半妖と女神と歌姫

「さてと、仕切り直して……」

「戦いましょうか。」

パキィィィンッ×2!!

あの後、水無月の分のサインもした後、ジンガとアミリはそう言いながら、ジンガはホラー態になり、アミリは蝶の使い魔達をドレス状に纏う。

「マサヒロ。今回は鎧を装着して戦って。」

「……わかったよ……」

パキィィィンッ!!

ジンガとアミリが戦闘形態になるのをビデオカメラで録画しながらそう言う月詠に呆れながらもマサヒロは魔武器のキバで鎧を装着して構える。

月詠もディーオベルトを装着し、黒い宝石が付いた腕輪を付けて、バックルの魔法陣に翳す。

「変身!!」

『トランスフォーメーション、ディーオモード』

パキィィィンッ!!

次の瞬間、月詠はオリジナルライダー、仮面ライダーディーオに変身する。

「じゃあ、僕もいくか!!」ガチャンッ!!

僕もそう言いながら裁王ドライバーを装着し、ライダーパスを取り出す。

「変身!!」

『ブレイドフォーム』

パキィィィンッ!!

次の瞬間、僕は裁王・ブレイドフォームに変身する。

サクヤと映司さんはダブルドライバーとオーズドライバーを装着し、サクヤとツバキはジョーカーメモリとサイクロンメモリを取り出し、映司さんは三枚のコアメダルをオーズドライバーにセットする。

『サイクロン!!』

『ジョーカー!!』

キキキィンッ!!ギュウウウンッ!!

「「「変身!!」」」

ガチャンッ!!キュゥゥゥンッ!!ガチャンッ!!ガチャンッ!!

ガッチャンッ!!

『サイクロンジョーカー!!』

『タカ!!トラ!!バッタ!!タ、ト、バ!!タトバ!!タ、ト、バ!!』

パキィィィンッ×2!!

次の瞬間、サクヤ&ツバキはW・サイクロンジョーカーに、映司さんはオーズ・タトバコンボに変身する。

「『さぁ、おまえ達の罪を数えろ(や)!!』」

「仮面ライダーディーオ、歪みを排除する。」

「さぁ、おまえ達に裁定を下そう。」

変身した後、サクヤ&ツバキ、月詠、僕の四人がそう決め台詞を言うなか、アンクはツキトに作ってもらった紅い石が手甲に埋められたガントレット、紅炎架を左手に装着して構える。

「アミリ。黄金騎士は俺が相手をする。」スッ

「じゃあ、私はディーオの相手をしましょう。」

ジンガはそう言いながら魔戒剣を構え、アミリはそう言いながら月詠と対峙する。

こうして僕達はジンガ&アミリ率いる怪人軍団と戦闘を開始した。

あ。因みに街の至る所に現れた他の怪人達の殲滅にはリヒテルさん達が向かっているので悪しからず。
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