪な笑みを見て、ノゾミとセッテは心臓処か魂を鷲掴みされたかのような錯覚を覚える。
「フフフ……じゃあね♪」
・・・スゥ・・・
次の瞬間、闇梨紗は霊体化し、その場から消えた。